アオイホノオ 第4話 モユル、新宿を太陽にほえろ走りする!
モユルが夢の中でトンコ相手にカリオストロの城のルパンがクラリスに再会して抱こうとして我慢するシーン。髪の毛が逆立っているのが嬉しい。いいじゃないか。昭和のアニメはこうでなくては。
999の鉄郎とメーテル、あしたのジョー(相手は世界一の男、ホセ・メンドーサ!)、ありがたや~。
漫画アニメのカッコイイ男のは命がけで戦うが、寄り添ってくれる女の子とは決して付き合ったりしない!カッコ良く去って行くものなのです。
後の草食系である。
庵野のアニメにどん底に突き落とされたモユル。
こんな田舎の学校にあんなヤツが一人いるということは、都会に出たら約30人はいる。耐えられん。その30人に負けるのが俺には耐えられん!
そもそも俺は漫画に向いてるんだ。
そうだ。俺は漫画家になるんだ!
31人目になれば良いじゃないかと思う42才。
上京して出版社に向かう準備はできた!心の準備だけはもう完璧だ!
しかし6月時点で半分描き上げていたきっちゃんより早く出来上がってしまう。
何を描こうかとモユルが開いたアイディアノートのざっくりさ加減たるや。単なる単語。
まず上京してモユルがしたこと。
新宿高層ビル街で太陽にほえろ!のマカロニ刑事の走りのマネ!
本物だ。本物のバカだ!
ああ!心が痛い!中学生時代にスコッチの死に方をマネしていた俺も大馬鹿だ!
モユルがきっちゃんと一緒に「石森章太郎に近づくために」喫茶店で漫画原稿を仕上げる。
喫茶店のウェイトレスが大友克洋の漫画に出てきそうな無表情のアジアン顔だ。居座るモユルたちを睨んでるように見えるマスターはなにげに勇者ヨシヒコと悪霊の鍵の最初に出てきた長老じゃないか。
レスカってレモンスカッシュのことなんですね。
こんないたたまれない状況で描いているのか石森章太郎ォ!!
発想がおかしい。
描いた漫画が有名になれば、向こうから描いてくださいって言ってくる。
プラス思考の方向もおかしい。
インターネットカフェなら時間制なので、モユルみたいにいたたまれないことにはならないと気がつきました。
最後、飯田橋のユースホステルの部屋から夜景を見ながら、
俺はたしかに素人ととして東京に来たが、帰りにはプロになっているかもしれないんだなってね。よ~し!
調子に乗って騒いでいたら、同室のみゆきちゃんに怒られた。
自分でハードルを上げて打ち砕かれるのがモユル。
エンディングの漫画、いろいろ酷い。
余談:GAROに秋元才加が出てました。アイドル辞めて良かったんじゃないかと。筋肉カッコイイし。
>新宿高層ビル街で太陽にほえろ!のマカロニ刑事の走りのマネ!
本物のBGMを使わず、柳楽優弥が自分で口ずさむのがよかったです
ヒロミにあまり絵がうまくないとズバリ指摘されて、冷静に答えてるように見えてしっかりダメージを受けてるのがわかるのもよかった(笑)
投稿: おじゃま丸 | 2014/08/09 15:29
おじゃま丸さん、どうも
>本物のBGMを使わず、柳楽優弥が自分で口ずさむのがよかったです
非常にいいです。
>ヒロミにあまり絵がうまくないとズバリ指摘されて、冷静に答えてるように見えてしっかりダメージを受けてるのがわかるのもよかった(笑)
言い切る割には指摘されると動揺してます(笑)。
投稿: 竹花です。 | 2014/08/09 17:50