孤独のグルメ4 最終回 恵比寿の海老しんじょうと焼きおにぎり カブって優しい人だ

オブジェのようでオブジェでない。最終回のようで最終回でない。それが孤独のグルメ。

恵比寿様は漁業の神様なのか。

吉野屋とかは当たり前のようにスルーしていく。そして神社に寄っていこうとしたら、お爺さん（石橋蓮司だ）が100円ライターを落としたので拾ってあげる。

これ高かったんだよ。と笑うおじさん。

いいじゃないか。

神社でお参り。縁結びの神様だったのか。グルメの神様だったのか。

クライアントの喫茶店にカバのマーク。店の名前はhippopotamusじゃなくてhippo*tamus。使うのはアフリカの豆なのか。

こじゃれた店内で良い感じで上品なコーヒー淹れてるマスターが、オブジェのようでオブジェでないという面倒な客になるとは斜め上をいく展開。

徳島県出身の香川さんもいれば、香川県在住の徳島さんもいる。そういうことです。

≪そういうことって？≫

西中島南方駅　北口で　東野圭吾　サイン会。

≪一体何の話をしてるんだ？　オブジェだ。≫

要するに普通じゃないオブジェを探してるんですね？

普通の幸せ、普通の家庭、普通に美味しい。普通ってなんなんでしょう？基準があるんでしょうか？

≪なんだ？この底なし沼のような会話。出口はどこだ？≫

最終回なのに出口のない会話。笑いの中にシュールあり。

マスターが五郎のタバコを取って手品を始める。途中で五郎がタバコを取り上げた！

面倒くさい客で苛立つ五郎、早めの夕食を食べることする。

神社で会った爺さんが飲み屋の前でタバコを吸ってる。飲み屋の大将だったか。一杯奢ってやると、なかば無理矢理入れられた。100円ライターで一杯奢ったら100円ライターの方が高くつくけど、そのあたりは恵比寿様なんでしょうか。

「お帰りなさい」って若い女子二人に出迎えられるのか。メイド喫茶のようだが、メイドよりはトマト豆腐。眼鏡掛けた娘さんいいねえ。

最終回は量は少ないから最後のラストスパートがないんだな。だがそれもいい。

「焼きオニ」のおかずは海老しんじょうとアジフライにしたはずなのに先に食べてしまった。たしかに美味そうだった。

おかずにカブの白湯スープを追加注文。

繊細な味付け。まるで俺の味の好みを知っているかのようだ。

カブって優しい人だ。

ジャコを混ぜたご飯を握って焼く。たまりませんな。

このお握りはラストスパートしたらダメだな。ゆっくり頂く。素晴らしい最終回。

きっと良い飲み屋って飯も凄く美味いんだ。下戸よ尻込みすることなかれ、敵陣にごちそうありさ。

食ったら帰る。長居は無用。それが下戸の兵法。

あれ原作者が出てこないぞ。

出てきた！飲んべえ役だ。

帰るときは「行ってらっしゃい」なのか。

また寄ってよと外でタバコを吸ってた店屋の大将が五郎に声を掛ける。

帰ってきますと五郎。

シーズン5を期待していいのかな。
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