軍師官兵衛 第四二話 太閤の野望 三成に追い込まれる官兵衛
日本軍はソウル(漢城)はおろかピョンヤン(平壌)まで攻め込んでいたのか!ギレン総帥の言葉を借りれば、我が軍は圧倒的じゃないか。
自分の失態を官兵衛になすりつけて秀吉の怒りの矛先を官兵衛に向けさせ、それで黒田家を陥れようとする石田三成、お前は半沢直樹の大和田常務か!
秀吉と三成と官兵衛のやり取りが騙されるとわかったときの怒りに震える半沢直樹みたいで面白かった。
しかし漢城を占領したものの、朝鮮王を取り逃がす。そして兵站の海上輸送を狙われて米がが底を突き、ゲリラ戦にやられた。
侵攻当初、現地の農民は案外、日本軍に協力的だったという。でなければ釜山の上陸開始から1か月で首都・漢城を占領し、その1か月半後には平壌を制圧(ウィキペディア)。
三成から渡された子供の絵みたいな地図だけで攻め上った日本軍は凄い。
朝鮮王国の立場から見れば自衛軍は大事だなと。結果、明国の力を借りて日本軍を撃退しなければならず、明国の属国から抜け出せない。強大化する人民解放軍を前にしてアメリカ軍が頼りというのではアメリカの属国になってしまいますよ。沖縄の基地反対派は中国の属国に戻りたいのかも知れませんが。
官兵衛は一旦、漢城まで軍勢を撤退させて明国軍が攻めてきたところを返り討ちにしてから明国との交渉を始める。これは史実かどうかよくわからないですが、交渉を進める上では正しいでしょう。
秀吉・日本軍の侵攻の過程が朝鮮戦争の動向と似てますね。中国軍が攻めてきて交渉してお互い引き分けで終わるところまで。
明国との和睦において秀吉が無理難題をふっかけるが、官兵衛は秀吉の親書を燃やして隠滅。史実かどうかは知りませんが、日本軍を助けるためのこのブラック官兵衛の背信、いいじゃないか。
三成は朝鮮出兵の失敗の責任が自分に向かないように、出兵に反対していた官兵衛が三成ら奉行を助けなかったからだど秀吉に嘘を言う。さらに三成、一緒に名護屋城に帰ってきてほしいと懇願したのは官兵衛をはめる罠。秀吉は官兵衛に帰ってくるなと命じていた。
自分の失態を官兵衛になすりつけて秀吉の怒りの矛先を官兵衛に向けさせ、それで黒田家を陥れようとする石田三成、お前は半沢直樹の大和田常務か!
秀吉・日本軍の侵攻の過程が朝鮮戦争の動向と似てますね。中国軍が攻めてきて交渉してお互い引き分けで終わるところまで。
明国との和睦において秀吉が無理難題をふっかけるが、官兵衛は秀吉の親書を燃やして隠滅。史実かどうかは知りませんが、日本軍を助けるためのこのブラック官兵衛の背信、いいじゃないか。
三成は朝鮮出兵の失敗の責任が自分に向かないように、出兵に反対していた官兵衛が三成ら奉行を助けなかったからだど秀吉に嘘を言う。さらに三成、一緒に名護屋城に帰ってきてほしいと懇願したのは官兵衛をはめる罠。秀吉は官兵衛に帰ってくるなと命じていた。
自分の失態を官兵衛になすりつけて秀吉の怒りの矛先を官兵衛に向けさせ、それで黒田家を陥れようとする石田三成、お前は半沢直樹の大和田常務か!
官兵衛が貴様、そこまでするかと三成にめっちゃ怒ってる。
10年後の1603年に官兵衛の倍返し来るぞ。
命令に背いたと官兵衛に激怒し(出兵に失敗した鬱憤もあって)秀吉が杖で官兵衛を叩こうとする(斬り殺そうとした?)が、官兵衛に睨み返されてやめる。でも蟄居を命じられる。官兵衛は荒木村重に捕らえられて死にそうになって、今度は利休みたいに切腹させられる危険が迫る。名軍師だけど以外と世渡りがうまくないので大波乱の人生。
秀吉と三成と官兵衛のやり取りが騙されるとわかったときの怒りに震える半沢直樹みたいで面白かったです。
一方、三成は朝鮮に出張って、自分は戦わないけど、君たちの働きぶりは太閤殿下に報告しますからねみたいな態度を加藤清正とか長政の前で言う。大名を敵に回し、己の保身のために官兵衛を陥れる。軍師策に溺れるを地で行く三成。
10年後の1603年に官兵衛の倍返し来るぞ。
命令に背いたと官兵衛に激怒し(出兵に失敗した鬱憤もあって)秀吉が杖で官兵衛を叩こうとする(斬り殺そうとした?)が、官兵衛に睨み返されてやめる。でも蟄居を命じられる。官兵衛は荒木村重に捕らえられて死にそうになって、今度は利休みたいに切腹させられる危険が迫る。名軍師だけど以外と世渡りがうまくないので大波乱の人生。
秀吉と三成と官兵衛のやり取りが騙されるとわかったときの怒りに震える半沢直樹みたいで面白かったです。
一方、三成は朝鮮に出張って、自分は戦わないけど、君たちの働きぶりは太閤殿下に報告しますからねみたいな態度を加藤清正とか長政の前で言う。大名を敵に回し、己の保身のために官兵衛を陥れる。軍師策に溺れるを地で行く三成。
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コメント
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三成に騙され秀吉の逆鱗に触れた官兵衛を半沢直樹に例えたのはナイスだと思います。ガンダムなら「謀ったな、三成!」でしょうね。次回から如水になるようです。
秀吉と茶々(信長の姪)との子は信長の血を受け継いでいる。秀吉は信長の血縁や世界進出の夢を継ぎたかったのでしょうが、信長と同じようにはいかなかった。朝鮮出兵という手荒な形で行われてしまったのが残念です。
投稿: ぽよっぽ | 2014/10/20 01:08
ぽよっぽさん、どうも
>ガンダムなら「謀ったな、三成!」でしょうね。次回から如水になるようです。
それで三成に「坊やだからさ」って言われるんですね。
官兵衛の公式サイトに竹中直人のインタビューがあって、秀吉は信長の血縁や世界進出の夢を継ぎたかったのでしょうが、その根底にあるのはコンプレックスだったんじゃないかと書いてました。そう思います。コンプレックスで政治をすると最後は破綻しますね。
投稿: 竹花です。 | 2014/10/20 08:25
官兵衛は軍師としては申し分ないけど、三成はほんの隙を突いて、自分の失策を官兵衛に擦り付けたのでしょうね。
利休の時は噂をチクって切腹に追い込むなど、三成、相当厄介な奴です。
投稿: ぽよっぽ | 2014/10/20 09:17
ぽよっぽさん、どうも
「官兵衛」の三成は厄介ですね。利休や官兵衛を追い落とすための讒言は朝日新聞の捏造記事みたいなものですね。仏の官兵衛も憤怒するのも当然です。
投稿: 竹花です。 | 2014/10/20 13:26
追記:「天使のように大胆に、悪魔のように細心に」と黒澤明が言ったそうですが、三成の戦略や権謀術数はこのあたりが欠落しているように描かれます。
投稿: 竹花です。 | 2014/10/20 13:46