ブリッジ2 最終回 やはりすべては始めに戻る
濃厚な最終回でした。すべては始めに戻るというオープニングの曲どおり、事件はすべてはじまりに戻った。マーティンがイェンスを殺すとは思わなかった。シーズン1にまで戻った。
第9話は肺ペストを広めて、毒殺したりテロ計を起こしたのはメディソーヌスのCEOのヴィクトリア大好きすぎる変態兄のオリヴェルが犯人だったのか、最終回はこれでどう展開するのかと思っていたら、最後にサーガがミッケル・フストのカードキーの出入り履歴を調べて犯人はもう1人いることに気づいて終わり。
第10話は奥さんに離婚を切り出されたマーティンがイェンスの幻影をまた見るようになったからそれが解決するかと見ていたら全然違いました。大どんでん返しの濃厚でした。
オリヴェルの奥さんゲアトルツが関係あるだろうなと予想はしていましたが、まさか水酸化カリウムで溶かされた死体が致死率100%「細菌兵器を隠すためだったのか。奥さん、ヴィクトリアを助けるフリしてEU会議でウィルスをまき散らすのに利用したのか。ヴィクトリアの鎮痛緩和剤(モルヒネ)に細菌を入れるとか、血も涙もない。環境テロリスト恐るべし。この人はシーズン2の最初から出てくるので、「すべては始めに戻る」というOPの曲どおりでした。オリヴェルの犯行はサイドラインで事件の本筋はサーガが睨んでいた通り。
ペアニレがサーガの指示のせいでウィルスに感染しちゃって最後は拳銃自殺。エグイ。サーガは自分がアスペルガーのせいで代理ミュンハウゼン症候群の母のせいで苦しめられていた妹を救えなかったトラウマを抱えていたので、またも救えないとトラウマが深まったはず。さらにマーティンがイェンスを殺しちゃって、サーガがマーティンの犯行を証明してしまう。結局、サーガはシーズン1のでマーティンを撃ってイェンスを殺すのを防いだけれども、最終的には防げなかった。すべては始めに戻った。サーガは理解者であり唯一の友達をうしなった。渋い終わり方ですな。
オリヴェルの犯行とゲアトルツの犯行が同じ状況・人間関係の中で発生しているので捜査が混乱したんですね。
OP曲はこのドラマにあってます。タイトルは虚ろな話(中身のない嘘)とか言う意味だと思います。
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コメント
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このライブでの演奏もいいですね。スウェーデン/デンマークのドラマなのに歌は英語なのかと思ったのですが、歌ってる人はデンマークの人なんですね。口髭はないほうがいいような気がしますがデンマークではあれが普通なのか
単独で聴くよりドラマでうまく使われると強烈に印象に残る曲のような気がします。
投稿: おじゃま丸 | 2014/11/15 19:05
おじゃま丸さん、どうも
英語の曲が選ばれたのはスウェーデンとデンマークの合作だからでしょうかね。
北欧は英語で歌うバンドがちらほら出てきますね。
90年代のマザザリンストリートとか
https://www.youtube.com/watch?v=ZCLSnNNCJOQ
髭といえば、フーファイターズのボーカルもこんな感じですね。欧米のスタイルなんでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=SBjQ9tuuTJQ
ベストアルバム出すみたいです。
ブリッジが好きなら蟲師もお勧めします。
投稿: 竹花です。 | 2014/11/15 20:08