インターステラーは傑作です。
バットマンを監督したクリストファー・ノーランの作品。最初見ていると宇宙戦艦ヤマトみたいな話かと思っていたのですが、それは序盤でした。3時間があっと言う間。あれとは打って変わって宇宙が繊細で美しい。「2001年宇宙の旅」と同じく宇宙空間で一切音がしない!それなのに面白い!
本気の程がわかります。(スペースオペラじゃない)。映画館で見た方がいいですね。宇宙は広大で、宇宙船は小さい。
主役のマシュー・マコノヒーって「コンタクト」にも出てました。あれもなかなかいいSFでした。
地球の植物がダメになり始め、元NASAの人たち(当然マイケル・ケイン)が土星にできたワームホールを使って別の銀河に向かい居住できる惑星を探して人類を救うヤマトのような話(正確にはヤシマ計画)なのですが、この映画の肝は宇宙旅行じゃない!五次元空間だ!
ゴジラも良かったですが、これは本当にいい。インセプションもそうですが、SF設定を生かした人間関係を描くのがまあ上手。
事象の水平線(イベント・ホライズン)というのがひとつのキーワードです。
ヤマトというより、「トップを狙え」に近い(アクションはほとんどないですが)。
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コメント
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インターステラ―よかったですか。
コンタクトもおもしろかったですね。僕は小説版の2001年でボーマンがスターゲートを越えて銀河の彼方に行くときの恐ろしいまでの孤独感が好きなのですが、映画ではそこはあまり表現されてないんですよね。で、コンタクトを見たとき、ジョディ・フォスターが球体に入って旅をするときの不安感がすごくそのイメージに近かったので「これは90年代の2001年だ」(部分的に)と思いました。
投稿: おじゃま丸 | 2014/12/18 21:15
おじゃま丸さん、どうも
SF映画の傑作は新しい何かが見られると思うのですが、それがあります。5次元空間はやられました。
2001年のボウマン船長が越えちゃった感じがインターステラーにも佳境で出てきます。そういう意味では2010年代の2001年ですね(2010年という続編もありましたね)。孤独感もひとつのポイントとして出てきます。あと嘘もポイントになっていて、アポロの月面着離がアメリカの歴史の教科書から削除されているという凄い設定になってます。ディスカバリー号のHALも嘘ついてました。
インターステラーにもコンピューター出てきます。旧海兵隊の治安ロボットとかいう。ただの四角い箱が。なんだこの酷いデザインは!と最初思ったのですが、モノリスですね!走ると凄くカッコイイです。クリストファー・ノーラン監督の視覚センスは素晴らしいです。
トウモロコシ畑をピックアップトラックで疾走するところもいいです。
いろいろ矛盾があるらしいですが、全然気がつかなかったです。
投稿: 竹花です。 | 2014/12/18 21:53