胃ガンで亡くなり方にもいろいろあるなと。
岸ユキという女優さんの旦那さんが胃ガンで亡くなったそうですが、ウチの場合と随分違うと思ったので参考までに書きます。
母の場合、胃ガンとわかって1年半で亡くなりました。発見された時点ですでに胃ガンが肝臓に転移していたので、岸さんの旦那さんと同じステージIVという診断になります。胃ガンは重粒子線治療とか使えないそうなので、抗がん剤による治療のみとなりました。途中、幽門が胃ガンで塞がって食べ物が食べられなくなったので胃を半分切って肺みたいに二つの袋にしてまだ大丈夫な胃と腸をつなぐ手術を行いました。
それから1年ほど抗がん剤治療を続けましたが、結局抗がん剤は効かなくなってガンが肝臓のほとんどを埋め尽くしました。ここまで入院したのは三回だったと記憶しています。
それで昨年12月に入院してもう抗がん剤は使えないと言われました。肝臓もほとんどガンだらけという状態です。ここで最悪どれくらいしか生きられないと言ってくれればいいのですが、説明されませんでした。
年が明けて母が家に帰ってくる段取りを進める中で延命治療はしない、在宅看護という選択を取りました。それで家に母が帰ってきて在宅看護の先生に言われたのは、もってもあと2週間ぐらいだと。それで容態が急変しても救急車を呼ばないこと。延命治療は拒否したからです。それに助かる見込みもありません。
その代わりというか、どうやって死んでいくか体に起こる変化が説明された紙を貰いました。実際、そのとおりに体の変化が起こっていきます。まず亡くなる1週間前にベッドに寝たきりになる。食事はできないので与えません(肝臓がほとんど死んでいるので食べても無駄です)。水で定期的に口の中を湿らせます。猛烈に痛くなってきたら、かなり強力な麻酔を座薬で使います。それを使うと意識はほとんどなくなりますが、痛いよりはマシだと思います。最後になるとむくんでいた体が細くなります。毛細血管が浮き出てきたらかなり死期Gは近いです。呼吸が早くなります。最後は喉に痰が絡んだような音がしてそれを最後に亡くなりました。
岸さんの旦那さんは急に亡くなったみたいですが、母の場合は階段を降りていく感じでした。
お世話になったのはホームケアクリニック札幌のこの先生と看護師さんの方々です。
それで昨年12月に入院してもう抗がん剤は使えないと言われました。肝臓もほとんどガンだらけという状態です。ここで最悪どれくらいしか生きられないと言ってくれればいいのですが、説明されませんでした。
年が明けて母が家に帰ってくる段取りを進める中で延命治療はしない、在宅看護という選択を取りました。それで家に母が帰ってきて在宅看護の先生に言われたのは、もってもあと2週間ぐらいだと。それで容態が急変しても救急車を呼ばないこと。延命治療は拒否したからです。それに助かる見込みもありません。
その代わりというか、どうやって死んでいくか体に起こる変化が説明された紙を貰いました。実際、そのとおりに体の変化が起こっていきます。まず亡くなる1週間前にベッドに寝たきりになる。食事はできないので与えません(肝臓がほとんど死んでいるので食べても無駄です)。水で定期的に口の中を湿らせます。猛烈に痛くなってきたら、かなり強力な麻酔を座薬で使います。それを使うと意識はほとんどなくなりますが、痛いよりはマシだと思います。最後になるとむくんでいた体が細くなります。毛細血管が浮き出てきたらかなり死期Gは近いです。呼吸が早くなります。最後は喉に痰が絡んだような音がしてそれを最後に亡くなりました。
岸さんの旦那さんは急に亡くなったみたいですが、母の場合は階段を降りていく感じでした。
お世話になったのはホームケアクリニック札幌のこの先生と看護師さんの方々です。
この小説はなかなか面白いです。テレビドラマも良かったです。
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