軍師官兵衛 最終回 我が一生に悔いなし
関ヶ原の戦い、馬がたくさん走ってるとワクワクしますな!
まさか関ヶ原の戦いが1日で決着がつくとは官兵衛も思わなかった。それはガッカリですよ。九州のうち七ヶ国も平定したのに。息子の長政が家康に右手を取って活躍を褒めて貰ったと喜んだら、思わず言ってしまいますよ。
その時、お前の左手は何をしておった?
勝って安心しきっている(養子にした姪も妻に出している)家康を殺せとはさすがダーク軍師官兵衛。
今川義元を奇襲した桶狭間の戦いや本能寺の変を超える大どんでん返しが待っていたかも。
でも結局は家康と胸襟を開いて話し、家康が自分の夢は自分が死んでも大乱が起こらない世を作り上げることだと聞き、官兵衛が家康に頭を下げた。
生涯戦に負けたことがなかったが、今回は負け申した。負けて悔いなし。
息子に超えられたのう如水殿と家康。跡継ぎに恵まれ、羨まし事よと。
家康の息子(次男)の秀忠は凡庸だったようですし。
死期を察した官兵衛は長政を呼んで、お前は関ヶ原の時に自分を超えたと褒めた。それで善助に兜「赤合小」を譲った。
善助がかぶりを振った。これはこれからも大殿がかぶり続ける兜でございます。
この兜はワシじゃ。ワシの魂をお主に託す。
嫌じゃって善助が泣き出す。
ここはぐぐっときましたね。
官兵衛の死に方よかった。
「悔いが思い浮かばぬ」って名言ですな。
後藤又兵衛は大坂夏の陣で豊臣方について戦死。戦国時代の終結。
最後は光の「殿、よく生き抜かれましたな」で終わり。
確かに石田三成も安国寺恵瓊も斬首になったし。
キレイに終わりました。戦国武将としては大物ですが、信長とかよりは影の薄い人物もなかな面白かったです。主人公の暗黒面を出してくるし、大河として結構頑張った方だと思います。目線が全国じゃなくて播磨というのもいいですね。毛利と織田に挟まれた黒田家の立ち回りとか。
そして1月1日は22時15分からタイムスクープハンタースペシャル!「お正月パニック、改暦大騒動」ですよ!
妄想ニホン料理もやるようで、久しぶりに元旦から見られる番組やります。そして3日はブラタモリ特選。
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コメント
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1年にわたるレビューお疲れ様でした。
兵庫県在住の私は、自分の住んでいる場所の近くで起こった出来事に驚いて観ておりました。
姫路時代はまだ青臭い部分のあった官兵衛でしたが、竹中半兵衛に導かれ、幽閉を経て軍師として成長していく様子や、信長が本能寺の変で斃れた後、秀吉と二人三脚で天下統一を実現。秀吉の死後は自らの意思で天下取りを狙う様子は見事でした。
関ヶ原の終結で天下への夢が消えた如水が、家康の構想に感銘を受け、あっさり身を引き、長政に親父越えを認める。やりたいことはやりつくしたのでしょうね。
如水の死の床で井上九郎衛門が鼻水出るまで泣きじゃくっていたのが意外でした。大坂夏の陣は駆け足でしたが、豊臣家が滅びゆく悲哀感はしっかり伝わってきました。
新たな天下人となった家康にも敵は多かったと思いますが、それは再来年の真田丸までお預けですね。
岡田官兵衛は大みそかは紅白歌合戦で歌います。頑張れ!
投稿: ぽよっぽ | 2014/12/23 18:21
ぽよっぽさん、どうも
もう1年ですね。住んでるところにはどこにも歴史がありますね。
そう言われて、トーキングヘッズのシティ・オブ・ドリームズという曲を思い出しました。
http://youtu.be/B3RFuJ15U_k
英語の歌詞ですが:
http://www.lyricsfreak.com/t/talking+heads/city+of+dreams_20135106.html
Here where you are standing
The dinosaurs did a dance
The Indians told a story
Now it has come to pass
The Indians had a legend
The Spaniards lived for gold
The white man came and killed them
But they haven't really gone
(中略)
We live in the city of dreams
今立っているところは
恐竜が踊り
イオンディアンが物語を語った。
今はもう過去となった。
インディアンには伝説があった。
スペイン人は黄金を求めた。
白人がやってきて、そして殺した。
でも白人は過去とならなかった。
僕たちは夢の町に生きている。
という歌を思い出しました。道路の下には歴史が詰まってるのかなと。
いい成長物語でした。天下を獲れないし、戦死もしない。どういう結末にもっていくかと思ったら、家康の労いでした。
>関ヶ原の終結で天下への夢が消えた如水が、家康の構想に感銘を受け、あっさり身を引き、長政に親父越えを認める。やりたいことはやりつくしたのでしょうね。
家康は如水の気持ちを汲んでますし、秀吉と違って如水が軍師の職を固辞するのも許したし、250年続く幕府を開ける器だったのでしょう。
関ヶ原は徳川の圧勝だったとはいえ、秀忠の到着が遅れたおかげで諸大名も活躍し、幕藩体制という連邦国家(ゆるい国家)が出来上がったからこそ、徳川家は持ったのかもしれませんね。如水が動いてなければ徳川幕府の絶対王政が構築され、また反乱が起こってそこに欧米列強が介入してくるという悲惨な状況が待っていたかも知れません。如水が三成と家康の抗争を長引かせようとして、国家安泰につながったと考えると如水あっぱれです。
紅白はもうフサフサ官兵衛ですね。
真田丸は三谷幸喜ですから期待しています。
投稿: 竹花です。 | 2014/12/23 20:20