花燃ゆ 第17回 「松蔭、最期の言葉」 清々しい良い死に様でした
死んだ寅次郎が両親のもとにさりげなく現れるというのが、ぐぐっときました。松下村塾の塾生にはあえて声をかけず、見ているだけ。
井伊直弼の高橋英樹が悪い顔してるなあ。
寅次郎がなんとなくキリストぽい。
「お白州」での取り調べで同情してくるのは相手から本心を聞き出そうとするのは罠だ。
寅次郎が罠にわざと乗った。老中間部を京都で待ち伏せて諫めようとしたと言う。(本当は暗殺しようとしたけどね)。駄目かと思ったけど、井伊直弼に自分の意見を伝えることには成功。しかし逆鱗に触れて死罪に。
牢獄に面会に来て寅次郎がいなくなったら指針がなくなると嘆く高杉晋作に藩主に対する忠義を貫けと説く。
愚直に己を貫く時、君は君と笑い、君と泣き、君を慕い、
そうした者たちの中で必ず輝く。
いい台詞だな。
寅次郎、笑って死んでた。やり遂げたんでしょうね。
「英雄たちの選択」で井伊直弼は幕府の官僚が「開国」で一致していて、攘夷を叫ぶ水戸藩の徳川斉昭を押さえる対抗馬として譜代大名筆頭の井伊直弼を担いだみたいな話をしてました。直弼は教養人(茶道オタク)らしく豪腕の政治家という性質の人間じゃないけど、幕府を守るために本当に死ぬ覚悟で安政の大獄をやったみたいです。
そういう意味では寅次郎と似ています。
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