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2015/05/08

トータルリコール 2012年版 元カノが今の嫁から男を奪う話

シュワルツェネッガーのトータルリコールの方が面白いですが、2012年版も悪くない(原作はこっちの方が近いそうですけど)。でも個人的にはコロニーは火星の方が良かったかな。ダイハード4の監督ですが、ダイハードより面白い。

記憶をいじるっていうのが攻殻機動隊ARISEの擬似記憶と同じでそういう目線でみると攻殻機動隊と実写スピンオフぽい。

攻殻機動も「非核大戦」が起こっていて、2012年版も化学兵器を使った戦争で地球の大半が居住不可能になっているという。あとミュータントが出てこないのが残念。でもそれを出せないのは時代ですかね。

あえてシュワルツェネッガー版と似ていて変えてきている点もあるなと:

これは擬似記憶だからメリーナを殺せと友達の(はずの)ハリーにクエイドが言われるところ、シュワルツェネッガー版では説得にきたリコール社の人間に化けたエージェントの汗だったけど、2012年版ではメリーナの涙になってます。

クエイドの偽妻が偽物だとばれるまでアメリカ英語ぽいのに、偽嫁だとばれたらイギリス英語になったのスッキリした。

シュワルツェネッガー版の偽妻の上司がいなくなって偽妻が引き継いだおかげで、話の軸が元カノに男を奪われた現在の偽妻の執念を見るようで面白かった。

通関でクエイドが化けているのがシュワルツェネッガー版だとおばさんで滞在期間は2週間というところ、同じなのですが、2012年版ではその後ろのアジア系男性だった。






シュワルツェネッガー版の方が漫画ぽいですが、ぐぐっときますな。コーヘイゲンの頭が膨らむのも欲しかったなあ。

最後のどんでん返しがシュワルツェネッガー版だと「タイムリコール」オチだったのに、2012年版ではラスボスがコーヘイゲンじゃなくて偽嫁だった。偽嫁が元カノに化けて殺そうとするのが、危険な情事の狂気のハサミおばさんみたいでよかった。

アリかナシかで言えば、全然アリですけど、ミュータントに代わる何かが欲しかった。

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コメント

古いほうのトータルリコールはいつ観ても楽しいいい映画ですね。Two weeksのおばさんとか目が飛び出るところとかギャグ一歩手前なんですがなんかいいです。あと鼻からお玉出しシーンとかも。
火星の赤い大地を列車が走っていくシーンも好きです。
あの映画の一番の矛盾は、記憶と性格はイコールではないのでハウザーが悪い奴だったのなら記憶を書き換えられたクエイドもやっぱり悪い奴なんじゃないかっていう点ですね。原作には主人公はもともと火星に興味があり、記憶を書き換えてもそこは修正できなかったっていう記述があったと思います。

おじゃま丸さん、どうも
>古いほうのトータルリコールはいつ観ても楽しいいい映画ですね
リアルタイムで見られた特権ですね。

腸内細菌のバランスが性格に影響するらしいですから、記憶を変えても性格はすべては変わらないかもしれませんね。

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