歴史秘話ヒストリア 伊400 当時最大の潜水艦
戦車のドイツ、軍艦の日本。当時最大の潜水艦と聞いただけで高まります。変態的な日本の海軍技術力。14サンチ砲も見られました。
伊四百型潜水艦は全長122m。自衛隊の最新鋭のそうりゅう型潜水艦は84mなのでいかに大きいかがわかります。(大きければいいというわけではないです)
写真がありました。
動画もありました。
潜水艦からニューヨークやワシントンに戦略爆撃を行うという山本五十六の発想力も恐るべし。現代の巡航ミサイルを搭載した潜水艦みたいじゃないですか。
航空機格納庫を設けなければならないけどただ船体の上に格納庫を取り付けると安定性がなくて転覆してしまう。そこで船体を横に2つ並べて安定性を高めて、その上に格納庫を設けるという斬新な発想。これは大きなトンネルを掘るときに2つのトンネルを横に並べるやり方にも通じます。
搭載した春嵐も小さな格納庫に3機収めるために主力を90度曲げて折り畳むとかフロートは外すとかこれはもう「変形」。変形ロボットの原型はここにあったか。百式司偵みたいな流線形の良いデザインじゃないですか。
それを復元して飾っているっていうスミソニアン博物艦もなかなかの変態です。
生き残った伊400の乗組員の一人がスーパーの会長になっていたのですね。人生どうなるかわかりません。玉音放送を傍受して艦長が特攻をやめて帰投するとか、まるでクリムゾンタイドみたいな話です。
韓国の潜水艦建造がうまく行っていないようですが、技術というものは受け継いでいかないと作れない。連続性が必要なんでしょうね。
呉の自衛隊基地にちょろっとヘリ空母が映ってた。潜水空母の話にヘリ空母とは感慨深い。あと伊400の艦内は呉にある潜水艦の博物艦ですね。あれもかなり大きい印象があったので(写真1、写真2)、伊400って相当でかいです。
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