英国一家、日本を食べる第10話 箸の流儀 アスガーの持ち方が芸術的

箸の持ち方は恋と一緒だ。マニュアル通りじゃうまくいかない。

一番大事なのは相手への思いやり。

と分かっているのに相手が見つからないのはなぜか？

アスガーが回転寿司にフォークとナイフを持参して食べる珍妙な行動に出た。

正しい持ち方が分からなくなって芸術的。手の関節と重力を無視した持ち方をしている。

苦労して箸の持ち方を矯正したのに、築地を案内してもらった寿司屋の大将に手で食べてもいいですよって。大切なのは思いやりっていうけど、

しかしその「思いやり」っていうのが一番難しい。

頑張った挙げ句、すべて無駄に終わるという展開、「食の軍師」ではないですか。

食の軍師、鰻の軍師。今回は特に脂がのってるなあ。力石のみならず、鰻屋の店主までも本郷の敵。

女性整体師でウハウハしてマッサージに臨んだら（コートを着たままという変態さん）、前立腺が弱いですねと責められる。そこから精力がつく鰻重へ戦車のごとき単騎突破。

行列キライ。だけど後には退けない。しかし前には力石。

そして鰻屋「絶倫侍」（名前がド直球だな）の店主は女性客の化粧の臭いにも腹が立って出ていけという暴君。まさに董卓！本郷がくりからにワサビを頼んだら、店主が激怒！本郷が怯える。ひでえ面白い。在日ファンクの浜野謙太は癖のある役がはまる。少し痩せた？

本郷が店主に媚びるのがメチャメチャ笑える。

本郷は力石に良いところを見せようとして鰻重が胃にもたれると思ってお新香を頼んだのに鰻重がさっぱりしていて無駄になる。力石はご飯の間に鰻が挟まってる二段重ね。さらにとろろまでも！裏メニューは卑怯だと力石に負け惜しみを言う本郷。だが実は普通にメニューに書いてあった！

本郷、いつものごとくひっくり返る。

うちの亭主にも見習って欲しいわ～とお客のご婦人。前立腺が回復したようでなにより。

来週で終わりか～。残念です。