花燃ゆ 第23話 夫の告白 負け組の玄瑞、勝ち組の晋作
攘夷が失敗して長州が朝廷から追放されて、玄瑞が俺が一人走って、なんでいつもこうなると畳みを叩く。国をまとめるどころか、長州を潰してしまう。俺の至誠が、真心が足りんのじゃろうかって悩む。
ナレーションが池田秀一ですよ。
ぼうやだからさ。
結局、攘夷を断行したのは長州だけ。八月十八日の政変で長州は薩摩・会津によって朝廷から追放される。夷狄に負けたんだから当然ですよ。攘夷を決行する玄瑞を誉めて、自分たちが追放されたら、玄瑞を田舎者の医者風情がと誹謗中傷するお公家さんは現代の民衆みたいですね。悪いのはみんな政治家のせい。
高杉晋作が奇兵隊を離れて政務座役に抜擢される。
久坂玄瑞は負け組、高杉晋作は勝ち組です。
戦う、戦わないのタイミングを読むのも政治家に必要な能力。
来島又兵衛が出た!禁門の変を招いた張本人といえる武闘派。
玄瑞の動きを探っていた辰路が薩摩藩士に裏切られた。なにもどう頑張っても報われない、呪われてるという辰路に玄瑞は同情して(同情されて)一晩をともにしてしまう。
幸せなあんたの奥方さんは、あんたの心の本当の真ん中には触られへん。
凹んでる男子には破壊力絶大な一撃です。この大河、富永有隣の「生きて腐って呪え」とか。たまに凄い台詞吐く。
破滅的な感じがリービングラスベガスの主人公の2人みたい。
ようやっと中間あたりにきましたが、久坂玄瑞が未だにパッとしませんね。八月十八日の政変もスピーディーに終わったし、しかも久しぶりに再会した文に浮気を告白。何だか哀れでした。
主人公の夫なのだからもう少し頼もしいところを観たいのですが、最期に見せ場があるのでしょうか。
投稿: ぽよっぽ | 2015/06/11 00:46
ぽよっぽさん、どうも
>主人公の夫なのだからもう少し頼もしいところを観たいのですが、最期に見せ場があるのでしょうか。
確かに何か見せ場が欲しいところですね。蛤御門の変がまさに最期の見せ場になるかどうかです。
投稿: 竹花です。 | 2015/06/11 10:32