牙狼-GARO- -GOLDSTORM- 翔 第17-18話 牙狼が一皮剥けた感じ
GOLDSTORMは後半になってから展開がいい。大人向け特撮というジャンルを確立したと思う。流牙が閉じ込められる絶望の鏡の空間がシンプルだけといい。あれはCGを使って質感がないのが逆にリアル。
アメリカだったらスタートレックとか普通に大人も楽しめるSFがありますが、日本は無くなって久しかったです。牙狼は随分といいですね。シリーズごとにいろいろ方向性を変えてきます。今回の-GOLDSTORMのストーリーは全部が長い話なんですね。
ガルドの両親が死んで村が全滅した原因がジンガとアメリだったのか。そのジンガとアメリも別の村でホラーを鎮めるために子供を生け贄にされて激昂し、村人を虐殺してホラーに飲み込まれたらしい。ジンガ役の左ポケットの男は上手いと思った。流牙たちに捕まったアメリが助かるための方便だったのかも知れないけれども、迫真に迫ってた。アメリの毒蜘蛛ぷりもねなかなかですよ。
アクションがね他のアクション特撮に比べたら異次元。2つの集団戦を同時並行で見せるっていうのがね凄い。描写が面白いし、わかりやすい。動きまくるカメラワークも好きです。これを見ていたら、日本のアクションはまだ行けると思う。(進撃のナントカは見てないのであれですが、GAROチームなら漫画ともアニメとも違う見せ方があったと考えてしまいます)
絶望して戦いたくない子供に退行した流牙がリアンの声で復活する展開の後、牙狼の黄金の鎧に漆黒が混じってる。さらにカッコイイじゃないか。心の弱さも受け入れた(ホラーを吸収した)黄金騎士。いいぞ。漆黒と黄金って高級感がある。ホラーの要素を取り込んで羽が生えたらさらにカッコイイ。
ガルドが命の危険を顧みずに魔城ラダンの封印に取りかかっていろんなパワーが噴き出すから封印できたのかと思ったら、無理だった。びっくりしたよ!ジンガとアメリに親を殺された真実を新たに出してきたら(少年のガルドたちを助けた松村雄基がジンバとアメリを倒すために自爆するところも出てきたし)、成功への苦悩フラグかと高を括ってたらやられた。
8月15日の日ハム・樂天戦で斎藤佑樹がまさか勝利投手になるかと思ったら、最後にサヨナラ負けっていうのと同じぐらいびっくりですよ。
予約を急ぐんだ!
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