北海道博物館に行って来た ナウマン象が出迎えた
6月下旬に観光のお付き合いで北海道博物館に行って来ました。
北海道博物館がリニューアルされていました。木製戦闘機の主翼もあります。
こんにちは!僕、ナウマンだゾウ!
見上げる感じがカッコイイ。しかし鼻の感じがまったく出てない。
鼻に骨はないからか!
台に立って足を長くみせようとしているか。頭が大きいですな。
上から見ると北海道の上に立っています。ナウマン象が北海道にいたそうです。
実はもう一頭います。
外国人比率が意外と高い。
アイヌ関連の展示が充実しています。アイヌ風に曲が弾ける楽器がよかった。
松前藩(だったかな?)とアイヌ人との交易
対等な立場とは言えないような。アイヌ人は米とか貰ってたそうな。やっぱり米ですね。
北海道の産物:めっちゃでっかい熊の革。
そしてアイヌの交易品を運ぶ北前船
子供の頃、時代劇で「かいせんどんや」っていう用語で海産物を扱っているのかと思ってました。魚屋が悪いことするのかと。「廻船問屋」と知ったのは最近です。
シャクシャインの反乱だ!
ネイティブアメリカンみたいでカッコイイ。
明治に入って屯田兵。
(ウィキペディアから)屯田制を北海道に実施するという考えは、明治初年から様々な方面に生まれていた。そのおそらく最初のものは、徳川家の遺臣を移して北方警備と開墾に従事させようとする榎本武揚の考えで、彼はこの計画を掲げて新政府と箱館戦争を戦った。
中世ドイツ的に言えば国境を守る「辺境伯(マルクグラーフ)」でしょうか。となると北海道はNortseegaw(ノルトゼーガウ)でしょうか。
実際、政府軍に敗れた会津藩の武士が持ってきた刀が飾ってありました。
リアルに「八重の桜」&「マッサン(の余市)」
北海道とサハリンの地図(逆向き)
これが正しい向きです。千島列島を押さえればロシアは太平洋に出られないのがよくわかります。北方領土を返すわけがない。
太平洋戦争(大東亜戦争)末期、日本は木製戦闘機(キ-106)を生産しようとしてました。
増槽ですな。木材でこのクオリティ。
主翼の骨組みじゃないでしょうか。
飛ぶことはできましたが、やはり強度に問題があったみたいです。
小学校の頃、近くの王子製紙の工場に社会科見学に行ったときに木製の戦闘機を作ろうとしてたんですよと工場の人が説明して、胸アツ状態だったのに、引率の女性教師が木で飛行機を作ろうなんて馬鹿ねえとか笑って、イギリスの木製爆撃機モスキートを知らないのか!お前がヴァカだと思いました。
戦後の復興期。北海道といえば石炭でがっちりマンデー状態。
「日本は石炭の力で復興する」っていう標語はCO2が悪者の現代は考えられません。
しかし政府の方針は石油に転換。
政府に寄り添った産業は生きるも死ぬも政府の考えひとつということです。助成金が必要なエネルギー産業は危ういです。
今は亡き定山渓鉄道のロゴ、時刻表、切符。
もう哀愁しかない。それが凄くいい。そそられます。
昔は登れた百年記念塔
北海道建設百年を記念して作られました。
最後に旅行らしいことを。近くにある六花亭で「雪やこんこ」アイス!
この辺に来たら回転寿司のトリトンに行って、これは食べないと。めっちゃ溶けるのが早いのでお持ち帰りできません。好きよりも鮮度が命。
1階の店舗で注文して2階の喫茶店で食べるという独特なシステム。
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コメント
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アイヌと言えば昔修学旅行で行った北海道でムックリという楽器の実演に感銘を受けて買って帰ったのですが、結局どう鳴らすのかわからなかったという思い出があります。
骨格と実物のイメージが違う動物と言えば亀なんかもそうですね。
投稿: おじゃま丸 | 2015/08/15 08:38
おじゃま丸さん、どうも
北海道の中学生が中尊寺に行きました。
ムックリってワールドミュージックぽい独特の味わいがありますね。ネイティブアメリカンの似たような楽器を買ったのですが、音は出るには出るけれども音程は難しかったです。
亀も生きてるものを知らないで、骨格だけ見たらチュパカブラみたいな偽物とか言われそうです。
投稿: 竹花です。 | 2015/08/15 09:54