アクエリアス 刑事サム・ホディアック 第1話 単なる殺人犯を追うドラマではなかった。

これは精神的に来た。Ｘファイルのスカリーだったジリアン・アンダーソンのThe FALLに続いてモルダー役のデイヴィッド・ドゥカヴニーのアクエリアス。これを連続で見るには体力が要りますよ。ウォーキングデッドが崩壊した世界での生き残りをかけた戦いなら、アクエリアスは崩壊する世界を示すような第1話。

チャールズ・マンソンはカルト教団を作った人物で、ロマン・ポランスキーの妻で当時妊娠8ヶ月だった女優のシャロン・テートを殺したことで有名だったので刑事がそれを追いかけるストーリーなのかと思ったら全然違いました。

チャールズ・マンソンがヤバすぎる。売春婦を集めて政治家相手に商売してたけど捕まって、カーンていう腕利き弁護士のおかげで刑期が短くなって釈放されて娑婆に出てきたら、また女性たちを集めて変な宗教グループみたいのを作ってる。そこにエマという少女を引き入れる。それがカーンの娘だった。わざとだったのか。そしてカーンに再び駐車場で接触して音楽業界の知り合いを紹介して欲しいと頼む。カーンが断ると喉にカミソリを突き立ててレイプしようとした。邪魔が入って未遂に終わったみたいだけど、流石にびっくりした。病んでますよ。弁護士のおっさん泣いてます。

いろいろヤバイ。