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2015/11/02

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第5話 「赤い空の向こう」 宇宙戦もいけるやん

宇宙戦闘はどうかと始まるまで不安だったけど、ところがどっこい。めっちゃ良かった。

そして小ずるい大人を少年たちが手玉に取る。見ている自分は手玉に取られる世代なのに面白い。

オルガが地球までの案内を頼んだオルクス商会のボス、オルクスが商売は信用が売り物だからなとか抜かす。どう考えても裏切りのフラグ。でも嘘はついてない。問題は誰にとって信用が売り物かということですな。オルクスに取っての本当の商売相手はコーラルということですか。

クーデリア姫様と三日月が監視塔から空を見上げる。三日月が食べていたのは火星ヤシの実だったのか。それをクーデリアにもあげる。心配しなくてもオルガは一度やるって言った仕事は必ずやり遂げるよ。だから俺もあんたを絶対に地球まで連れて行く。

姫様、ハート射ぬかれたぽいぞ。私は私の戦いを頑張りますって、それを言いに来たとか言う。

クーデリアが食べるヤシの実は苦い。ボトムズの予告みたいだな。

姫様は三日月の意図をちょっと勘違いしてるかもね。苦いよ。苦い。

火星から月は見えないのか。クーデリアが言うには厄祭戦で月は壊れたらしい。オーストラリアに空いているクレーターはそのせいか?

三日月とクーデリアが良い感じになった翌日にアトラが自分の炊事係に雇ってくれと直談判。アトラの食事はおいしいからねと三日月。お前はやはり天然か。

オルガたちは宇宙にシャトルで上がる。宇宙船が地上に降りてこられないとかリアルじゃないか。

マクギリス・ファリド特務三佐はクーデリアを生かして捕らえて「手の上でさえずらせて」火星の独立運動をコントロールしようとするなかなかの策士。一方、コーラルは自分の失態を隠蔽しようとクーデリアを殺すつもり。大人たちの思惑が絡みまくり。

宇宙に上がってイサリビと合流する前にオルクス商会の船がやって来くる。しかもコーラル司令のギャラルホルンの軍艦を引き連れている。ギャラルホルンのモビルスーツ・グレイズ隊がシャトルに向けて出撃する。話が違うとトド大慌て。裏切ったなと少年たちに袋叩きに遭う。

そのうちの1機がシャトルに取り付くと、シャトルのカーゴベイが開いて砲身が現れると間髪入れずにグレイズのコックピットを0距離射撃で撃った!バルバドスの登場だ!

問答無用の先制攻撃、なんてカッコイイ登場なんでしょう。慌てるギャラルホルンのモビルスーツ隊。コーラルはマクギリスのクーデリア生け捕り命令を無視してシャトルを撃破しようとする。マクギリスが参加する作戦でクーデリアを殺せば、意図的な殺人でなく事故ですむというド畜生な考え。三日月はシャトルを守るためにコーラルのモビルスーツ隊を引きつける。

代わってコーラルに恩を売ろうとするオルクスがシャトルを狙う。そこに昭弘が受領したイサリビが到着して援護射撃。砲弾で沈まないから戦闘艦同士の戦いも殴り合いになる。トドがイサリビは静止軌道で合流するんじゃなかったと驚く。これまでにお前が信用に足る仕事をしたことがあるか?とオルガに言い換えされる。トド、裏切ったつもりが全員に裏切られる。普通なら人間不信になるレベル。

三日月は敵を引きつけたのはいいけど、狙うちされまくり。ナノラミネート装甲はエイハブリアクターが稼働している間は持つけど、リアクターが停止したら一環の終わり。このピンチにオルガはアレを使う。ビスケットが躊躇う。よくある「副官が虎の子を出し惜しみする」展開ですね。どういう理由かと思ったら「売り物だから」。生々しくて良いぞ。売り物は高性能ということを端的に示しています。ここで死んだら商売どころじゃねえとオルガ。

オルガのいう「アレ」とは鹵獲したグレイズだった。登場するのは阿頼耶識を装備していない昭弘。バルバトスに肉迫したコーラルのグレイズを狙撃。

昭弘のグレイズによる援護射撃を受けたコーラス、あのグレイズはクランクのじゃないかと一瞬怯む。その隙にバルバトスさんがコーラルのグレイズのコクピットを鎚矛で貫いた!かっこいいたらありゃしない。

プログラムに頼らない阿頼耶識を使った三日月の回避機動が素晴らしい。高まります。昭弘は慣れていないので、三日月の凄さが際立ちます。

マクギリスの分析力がバルバトスの優れた機動力の説得力を増します。生身のような重心制御が回避機動を最小限に抑えているというガンダム史上、宇宙での人型兵器にする優位性をちゃんと説明したのは初めてじゃないか。あと阿頼耶識による空間認識能力の拡大も一役買っている。

ダイン・ダルトンはエイハブ・リアクターの固有周波数(シグニチャー)でバルバトスを認識し、クランク二尉の仇を討とうと突進するがかわされる。この情けなさ、Zガンダムのジェリドみたいだな。

しかしマクギリスは伊達にチョコレートじゃない。バルバトスの優位性を認識し、さらにスラスターだけ装甲がボロボロなのに気づき、それは人間にはないから三日月は避けきれないのだと悟ってそこを狙撃する。

しかし三日月もマクギリスの戦術に気づいた。ヤシの実とチョコレート、勝つのはどっちだ!

オルクス商会の船に追撃されるオルガは火星軌道上の資源衛星にアンカーを撃ち込んでスピードを維持したままUターンして反撃する。そのアンカーを切る役目をユージンが買って出る。良い具合にツンデレじゃねえか。爆発に巻き込まれて死んだかと思った。

イサリビとオルクス商会の船の近距離砲戦、めっちゃ良い。中世の軍艦の撃ち合いの熱さがある。バルバトスさんボードウィンに捕まるが、三日月に「チョコレートの人の隣にいた人」とまるで売れてる芸人コンビの「・・・じゃない人」呼ばわりされ、「火星人は火星に帰れ!」と三日月に毒を吐くけど、逆に鎚矛をぶち込まれて負傷。だせえ。マクギリスに潮時かと言われる。

トド、宇宙に捨てられてマクギリスに拾われる(笑)。これはまた出てきそう。

宇宙に出ても面白いじゃないか。中世の海賊映画ぽくていいぞ。

オルクス商会を叩きのめした結果、誰が地球まで三日月たちを案内するんだ?


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コメント

いやー。宇宙戦闘も盛り上がりましたねぇ。

モビルスーツ戦もですが、宇宙船どうしのクライマックスがよかった。船のデザイン、銀英伝のときのスタジオぬえっぽさもちょっとあって好きだなぁ。

敵方のマクギリス/ボードウィンのコンビと、復讐心に燃えるアインもこれからが楽しみ。こういう、大人vs少年たちという図式はいいです。

baldhatterさん、どうも
宇宙戦もなかなかでした。
>銀英伝のときのスタジオぬえっぽさもちょっとあって好きだなぁ。
第4話の最後にでてきたイサリビの尖ってるのが艦首かと思ったら、艦尾でした。艦首は銀英伝の同盟軍の戦艦ぽいですね。良いデザインです。

敵対勢力も良い具合に恨みもってまだまだ行けそうです。

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