2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

« ブラタモリ 第21回 富士山 後編 人はなぜ山頂を目指すのか 仏様が見える | トップページ | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第5話 「赤い空の向こう」 宇宙戦もいけるやん »

2015/11/01

機動戦士ガンダム オリジン II 哀しみのアルテイシア キャスバルがシャアに

これからファーストガンダムを見る世代は幸せですよ。絵はキレイだし(キャラがどこまでも安彦良和)、お話も濃厚。原作と同じくちょっとだけアムロとミライが出てきた。「哀しみ」が「悲しみ」じゃないのは「哀戦士」にかかってるのかな。

MSO1モビルワーカーの登場だ!

ジオンの地球からの独立思想って閉鎖型コロニーから生まれたのかも。地球が開閉式のミラーの隙間から見えないものね。

シャア編を第一作と第二作を見ると、これってアナキンがダースベーダーへと変貌するスターウォーズのエピソードIからIVの流れですね。(スターウォーズより面白いけど)

ジオンの旗がナチス時代のドイツ海軍(クリークスマリーネ)の旗ぽい。良いじゃないか。

キャスバルを赤い悪魔に変えちゃう最大の要因はジンバラルとキリシアでしょうな。この二人は駄目さ加減が非常に良い。

ジンバラルはキャスバルにジオン・ダイクンの思想である「人類の革新」を説教し、軍産複合体アナハイム社と手を組んでジオン家を打倒しようとする。その動きに対してキシリアがアンダルシアのテアボロ邸に隠れ住んでいたジンバラルとシャアとアルテイシアに刺客を差し向ける。アナハイムは暗躍するなあ(ジオンが開発したモビルスーツの技術もパクってガンダム作るわけだし)

アルテイシアは不穏な動きを感じられるけどキャスバルは感じない。

結局、キャスバルが奮闘してキリシアの暗殺計画はジンバラルを殺しただけでキャスバルとアルテイシアの殺害に失敗する。それでキャスバルの心の闇がさらに深まる。ジオン公国「国民運動部長」になったギレンに出先に任せきるから失敗するとたしなめられる。キリシアは男にそうされるのが大嫌い。ジンバラルもキリシアも独走&失敗キャラ。ジンバラルという重しが取れ、母親も死んじゃってキャスバルは完全にダークササイドに落ちる。

ヤシマ財閥の計らいでルウムのテキサスコロニーに移った後、キャスバルは学校の問題児を粛正して、校長がビビるくらいヤバイ少年に変貌してしまう。「王になる災厄をもたらすことがなければいい」と危惧する校長はシャアの逆襲いやUCまで見通していたのか。

ファーストガンダムでも暴走するシャアを止められるのはセイラさんの「やめてー」だけだった。

ギレンが親衛隊の長としてしっかりろとキシアを叱ったあと、デギンが家族で車に乗り込むとき、オリジン Iでキリシアはガルマと一緒に乗っていたけど、今回はデギンはガルマに一緒に乗るように言う。ガルマが可愛いというのもあるのだろうけど、ギレンとキシリアの仲を取り持ったのかなと。息子三兄弟の仲が悪くて苦労した毛利元就みたい。

オリジンのサイトを見ていたら、オリジンIIのキャストコメントがあって、銀河万丈が、

つい、キシリアにきつい言い方をしてしまいました。
水に流してくれると良いのですが・・・。

水に流してくれない宇宙世紀。


テキサスコロニーで住まいとなるロッジの管理人のロジェ・アズナブルがスタンハンセンみたい。

シュウ・ヤシマと一緒にテアボロの見舞いに来た少女のミライさん、なんだか新鮮だ。飛び級でカレッジに行くとか秀才なんですね。これくらでないと弾幕が薄いとキレる旦那の舵取りは無理かも。

個人的にはハモンとランバラルの恋仲が一番ぐぐっとくる。ドラマ「相棒」とかの水谷豊と小料理屋の女将みたいなね、中年には来る。

ジオンが秘密裏に開発するモビルワーカーは高まる。ガイヤ、オルテガとか黒い三連星とランバラルが乗って試験する。ガンタンクとの戦闘テストが良い。ザクの肩装甲に意味があったのか!腕の追加装甲はガンタンクの主砲をも食い止める!(機体全部を装甲で覆うと重量が重くなりすぎるから、稼動させることで重量を減らせる)。ランバラルとオルテガの模擬格闘戦、IGLOOよりもCGの動き(走り)が良くなってる。今熱いのはジオン!という本物のシャア・アズナブルはちょっと正しい。

サンダーボルトアニメ化(!)が手描きみたいですが。あれはCGでもよかったのではないかと。(対象がCG慣れしてない中年とかだからかな?)

アムロの古谷徹って子役でも違和感がまるでない。凄いな。

アルテイシアは母親が死んで、ランバラルに助けてもらった猫のルシファーも死んで、キャスバルもシャア・アズナブルに成り代わって家を出る。

哀しみのアルテイシア以外の何者でもないという終わり。

エンディングの曲は良いねえ。Iの曲も良かったけど、IIは「帰れる場所はなくていい・・・その手は流す血を止められない・・・僕は傷口に永遠の赤を纏う」って詩がカッコイイじゃない。作詞は松井五郎ですか。

IIIの予告がないじゃないか。

« ブラタモリ 第21回 富士山 後編 人はなぜ山頂を目指すのか 仏様が見える | トップページ | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第5話 「赤い空の向こう」 宇宙戦もいけるやん »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

シャ…キャスバルの声がかすれすぎw
昔のガンダムDVDで叩かれたので今回がんばりましたが、がんばりすぎです

今回のMVPは茶風林さん
ダイクンの思想を語るときは、陶酔した演技を
アナハイムとの接触がばれたときは、白々しい演技でテアボロをヘキヘキさせw

やっぱベテラン勢はいいわ

ドズル役の郷里さん、セイラ役の井上さん、ブライト役の鈴置さん、名ナレータの永井さんと
年々さびしくなるばかりです
ランバラルの広瀬さんも病気で現役から退き、チャコさんも体調よくないみたいだし
時代ですかねぇ

なおさん、どうも
キャスバルはもう一人噛ませても良かったかもしれませんね。
少年時代から声変わりしすぎで呆気に取られました。
ジンバラルは凄く良かったです。ハモンもランバラルも良かったと思います。
ミライさんも声が変わってました。あの人も体調を崩されましたか。
ルパンも代替わりしてますし、これも時代の流れでしょうか。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« ブラタモリ 第21回 富士山 後編 人はなぜ山頂を目指すのか 仏様が見える | トップページ | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第5話 「赤い空の向こう」 宇宙戦もいけるやん »

記事検索できます

最近のトラックバック

フォト