幼年期の終わり 第1話 悪くないですが、小説版を全く同じものを期待してはいけません

傑作ＳＦの「幼年期の終わり」をドラマ化しようとするチャレンジ精神に敬服します。原作を忠実になぞっても映像として面白いとは思わないのでこういう変更はアリだと思います。

あまり原作を覚えてないので普通に面白かったです。最初のシーンからすると原作と同じく最終的に人類は地球からいなくなってるぽいですね。

第1話で「オーバーロード」のカレルレンの姿は見えません。声だけです。最初の登場が死んだ人の形を借りて世界中に現れる。これはなかなか面白い。心理戦としては正解かも。

その使者となるストルムグレンが国連事務総長からミズーリ州の片田舎の農民に設定変更。インターステラーか！

ストルムグレンがカレルレンと接触する宇宙船の部屋がフォーシーズンのスイート。2001年ですな。壁が鏡になってるのがいいです。

新聞社の男が新スター・トレックのエンジニアのオブライアンじゃないですか。この人、悪役多いですね。

死者を最初の使者として使った意味が出てくるのかどうか気になります。