真田丸 第7話 「奪回」 今日も失敗する信繁(源次郎)、そして炸裂 昌幸節。
DAKKAIって書くとスティーブン・セガールの映画みたい。源次郎は悪くない。キリが足を引っ張った。ほんとに嫌なおなごですいませんってのも腹が立つ。
今さらながら時代考証に加えて建築考証と戦国軍事考証の人がいるのですね。
滝川一益、神流川の戦いで北条軍に敗北。このCGわかりやすい。板部岡江雪斎(相棒に出てる京大卒の人だ)が寝ている北条氏政に氏直の勝利を知らせる。氏政の笑顔がヤヴァイ。
一益の敗北を待っていたと昌幸、滝川勢に押さえられている沼田城と岩櫃城を奪還する戦いを開始。沼田城は弱みにつけ込んであっさりと陥落。流石です。しかしババ様がおらず。一益が一緒に連れて箕輪城に行ったらしい。そして昌幸のいつものセリフ。
まずいことになったぞ。
なんだか中毒になりそう。昌幸は一益がいる箕輪城に行く。沼田城と岩櫃城を攻め落としたと知っていれば殺されるのは必死なのにこの豪胆さ、流石です。
一益は情報に疎い。昌幸と信繁が来るとよく来て下さったと大歓迎。
昌幸がいつもの調子ですぐに軍勢を立て直し、改めて北条を一戦交えましょう!我が真田勢が一矢報いてご覧に入れまするとか平気で嘘をつく。
ほんと昌幸、大好き。
もはや勝負はついた、伊勢に戻ると一益が腰を下ろすと、何を仰ります!とまたも昌幸、思ってもないことを言う。真田殿もワシのことを構っている場合ではなかろうと心配される。別れの盃を交わそうと誘われる。いい人だ。しかしババ様は信濃から退却するまで自分たちの安全のために預かっておくと言われる。信繁、ババ様を探しように命じられる。キリはどうでもいい模様。
キリがババ様の腰を揉んでいたとき、ババ様に水が飲みたいと言われて「あ”?」って返すの面白い。キリは我慢して下さいってババ様に口答えする。そして見張りの兵士に水をくみに行かせた。凄いな。兵がいなくなったところで信繁現れる。
信繁にババ様はどこにいると聞かれて、キリは知らないと嘘をつく。知らないわけないだろうと信繁半ギレ。なんだこれ(笑)。ババ様にはうるさいと言われる始末(笑)。
酒の席で昌幸は一益から沼田城と岩櫃城を返すからと言う。え!?って驚く。爆笑しました。そんなに驚かんでもと一益、だって勝手に奪還しちゃったんだもの。返して頂けるんですかと昌幸、ため息をついた。困るか?一益に聞かれる有様。
これからどの大名につくか好きに決めるが良いとまで言われた。それで織田を建て直すことができたら必ず戻って来よう。その時は、緑深き山々でも眺めながら酒でも飲もうと約束する。
武田勝頼といい滝川一益といい、本当にいい人だ。
それで信繁のもとに帰った昌幸が一言、
もう少し待っていれば良かった。
大好きです。しかしババ様は脱出させなければならない。自分が嘘ばかりついているのがばれるから怒りに火がつくだろうと。昌幸は真田に戻って、信繁が小諸城に移ったところでババ様たちを奪い返すように命じられる。
信繁は小諸城に滝川一益の兵と小諸城の兵が入り交じっているのが狙い目だと大胆に城に潜入。足が汚い相手には滝川の兵士を装い、足が汚い兵には小諸の道家正栄の兵を装い、人質の居場所を聞き出してババ様たちと接触する。頭良いな。顔が半沢直樹だった。
だが問題はキリ。文句がある上に信繁から貰った櫛を忘れて引き返して一益の兵士と道家正栄の兵士と再び出くわす始末。結局、信繁まで捕まった。詰まるところ人質が2人増えただけじゃないとキリに罵られる。チョイチョイチョイ!お前のせいじゃないかっ!
信之の奧さんも病弱なのに面白キャラになってる。
さらに滝川一益の信濃撤退を邪魔している木曽義昌。信濃南部を支配する義昌は信玄の娘婿なのに真っ先に武田を裏切って織田信長の信濃攻略のきっかけを作った人が負けた一益の部下・長崎元家(この人の経歴は面白い)に向かって武田を滅ぼした織田は親の敵も同然とか威張って(人質が欲しいから)撤退を許さないのに、ババ様に弱い(笑)。石井 愃一って配役は絶妙。
囚われの身のババ様が源次郎に良いこと言った。大事なのは思うようにいかぬときにいかに振る舞うか。望みを捨てなかった者のみに道は開ける。(時が満ちるのを待てと)
ババ様が木曽義昌をひっぱたいて信繁とキリが戻れることになった。なんという展開。
室賀が北条につくと出浦から聞いて昌幸は出浦に北条についてくれと頼む。二人は仲良しだな。それで昌幸は上杉景勝に会いに行く。それで真田は上杉に助けて欲しいとは思っていない、ただ上杉に縁が深いので北条には寝返らない、真田は上杉の兵だから、力を合わせて北条から信濃を守りましょうと訴える。景勝、そなたの小県、この上杉が必ず守ると言って直江兼続に怒られた。
お兄ちゃん、源次郎に優しい一言を言ってやりたいが岩櫃城を任されていっぱいいっぱいだとか言う。
景勝のところから帰ってきた昌幸に信繁、ババ様を残してきて馬鹿者と怒られる。
失敗続きじゃな源次郎。お前がなぜしくじるかわかるか?己の勘に頼りすぎるからじゃ。
それを聞いた源次郎の顔が、お前が言う?って感じだった(笑)
わしも勘だけで生きておると昌幸。だがわしの勘は場数を踏んで手に入れた勘じゃ。それでもたまには間違える。お前がしくじるのは当たり前じゃ。
源次郎よいか、お前の兄は勘には頼らない。おのずと間違いも少なくなる。どちらが正しい生き方かわかるか?
兄上ですと源次郎。
違うと昌幸一蹴。えええって混乱している源次郎。
源三郎と源次郎、合わせてひとつじゃ。源三郎は間違いは少ないがくそ真面目で面白くない。お前は過ちを犯すが面白い。面白くなくては人は動かん。
ふたつでひとつじゃ。そんなお主に仕事を頼みたい。上杉の海津城(森長可が撤退したあと上杉が入ったとか)に行ってくれ。信尹が待っている。上杉の家臣、春日信達を北条につくように諜略して北条の手土産にすると源次郎に言う。
もう北条を倒せる力は上杉にないと見限り、景勝を信濃に誘い出し、背後から春日信達に攻めさせて前と後ろから挟み撃ちにして一網打尽にして一番の手柄を自分のものにしようとする昌幸、ほんと大好き。
一話完結だけどちゃんと話が続いている。
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