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2016/03/18

機動戦士ガンダム サンダーボルト第3話 潰し合い宇宙に全身の血が沸騰する

第1話と第2話はフルアーマーガンダムとサイコザクの最終決戦に向けてのお膳立てでしかなかったのか。危険な戦場が分泌させるアドレナリンにイオは陶酔し、増幅するダリルの怨念がガンダムを討つ。

ガンキャノンとジムキャノンきた!!ジャスもカッコイイ。マシンガンとか銃座の発射音がいい。

しばらく喰ってない婆ちゃんのリンゴタルトは禁句だ。

戦闘シーンが相変わらず素晴らしい。少年兵が乗るガンキャノンとジムキャンがザクとドムに何も出来ないままやられていくところがまあ惨い。

監督の松尾衡はゲームのアニメも担当しててたのを知りました。


ビグロの編隊による強襲がたまりません。

絵コンテのカトキハジメはガンダムIGLOOのヒルドルブの回を担当じゃなかったかな。


この動画でザク隊長機がジャンプして下を走るヒルドルブに120mmを連射するところたまりません。

そんなサンダーボルト第3話ですよ。

サンダーボルト宙域にフルアーマーガンダムを投入して優勢を手にした連邦軍でしたが、最後の一撃を加えようと攻勢にでたものの、サイコザクの登場によって戦局が逆転してしまう。そしてともに母艦を失ってしまいます。

クローディアは戦死者を出したのが自分のせいだと苦しんで薬物に手を出すし、ダリルは二階級特進パーティーで祝福を受けるが、酒を握る右手がない。両脚もない。泣けます。

イオがそれでも将校かってクローディアを殴ると、4億人を死なせたイオの父親の気持ちがわかると言われた。それが2人の最後の会話になるとは。

コーネリアスがクローディアに言う言葉がいいですよ。

イオは戦争を楽しんでいるんじゃない。あいつは極致に身をさらしてはじめて生きているって実感するタイプの人間なんだ。あいつは戦争っていう狂気の中でしか生きられない。哀れなヤツなんだよ。

この地上編に繋がります。

少年兵たちが幼い。イオは彼らに俺の盾になれと命じる。それを露払いにしてイオのガンダムが敵艦隊に肉迫して沈める作戦。

最後にあばよ、同じ消耗品の兄弟たち。生き残ったら乾杯だ。

好きですよ。こういう矛盾した物言い。

ダリルがサイコザクに登場するシーンもエグイ。手も脚もないから自分で出撃準備ができないのでカーラとかに手伝って貰う。

カーラが投獄されている自分の父親を助けるためにダリルの左腕を切ったっていう良心の呵責に耐えられない。だからダリルにそう言う。

生き残ろう。生き残っていつか心の底から笑おう。理不尽な現実こそ僕らを苦しめる本当の敵だ。

心根の優しいいい奴ですよ。戦争に一番向いてないタイプ。

カーラが対空銃座に入ってガンダムを迎撃するところ怨念としか思えない。しかもガンダムニやれるのがカーラに落ち着いてといった隣りの銃座の女性兵士。これが理不尽な現実。

そしてクソ野郎セクストンは負傷兵を押しのけて先に脱出。

連邦ジオン両軍どちらも作戦が成功した結果、両軍とも帰るべき母艦を失う。

そして激突するフルアーマーガンダムとサイコザク。そして第4話へ。

正味18分ですが見応えあります。

これはジャズのためのガンダムといっても過言ではないです。



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コメント

やっと一息ついたもう30分はたったかなと思うと
まだ7分くらいしかたってないwと言う濃厚さ
あいかわらず敵も味方も救われないと言う非常差がステキです

連邦の少年兵達にもうちょっとカットさいてもらってガンダムに憧れる無邪気な姿を多めにしてもらったらより悲惨さが出るのにな(鬼かw)

ジャズの入れ方はいいですね

なおさん、どうも
濃厚なドラマです。次回で最終回なのがもったいないぐらいです。
IGLOOもそうですが少年兵たちが出てくるとガンダムは面白いです。
菊地成孔の音楽がうまくはまりました。

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