真田丸 第20話 「前兆」 結局、落書きを書いたのは誰だったのか?
キャラがそれっぽい動きとちゃんとするのが面白い。源次郎はシャーロックみたいになって落書きの犯人捜し。後半は探偵モノみたい。
秀吉の格好が絢爛豪華になってるけど、人相が悪くなってる。
源三郎の奧さん、病弱じゃなかったのか(笑)。源三郎に離縁と切り出されて承知する。徳川に逆らっては生きてはいけぬと源三郎に言われて泣いちゃう。
こういう悲しい別れは戦国大河ドラマの定番。そこに昌幸節がまた炸裂。
ワシは断るつもりでおったのじゃが、源三郎がどうしてもとか言う。逆だろ!逆!前回は源次郎が猛反対したじゃないか!
昌幸、辞めるか?って源三郎に尋ねる。いいえと源三郎が断る。
昌幸パパ、源三郎がいいえと言うのわかってて聞いてますよね。
佐助もおこうの里へ経緯をまとめた手紙を昌幸から受け取ろうとしないとか、なかなか辛い別れになってます。(お姉ちゃんはあなたのことはよく覚えてないとかなぜ言う)
まさか稲の輿入れ後に下女として戻ってくるとは!真田丸の女子は愛のためなら泥水でも啜る勢いのバイタリティーが半端ない。てか、病弱設定はどうなったんだ!
なんでもお申し付けくださいっておこうに頭を下げられて、できるわけないだろう!って困り顔になっちゃう源三郎。源三郎が困れば困るほど面白くなる真田丸。
稲と一緒に本多忠勝が家来に化けて来ていてさめざめと泣く。熱い演技に笑う。そっとしておいてやろうと昌幸が言うからさらに面白い。
聚楽第の隣の五重塔が何気に建設中。
秀吉は織田信長の血筋である茶々を側室にし、天皇から関白という支配者の称号を授かり、日本の支配者として血と権威の両方のお墨付きを手に入れた。
寧々と阿茶局のウチの亭主自慢合戦。
聚楽第の壁の秀吉の子供は本当の子供じゃない落書きが秀吉を激怒させる。門番17名が磔にされる。片桐且元が見つけて秀吉に言っちゃうから。片桐なら結果を考えずに言っちゃうよなっていう感じが良く出てます。
全然やる気のない金田一耕助に出てくる「よしわかった!」ってわかってない刑事みたいな平野長泰はスルメを囓っている姿がよく似合います。
大谷吉継がたかだが落書きぐらいで上に立つ者が目くじらを立ててどうすると言うと、三成がそれを殿下の前で言えますかとたしなめられる。吉継が秀吉のところに言いに行こうとするので三成が、申すべき時が来たら私が申し上げますと制止する。
三成と吉継はほんと仲良しです。
三成が秀吉に怒りを収めるように助言したら、秀吉にキレられる。それで門番全員を牢に入れろと命じ、最終的に磔になる。三成は損な役回り。お酒をがぶ飲みしちゃいますよ。
秀次にも秀吉に落ち着くように言ったら、やっぱりキレられる。自分の息子をコケにしたからだと。
なぜに秀吉がそこまで怒るのか。寧々が言うには「人は痛いところを突かれた時に一番腹が立つ」、茶々の子供が自分の子ではないと一番疑っているのは秀吉自身だと。
殿下が恐ろしい、殿下は変わられたとキリが寧々に訴える。寧々の反応が二段構え
(ここは秀吉はって言うそうだなと思った)
昔から怖い人でした。明るく振る舞っているけど、実はそりゃあ冷たいお人。信長公より、ずっと怖いお人。そうでなきゃ、天下など取れません。
ごもっとも。
尾藤道休が死に、源次郎はこれ以上秀吉に人を磔にさせない案を思いつく。死んだ道休を犯人に仕立てる。秀吉万歳の三成も秀吉を欺く源次郎の案に乗った。
しかし秀吉、道休の家族と近くの住人も殺せと命じる。さすがの三成も辛抱たまらなくなっていい加減しろと秀吉に言う。血迷ったかと言われて、乱心されているのは殿下の方と言い放った。秀吉は三成まで切腹させようとする。寧々が止めに入らなかったら歴史がわかっていたのか(大河だけど)。
秀吉が怒れば怒るほど、世間では噂が本当だと思われると寧々に言われる。
秀吉、茶々にお腹の子供は源次郎の子供と言われてびっくり。源次郎もびっくり。ショックをうけている秀吉は自分の子供だと茶々の口からはっきりと聞いて我に返る。
源次郎の発案で噂を止めるのに巷に金をばらまく。
「捨」の誕生によって豊臣政権の崩壊が始まるので、この噂話のエピソードを広げたのは意味があった。
結局、噂を書いたのは誰かが重要なのでなく、世間全体が茶々の子供が秀吉の子供出ないと疑っていること。
これって舛添都知事のお金に関する疑惑によく似てます。都知事がムキになればなるほど怪しさが深まっていく。
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