CHILDHOOD'S END -幼年期の終り 第2話~第5話 「心」と書いて「愛」と読む
小説とはほんとに大まな話の流れと登場人物の一部は一緒ですが、視点が違います。
そう思ったのは「心」の話。原作をほとんど覚えてないので原作はこうじゃないのに!っていう違和感がないです。
表向きのユートピアと裏で進行する人類の滅亡を原作よりも強く感じる気がします。
まだ胎児のジェニファーが「宇宙の何か」と交信するちょっと前、レイチェル・オオサカが「心」っていう書道を見ながら、マイオ・ロドリックスに「心」は「愛」という意味だと言う。これは翻訳としては零点でしょうが、英語のLOVEはこれくらい幅が広い意味だと思います。
この一言があって物語全体の流れがわかった気がします。
なぜカレルレンが死んだ人の形を借りて人類に呼びかけたのかとか。なぜカレルレンがストルムグレンに子供ができないようにしたとか、あと人類の行方を教えるとか、つまるところ「心」があるから。
カレルレンがあんまり怖くなくて逆によかった。
新人類のジェニファーは冷たい印象を受けます。そして上帝が人類に提供する「ユートピア」では文化が失われている。科学とか知的探求も禁止されている。人類は自主性を奪われて飼育されているわけですね(ウィキペディアに書いてありました)。
原作よりも一般市民の視点から流れを見ている感じで、よくある話と言えばそうですが、それでも面白いです。あえていうならスタートレック・ネクストジェネレーションの「超時空惑星カターン(The Inner Light:内なる光)」みたいな。あれはSFに残る傑作です。
次週最終回、結末は知ってますが、どういう演出にするのか。
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