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2016/07/24

未解決事件file 第3部 ロッキード事件。本筋はP3Cだった しかしですね・・・

ロッキード事件の本筋はトライスター旅客機でなく対潜哨戒機P3Cの受注だったという話。田中角栄に渡った金は国産対潜哨戒機を白紙撤回させるためのものだったという。

軍産複合体の闇は深く、庶民宰相田中角栄が聞いて呆れるということなのでしょう。ただ戦略に関して少し説明不足かも。

本当に田中角栄が国産対潜哨戒機の開発計画を中止してP3Cを導入したという話がばれたら、自民党政権が吹っ飛ぶだけでなく、社会党政権が誕生していたかもしれません。

ヴェトナム戦争で南ベトナムが北ベトナムに占領された状況で日本に社会主義政権ができたら、在日米軍はどう動いたか?考えたくもないですね。

あとP3Cは全部ロッキード社で作られたような印象を受けますが、実際には川崎重工でノックダウン生産とライセンス生産が行われています。なので整備は日本で行えます。設計はアメリカ、機体は国産ということです。今はP-1という国産対潜哨戒機の生産が始まっています。これを作っているのも川崎重工。日本側も転んでもただでは起きなかった。

ステルス戦闘機F-35の導入に先駆けて自衛隊もステルス技術実証機を披露しています。こういうデモンストレーションは交渉を進める上で大事です。

開発費用を回収できるかと考えれば武器輸出ができない日本としては大きな負担になるわけで大蔵省が二の足を踏むのはごもっとも。

軍用機購入は日本側にしてみれば貿易摩擦の解消にもなるわけですよ。

5億円はトライスターの決定に流れたのではなく、P3C導入への賄賂として使われたということです。早期警戒機E2Cの代理店だった日商岩井からも田中へ賄賂が渡ったようです。

5億円に関してはP3Cの代理店だった丸紅からロッキードに話を持ちかけたのか!
結局、21億円はどこに流れたか不明です。児玉の資金になったという話ですが、どう使われたかわかりません。何かことを起こそうとすれば国会の予算承認が必要になります。国会には与党だけでなく野党もいるわけで、野党が猛反発すれば予算は通りません。(昭和電工事件

最後にニクソン政権時代の補佐官が語りました

日本はアメリカの軍用機を購入すれば、アメリカは懐を痛めることなく我々の軍事力を増大できる。

これを利害一致という。

ソ連崩壊後、中国の潜水艦が日本近海に跋扈するようになり、尖閣諸島には海警艦が侵入していきています。もしP3Cを運用していなかったら、どうなっていたか。

ロッキード事件で田中角栄が捕まったのは良かった。田中角栄が国産対潜哨戒機を選んだ結果、経済摩擦が起こった可能性もある。理由はどうあれP3Cが今あることで日本の中国の潜水艦を見張る目を持っているというのも事実。

最後にP3の墓場みたいな風景が撮影されていましたが、正確にはモスボール化といって退役してもいつでも整備して使えるように保管してあります。有事の際には使いますが、幸運にもそういう事態は起こりませんでした。


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