HOMELAND 5 第10話 新たな常識 ベルリンでサリン事件を起こすのか!
アリソンとイヴァンがCIAに捕まってキャリーは助かったが、今度はベルリンが危ない。クインが毒ガスのサリンを吸わされて痙攣を起こして口から泡を吹いて倒れるまでのビデオがテレビに流れる。
ホームランドは24と違って最後のテロは成功するパターンが多い。
原題の「New Normal(新たらしい日常)」はこういうテロがどこでも起こる可能性がある社会になったという警告としてアメリカの当局が言っていたような気がします。本来の意味は、リーマンショック以後の(元にはもう戻れない)経済の変化を示す言葉だとか。
クインは解毒剤を打たれたはずなのに痙攣が始まって口から泡を吹いて床に倒れた。これはエグい。それをテロリストたちは録画してドイツ政府を介して国連にカリフ国(ISISの国家)を正式な国家として認めさせるように要求する。認めない場合にはヨーロッパの都市をサリン攻撃すると脅迫する。アリソンが引き合いに出している東京の攻撃は「地下鉄サリン事件」の話か。同じように地下鉄に撒くつもりらしい。ド畜生だ。
余談:前に昼の番組で(ひるおびだったと思う)、コメンテーターがISISの樹立に関連して中東の国境線は欧米が勝手に引いたとか言い出して、こういう人がISISに騙されるんだと思った。自分たちの悲しいエピソードを利用しているだけなのにアホだなと。
この非常事態にCIAのベルリン支局を仕切っていたアリソンを使うしかない。ソールは複雑。アリソンのおかげで何人も仲間が死んでいる。アリソンを壁に息ができないほど押しつけて怒るソールを初めて見た。それでも緊急事態には使える人間は裏切り者でも使う。
キャリーの恋人だったヨナスとCIAのベルリンでの監視活動を暴いた記者のサットンがファイザル・マルワンとかいう中東系の男性が不当投獄された件でドイツ政府を訴えようと本人から、過激派との接触について正直に話さないと裁判に不利に働くと言われ、実は刑務所で過激派のハジーク・サイードを知っていると打ち明け、さらにベルリン攻撃を話し合っていたと言う。
ベルリン攻撃計画をサットンはファイザルを守るために警察に報告しないとか馬鹿か。結局、デューリングがソールに直接話をつける。でも結局ドイツ連邦情報局に連行される。
びっくりしたのがサリンの原料の出所。イヴァンが知っていた。シリアが空軍基地に隠していたサリンの原料がISISに奪われたんだとか。それはクインがテロリストの車の中で見つけたヤツだ。イヴァン=アリソンの二重スパイの件とベルリン攻撃がひとつにつながった。
クインは生きていて、キャリーが見つけた!良かった。
カシムがクインに打ったクスリは効いていた。しかしそれがばれてサリン攻撃の首謀者のビビにカシムが殺されるかと思ったら、ビビは解毒剤が持ち物に入ってなかった自分の兄弟を撃ち殺した。これが一番びっくりした。
だがサリン攻撃に向かう車(テロリストの車が戦勝記念塔に向かって走るのが皮肉)の中でビビがクインを助けたのがカシムだと気づく。
ここまで盛り上がって第10話終わり。
アリソンが外でタバコを吸っているときに通りの反対を、犬と一緒に散歩するおばさん、メチャメチャ怪しい。
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