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2016/08/14

アウトキャスト第10話(最終回) 「ヤツら」もまたアウトキャスト(よそ者)

ずっと大友克洋の「童夢」を映画化すれば面白いのにと思っていましたが、アウトキャストの第10話最終回。それを確信しました。

以後、ネタバレありで。

牧師が「悪魔」とよぶ黒いヤツらは人間に取り憑いたとき、おびえていて(特に光り)凶暴になるが、内側が5才にぐらいに幼い。ミーガンに取り憑いたことでそのプロセスが初めて明かされる。(おびえているからマークも殺してしまったのか?)

自分で殺したマークの精気を失せた目を指で押したり、自分の手の皮を剥いだり(痛そう!)、ほんとになんだかわかってないらしい。空腹を満たすのにゴミを漁ったりもする。

取り憑かれている時間が追い払ったあとに元に戻れるかどうかに影響しているとは思いましたよ。

ヤツらは暴れるときに愛着を求める。ヤツらは救いを求めていて、(乗っ取った人間が)安全を案じられる場所に行く。メーガンの場合はカイルが住んでる実家だった。

シドニーはどうしてアンバーを誘拐してカイルと一緒にヤツらの巣穴に閉じ込めたのかは結局わからないまま、牧師が助けに来た。

シドニーが言うには、自分たち(My Kind 正確には「私のような者たち」。Our Kindっていうのが普通だと思う。偉いから?)は毎日、こちらの世界に入ってきていて、元々いた場所にいられないから、ここに来る。それってシドニーたちもアウトキャストってことじゃないですか。どこから来たとカイルが尋ねると、キミと同じ場所だと答える。表裏一体ってことか。

この流れで牧師がカイルたちを助けにきたときに元消防署の署長がやめさせようとする。それまでヤツらに乗っ取られていた奧さんのキャットは何もしていなかったが、牧師がバールで署長を殴ったら、キレた。愛情とかそういうものがあるみたい。

最後、メーガンに取り憑いたヤツらを追い払ったのはアンバーだった!アンバーにも父親のカイルと同じ能力があったのか!実に面白い。正気に戻ったメーガンがマークはどうしたと尋ねる。カイルは死んだとしか答えない。でもメーガンは自分がやったとわかったのだろうし、遣り場のない怒りに泣く。

怒り心頭の牧師はシドニーの住んでるトレーラーハウスを燃やす。人影が見えた。シドニーじゃないなと思った。警察署長かと思ったら、翌朝警察署から出てきた。誰が焼死したのかと思ったらどうやらアーロンらしい。恋人になったパトリシアの息子を殺したみたい!牧師は取り憑かれていないのに人殺しになっちまった!

エンディング直前、ローマの町を離れてようとカイルと娘のアンバーがガソリンスタンドに寄ったら、スタンドによった他の客に遠巻きに凝視される。みんなヤツらなのか!

という終わり。

この娘が実は特殊能力を持っていてメーガンからヤツらを追い出すという展開。これは童夢ぽい。

いろんな新たな問題を提起してシーズン2へ。

そして10月からはウォーキング・デッドですよ!

童夢はAKIRAと同じくらい面白いのに知名度が低いような。



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