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2016/08/15

真田丸 第32話 応酬 三成、まんまと家康の術中にはまり、上杉景勝やらかす

出浦は死んでなかったのか!秀吉が死んでも話がダレません(当然ですが)。家康のキャラとしての重みが一気に深くなり、序盤は空気だった信繁も良い感じに主役になってきました。

三成が家康を追い詰め、戦下手の三成が関ヶ原へと追い込まれていくのかという話の序章。

そして上杉景勝がまたやらかす。

出浦昌相は大やけどを負って温泉で湯治しているらしい。

昌幸が三成の話に乗って家康を暗殺しようとしたのは天下をもう一度乱して信玄の領地だった信濃を取り戻したかったからだった。殊勝です。昌幸お爺ちゃんのほぼふざけているけど、たまに見せる真面目なところがセクシーですな。

家康は誰が自分を暗殺しようとしたかわからない。触れられてませんが、老衆(おとなしゅう:いわゆる五大老)かもしれない。前田や毛利は怪しい。真田というのは刺客が忍び込んでいると家康に教えたのが信繁なのでそれは考えられない。真田一族にとっては好都合。信幸なんか怒り狂った本多忠勝にかみ殺されかねません。

怒ると言えば、信幸は稲だけでなく、こうにも息子が出来たことが忠勝にばれる。家康の屋敷でそれを忠勝に言われ、申し訳ありませんと信幸が頭を下げて謝る。それを見る信繁の目。ああ兄者は殺されるねって思ってる。それだけお主の情けが深いということを逆に褒められる。本多忠勝って愛に生きる正義の味方です。

暗殺におびえる家康に本多正信がよからぬ(しかし歴史を変える)入れ知恵:

どうせ命を狙われるなら、思い切って天下を取っておしまいになるというのはどうでしょう?

くどいと家康が一蹴する。

寧々が死んだ秀吉と対面。茶々は秀吉の亡骸に会おうともしない。片桐且元は寧々に自分の手を握って眠るようにすっとお亡くなりにと嘘をつく。(あなたは寝てたよね!)そして自分がついた嘘に胃が痛む。

三成は秀吉が死んだことを隠すために瓶に知れて塩漬けにする。家康から豊臣家を守るためとはいえエグいっす。寧々もちょっと三成に対して良くない感情を持つ。これで三成が全然秀吉の葬儀の準備をしないので、自分が急かしてやると家康から嘘を吹き込まれても信じてしまいます。段々、家康の狸の片鱗が顔を出してきました。

信繁が三成にやんわり(ただ事実を知っているかどうかを確認することで)「ウチの父ちゃんをそそのかして家康に刺客を送って失敗してんじゃねえよ」的なことを伝える。

三成は心根はいい奴だから、信繁に秀吉が死んだから今度は秀頼の馬廻りはどうかと提案する。良いポジションではある。信用している人間にしか任せられないでしょうね。

信繁の返答に三成の筆が止まる(基本人の目を見て話さない)。

もうしばらく治部様のお手伝いをさせて頂けませぬか?

なんだこのBL的な発言は!三成はハートを射ぬかれたに違いない。

今こそ殿下にご恩を返すときだと心得ます。

と信繁は続けた。そういうことですか。それでも三成には嬉しいですよね。信繁の方を向いて目を見て話し出した。

私はほとんど間違えることはないが、たまに誤った決断をすることがある。そんなときは遠慮なく言って欲しい。

絶対にこのふたりは出来ている。当時のカソリックなら酷い目にあってるでしょう。

家康が秀吉が死んだのを知って秀忠を呼び、神妙な面持ちで秀忠が秀吉が死んだことを聞いたことを確認し、江戸に帰るように命じる。

重苦しい空気の中、秀忠が去ろうとする。が、しかし足をとめて家康の方へ向き直る。

なにゆえ?

吹いた(笑)。星野源、さすがコント番組出ているだけはあります。たまには頭を働かせよと家康に怒られる。ビビる秀忠(笑)。

この理由を昌幸が信幸・信繁兄弟に語る。早く信濃に帰りたいとかしょぼくれていたけど、頭は全然冴えています。

家康は信長が本能寺で明智光秀に長男ともども討たれて織田家が滅んだようにしないためだと言う。つまり自分が誰かに殺されても秀忠は残り、徳川家は存続する。

だから家康がことの重要さを認識できない秀忠に本気で怒ったのですね。たぶん家康が天下取りに向けて動き出すのを渋っていたのも、そういう不安があったからではないかと。

三成が老衆の中で家康に対抗できるのは前田利家しかいないということで、行ってみたら床に伏せていた。

三成は利家に家康の勝手にさせてはなりませぬと懇願する。利家もワシの目の黒いうちは勝手なマネはさせぬ!と豪語する。

けど利家のもとを離れるとあれは長くないなと言う三成はほんと身も蓋もない。だから、加藤清正にも嫌われるんじゃないですか!加藤清正の俺はお前と酒が飲みたいんだ~っての面白い。でも酒の席を断るから、家康側に寝返られて家康側から嫁をもらってしまうんですよ!

老衆と五奉行の合議制は国連安全保障理事会と同じで無理があります。そして安全保障理事会と同じく本来は五つの常任理事国が同じ権利を持っているのに実際にはロシアと中国とアメリカが牛耳っている。

こういう間怠っこしいことが嫌いだけろ三成がぼやくと、つかさず信繁が石田様にしか成しえぬことですと褒めると、わしもそう思うと三成。仲良いですね。

こういう自尊心の強い台詞を聞くとZガンダムのブラン・ブルタークの台詞(難しいゲームなだな。大佐ならできます。当たり前だ)台詞を思い出します。

信幸の計らいで矢沢三十郎(頼綱が死んだことで)が信繁のもとに戻ってきたら。一旦出たら面白い人になって帰ってきました。

秀忠が江戸に帰ったら、家康が動き出す。まず阿茶の局の使って寧々から攻め落とす。寧々が家康と直々に話すようになる。なるほど秀吉は天下取りに信長の孫を利用したが、家康は秀吉の奧さんを抱き込むか!

伊達政宗は太鼓持ちの達人!!本多正信が家康の五男と政宗の娘との結婚を成立させる。さらに福島正則の息子と家康の養女の結婚も成立。秀吉の遺言には勝手に大名の婚姻をしてはならぬと書いてあるのにと信繁が問いただすと、秀吉の遺言が効力を発揮するのは秀吉が死んでから、つまり葬式が執り行われてからとすっとぼける。

家康が大名連中を呼んで宴を催すと、三成も負けじと大名を宴に誘うが誰も来ない。豊臣恩顧の大名以外は細川忠興だけ。細川忠興は基本眼鏡をかけてる矢柴俊博だ!信繁が言うように三成に人望がない以前に家康とは格が違う。ごもっとも。

本来なら家康を三成が補佐するというのが当たり前。信繁も大谷吉継もそう考えている。しかし当の三成がそれを望まない。ずっと秀吉の威を借りて政治を人を動かしていたので、新しい体制の中で泳ぐ臨機応変さが育たなかったんでしょうね。

だから家康が秀吉恩顧の大名たちと姻戚関係を結んだのを自分で家康に問いただすとか自分を窮地に追い込むようなことを考えてしまう。

大谷吉継に家康を問いただして後はどうする?最有力の家康を外して豊臣の政治がまわるかと?突っ込まれ、秀頼が成人するのを待てと制止される。正論です。(家康が欲をかいて自爆するのを待てばいいんです。)

しかしそれでは遅すぎると三成は頑として折れない。子供か!

大谷吉継は三成が家康と対決しては絶対に不利だと、家康を問いただす役目を同じ老衆の上杉景勝に頼む。義に篤い景勝は大谷吉継の頼みを聞いて家康に問いただす役目を引き受けた。でも直江兼続の「またですか殿」って目をしていますよ(笑)。

そして評定の場、景勝が三成にワシにまかせよと太鼓判を押す。家康が来て宇喜多秀家がまず家康を叱責する。家康は年をとって物忘れが激しくなったせいだととぼける。家康が老衆と五奉行の10人で一丸となって難事を切り抜けるときなのに太閤殿下の御遺言をなんと心得ると恫喝する。ここで景勝の出番だ!

忘れたですむ話ではないと景勝、小声で言う。おいおい!そうだ安請け合いする景勝は小心者だった!この景勝の小心者設定がこんなに生きてくる展開はない!

なにか申されましたかなと家康に睨まれる。

景勝ビビる。

忘れたですむ話ではない・・・ような気がする。

大大名が「ような気がするって」、そんな弱気な。

家康が畳みかける。

杉殿、お声が小さい。耳に入って来ぬわ!

なんでもござらん!!って景勝半泣き。

直江兼続、安堵しているように見える。(この流れからどうやって直江兼続を反家康にもっていくのか気になります)(※ウェブサイトを読んだら直江景綱的には景勝しっかりせい!という目立ったらそうな)

三成、怒りを抑えられずに家康に掟を破ったと叱責するどころか、その責任の取り方によっては9名の合議をもって老衆をやめてもらうと言い出す。

家康が高笑い。自分は秀吉から直々に老衆を仰せつかった。それを勝手に退けるとは、それこそ遺言に背くことではないかと言い返される。そこまでして政治を独り占めしたいかとダメを押される。まだ退き下がらない三成に

君側の奸の出る幕ではないわ!

と怒鳴る。三成の負け。

君側の奸とは君主の側で君主を思うままに動かして操り、悪政を行わせるような部下。ガンダムで言うギレンとかパプテマス・シロッコですな。


議論で負けた三成は秀吉が入った瓶の前で明智光秀と同じ事を考える。徳川の屋敷に夜討ちをかけて家康の首を取る!

伏見の最も長い一日が始まろうとしている・・・

高まります。

昌幸が秀忠を江戸に返した理由を本能寺になぞらえなければ、三成の夜襲が明智光秀の本能寺攻めと同じに行動に出たのだとは思わないです。そして三成も光秀と同じ奸賊になって敗れるわけですか。

三成が家康を危険な天下取りへと追い詰め、戦下手の三成が関ヶ原へと追い込まれていくプロセスにワクワクします。

石田三成もこういう本を読んでいれば歴史が変わったかも。

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