ガンダムUC: Re0096 第19話 再び光る宇宙 マリーダさんお盆の週に死す

ファーストガンダムのララァがアムロに殺される回が「光る宇宙」。そして今回はとち狂ったリディにマリーダさんが殺される。この回も濃いなあ！

一年戦争に比べて小さな紛争なのに高まります。

格闘戦に特化したシュツルムガルス（ガルス強襲型）とタクティカルショットガンをぶっ放すズサがネェル・アーガマを強襲、それをコンロイのエコーズ用ジェガンがビームスプレーみたいので狙撃するシーンがたまらんです！

ガルスが立ちはだかったギラ・ズールのパイロットを見逃すのもいい。でも最後はユニコーンのロケットブースターにぶっ飛ばされる。

口からメガ粒子砲を撃てるザクIIIって結構強そうなイメージでしたがフルアーマーガンダムにやられてます。

アンジェロもリディみたいにバナージにフルフロンタルを取られた嫉妬に駆られる。バナージが命までは取らなかった味方の袖付きMSも巻き込んでビーム攻撃するとかリディ並に狂ってますよ。

忠義面して世界をめちゃくちゃにした戦争屋ども！ みんな汚らわしい染みだ！

それでバナージのサイコミュを遮断してユニコーンの動きを止める。その間にリディがマリーダさんを殺しちゃった！

ミネバはリディに今やらなければならないことは何か、あなたの心は分かっているはずと訴える、しかしその後がいかん、バナージを助けて！

それは逆効果でしょ。

リディが一瞬正気に戻るかと思ったら、ビームマグナムがバンシィの腕に触れてまた強化人間みたいな精神混乱に陥る。

みんなでおれを否定するのか！ミネバ……おまえはおれを……独りにしないでって、言ったのに

マリーダさん、リディを助けるために人柱になる（お母さんの抱擁みたい）。（これがユニコーンの「システム」の受け止めにつながるのかな）

マリーダさんは自分を殺したリディにもやさしい。その生真面目な心が、他人も自分も傷つける。落ち着いて周りを見渡せばいい。世界は広い。こんなにたくさんの人が響き合っている。

ジンネマンとの最後の話が泣ける。

あなたは私の光。もう一度、私を生んでくれた光でした。

マリーダが死と発した強烈な感応波でユニコーンのサイコミュを妨害していたローゼン・ズールの「檻」が解かれる。

狼狽するアンジェロを見ているとすごくスッキリする。

なぜ貴様なのだ。望んでもいない貴様が、なぜ（大佐に）必要とされる。 （大佐を）見せるな！

って幻の大佐が振り向いて手を自分に差し伸べてきたかと思ったら、ユニコーンのNTDが発動してコンロールを奪われたローゼン・ズールの左腕だったという。コクピットの左脇を直撃してローゼン・ズール沈黙。

エグい。でも因果応報。

ネェル・アーガマがメガ粒子砲で袖付きの大型艦3隻を撃沈。フルフロンタルは無能か、見殺しにしたのか。応急でベタベタとシートみたいなのを張ったネェル・アーガマいいですよ。

マーサとマーセナス議長のやり取りの絵が凄く好き。

ロンドベル隊の（捜査権発動の名目で）シャイアン基地制圧がカッコイイ。ジェスタがニンジャみたいに警備のMSを仕留める。

インダストリアル7にネェル・アーガマを入港させようとするオットー艦長をジンネマンが止めるくだりもいい。

まだレウルーラがいます。フル・フロンタルがどう出てくるか分かりません。それに、ゼネラル・レビルの出足が遅いのも気になる。何があっても対処できるように外で待機しておいた方がいい

何かが我々を狙っている。マリーダ中尉は、そう言っていたな。

待ちましょう、ユニコーンを。今度は俺たち大人が、あいつを守ってやる番です。

ラプラスの箱が人の犠牲に見合うものじゃなその価値を決めるのは周りなんですよね。だからちっぽけであればあるほど逆にインパクトがあります。

最後に紹介されたバンシィのイラストに修羅が宿ってます。

そういえば、アマゾンビデオにて劇場版ガンダムとともにカウボーイ・ビバップが公開ですよ。20年前ですが、面白さが色褪せないです。良い時代になりました。

キアヌ・リーヴスも劇場版にこだわらすにテレビシリーズにすれば実写化できたかも。

オープニングのかっこよさ。