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2016/09/04

ブラタモリ 第46回 佐渡 固い岩盤が良いこともある。

ずいぶん久しぶりです。オープニングのタライ舟がシュールです。

佐渡では江戸時代から平成元年までの400年にわたって金を採掘していたとはどんだけ豊かな鉱山だったのか。

金山は岩盤を掘って取り出すのに岩盤が固いことが良いこともあるんですね。

真ん中がぱっくり開いた山(道遊の割戸って呼び名がカッコいい)は「天地人」の後の紀行でやっていたような。1601年に見つかったということは上杉景勝の時代じゃない。タモリ氏の

金に対する欲望が山の形を変えちゃったんだね~。

表現がド直球(笑)。

必ず祠があるのが日本。欲望の跡(坑道の大きさ)確かに凄い。

金鉱石って佐渡ではその辺に転がってるのか!金は白い石英(二酸化ケイ素)とともに見つかることが多い。というのも二酸化ケイ素が火山活動などで温められた地下水に溶け出し、地面の割れ目に沿って上昇。冷えて石英になる。だから垂直の脈になっているのか。この二酸化ケイ素が溶け出すときに金などの物質も一緒に混ざる。

金は1tに2~3gで採算が取れるレベル。佐渡金山は5gぐらい入っている。

しかし昔の人はどうやって見つけた?それに佐渡の地形が関わっている。

割戸の脇には谷が刻まれている。谷は川に削られて出来る。ということは砂金が出る。しかし金は重いから海まで流れずに川の途中で止まっていたってタモリ氏、ガイドの話を先回りした。

その金を老人が偶然見つけたって話を盛ったのを、「本当ですか」と真顔で聞く近江アナ、かわいいじゃないか。その笑顔に金メダル。

佐渡の人は道遊の割戸を掘り尽くすと別の場所、相川に向かった。金が見つかると佐渡は幕府の直轄領となる。(幕府としては上杉が移封されていてよかったですね)。

ガイドの人がタモリ氏に掘っている人に特徴ありませんかって聞いたら、

下半身丸出しですね。ときどきキンが見える。


いいぞ。もっとやれ。公共放送の限界に挑め!

佐渡の岩盤が固くてたがねを打ち込むのにはさみを使う。たがねが2日で1本なくなる!しかし岩盤が固いがゆえに佐渡は黄金の島となった。こういう盛り上げ嫌いじゃないです。

岩盤が固いから崩れない。地下650mまで縦横無尽に坑道を掘り進むことができた(全長400km、佐渡から東京の距離だとか)。佐渡の地下は天然のイナバ物置か!

佐渡は地下要塞にいいですね。

小学校の頃に石英を拾って帰るのが趣味だった地形ガイドの女性。テレビゲームがなかったのでドングリを拾うか石英を拾うしかなかった。ゲームをしないとタモリ氏に会える!うちもなかったですよ!

佐渡の岩盤が固いことが佐渡が出来た時期に関係しているとガイドの女性が説明を始め、興味を誘う掴みとしてどういうことかわかりますかとタモリ氏に問いかけると、相当古いってことですねとさらっと答える。

3000万年前、ユーラシア大陸の縁で起こった火山活動で佐渡の元となる部分が生まれる。その後、大陸から離れて海に沈んだり、上昇したりしながら300万年前に今の場所に落ち着いた。

長い年月をかけてできた岩石は上からの重みかかって固くなったり、間の水分が抜けてカチカチになるそうな。

固い岩盤は金を取り出すのにも便利。

溶岩が冷えて固まるときに石英の玉が入って出来た超固い球顆流紋岩を使って金山に使う石臼が作られたとか。江戸時代、鉱山で働く人は「大工」と呼ばれ、大工町が出来た。その規模5万人!

石英の球顆流紋岩で作った石臼を使って金が含まれた岩石を砕いた。その砕いた岩を火床(炉のことおそらく長いフライパンみたいな形だったからでは)で溶かして金を取り出す。大床ヤっていう地名は火床に由来する。金を取った残りカスの岩をカラミという。

そして最後、佐渡奉行所で取り出した金を小判にする。奉行所で小判にまでした金山は佐渡しかないそうな。江戸の初期は佐渡から国内の半分の金が算出されていた。

金の産出量は昭和初期(1940年)に爆発的に増えた。浜に集まっていた質の悪い金鉱石を製錬した!日中戦争真っ只中、太平洋戦争の一年前、戦争継続に大きな役割を果たした可能性がありますな!

昭和の精錬所(北沢浮遊選鉱場)は東洋随一の規模を誇り、段丘のヘリ(高低差)を利用して上から下に各工程を階段状に作ってあった。

南鳥島の周りにマンガン団塊(マンガンノジュール)がめっちゃいっぱいあるとか。日本の鉱山王国復活も近い。物理的な側面として明治時代の産業の発達は銅鉱山があったからといっても過言ではないです。アベノミクスの次は海というニューフロンティアですよ。

超絶 凄ワザ!の紙飛行機新記録に挑戦。

鳥人間コンテストで10年に6回優勝している東北大学チームが参加。リブ(翼の小骨)とか作り方がマニアックですな!

ハンドランチ(手発射)グライダーの世界記録保持者のリール職人の石井っていうおじさんの紙飛行機はカッコいい!JAXAが火星で使う飛行機に下面が凹んだ石井翼が使われているとか。この方が翼の下を流れる空気の流れが乱れないんだそうな。

石井は紙にもこだわる。厚みを持った工業用のハニカムだ!それを削って丸みを持たせる。恐るべし。

機体を傾けて進行方向に横向きに発射。学生チームを襲った失速を防ぐためだとか。それを可能にしたのはガルウィング!発射時に機体を傾けて揚力を片翼の一部だけにして姿勢が水平になり、失速することなく滑空。上がりすぎるのを防いだ。結果、飛距離がMAXを超えた。

今井大輔のデルタ翼紙飛行機。デルタ翼といえばユーロファイター・タイフーンとかグリペンだろう!最後は普通に水平尾翼がある後退翼になっていた。事前の飛行で折れた!


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