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2016/10/02

ブラタモリ 第49回 宮島 厳島神社にも地下空間が!

あきの宮島は自分も秋の宮島だと思ってました!安芸の宮島なのですね!

厳島神社に地下空間があるじゃないか!

あと台風一過は台風一家だと思ってましたし、信長の人生五十年、天下の内を比ぶればを天下の内の食らぶればだと思ってました。

宮島を案内してくれるガイドさんがまた可愛らしい。近江アナもアイドルぽい(ちょっと残念寄り)ですね。でもそこがいいですね。

宮島は島全体が信仰の対象。ガイドの地質学者の於保(おほ)名誉教授。たくさん話したいんです感が強くて実にいいです。

宮島の地形としての神々しさは切り立った稜線と深い谷。観音様(古い時代には女神様)が横たわっているように見えるとか。島全体が花崗岩でできているからなのか(そもそも広島全体が花崗岩)!花崗岩には節理という亀裂が格子状に入るそうですよ。そこから風化が始まって岩ができる。それで奇岩や巨石がたくさんできたとか。

古代日本は巨石を信仰してました。弥山は巨石の宝庫。そして高尾山にもあったタモリ氏を恐怖に陥れるロープウェイ(笑)。どういうわけか、日本の信仰の対象の山頂にはロープウェイが多いですね。

弥山は弘法大師が開いたそうな。弘法大師は羽根でも生えてたんでしょうか。

そこに霊火堂というのがある。中には釜がある。釜の下の炎は弘法大師が修行をした時に使った火をそのまま残して守っているそうです。釜っていうのが面白いですね。

対岸(本土)の吉備津神社で鳴釜神事が行われています。その所以を引用しますと:

この神事の起源は御祭神の温羅退治のお話に由来します。命は捕らえた温羅の首をはねて曝しましたが、不思議なことに温羅は大声をあげ唸り響いて止むこと がありませんでした。そこで困った命は家来に命じて犬に喰わせて髑髏にしても唸り声は止まず、ついには当社のお釜殿の釜の下に埋めてしまいましたが、それ でも唸り声は止むことなく近郊の村々に鳴り響きました。命は困り果てていた時、夢枕に温羅の霊が現れて

『吾が妻、阿曽郷の祝の娘阿曽媛をしてミコトの釜殿の御饌を炊がめよ。もし世の中に事あれば竃の前に参り給はば幸有れば裕に鳴り禍有れば荒らかに 鳴ろう。ミコトは世を捨てて後は霊神と現れ給え。われは一の使者となって四民に賞罰を加えん』

とお告げになりました。命はそのお告げの通りにすると、唸り声も治まり平和が訪れました。これが鳴釜神事の起源であり現在も随時ご奉仕しております。

ちなみに温羅伝説は桃太郎の原型という話もあります。吉備(岡山と広島東部)は砂鉄の産地だったので炎を釜の信仰が吉備で広まっていて、その名残ではないかと。本土側では神社として、宮島では仏教施設としてというのがさらに面白いです。

厳島神社の鳥居の裏側にある扁額には伊都岐神社と書かれており、意味は斎き島、神を奉る島という意味だとか。干潮と満潮の差が激しいから地下空間が必要。

なんで高校野球でしゃもじを使って応援しているチームがあるのかと思ったら、それはこの厳島神社のしゃもじの縁起もの(しゃもじは飯を取るもの→[敵を]召し捕る→勝つ)だったのですね!北海道ではしゃもじがおたまを意味することがあります。

この神々の島(アヴァロンだ!)に厳島神社の社殿(平安貴族の屋敷の「寝殿造り」)を造営したのが「平清盛」。BGMも大河ドラマ「平清盛」だ。やっぱりタルカスいいですよ。




夏目漱石の嫁の演出も「平清盛」を撮った人なんですよね。この人のドラマは面白い。夏目漱石の嫁を見てから平清盛を見ても面白いかも。平清盛も大河というより神話(ファンタジーぽい)。そこがいい。

平清盛の時代から1000年に近く潮の影響を受け続けている社殿が今も守られてきたのは地下空間だった!!(そうは言ってないけど)

潮に使っている柱は傷みやすいので「根接ぎ」という一部交換を行っているのだとか。建物は一度建設したらずっと大丈夫だと思われがちですが、実際は補修が大事。厳島神社も地下空間があることで柱を交換できるのですね。

余談ですが、免震構造のあるビルもゴムとかを交換できるように土台に空間が設けられています。

台風の時などは高い波に襲われて渡り廊下の踏み板が浮き上がって流されないようにするためのおもし(非常石)を置く。

本社本殿を守るために平舞台という神事なので使う板敷の屋根のない場所が海にせり出している。平舞台は石の柱に載せている。この400畳ある板敷きにわざを隙間を空けてある。なぜか?

これが高い波が来たときにイカダのように浮くことで高い波を弱める。さらに板と板の間からしぶきが出ることで波のエネルギーを弱める。その後の超絶 凄ワザ!の、凄く激しい揺れの中でレコードを再生するには、震動を完全に抑えるのではなく角を取る(急激な揺れをゆっくりとした揺れにする)というのに通じますね!柔よく剛を制する。

こういう古代のエンジニアリングはめっちゃ面白い!

完全に封じるのではなく動的に弱める。汚染物質も完全に封じ込めるのではなく動的に排除していくということで、全体を守る。偉い人にはそれがわからんのです。結局、盛り土はジオンの足みたいなもんですな!

最後はブラタモリから違う話になってしまいました。厳島神社を設計した人も千年残る建物を作ったのに何で神社が空中に浮いてるんだ!なぜ土を盛らない!とか清盛に怒られていたりして。

超絶 凄ワザ!

激しく揺れる列車の中でレコードをかけるためのバネ式免震装置を作る。激しく揺れるのがJRからの払い下げレールで歪んでる上に、運びやすいように切られてしまったから。

揺れを完全に抑えるのではなく、揺れの角を取ることで揺れながらでもレコードの針が飛ばなくなる。発想の転換ですね。その揺れの角を取るのはかつて競った敵のゲル技術。

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