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2016/11/13

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第32話(2期・第7話) 「友よ」 アストンが死にタカキは大人になる

泣いた。ゴミとして生まれ、人間として死んだ少年の悲しい話。タカキとアストンが並んでいる写真を見るだけでもぐっときます。そして最後、怒りの昭弘のグシオンが復讐に赴く。

今日は絵も良かった。メカの描き方がいままでと違う気がします。

最初のマクギリスの(肩付きの)グレイズリッターとアーブラウ防衛軍のフレック・グレイズと戦いから今回は気合いが違います。マッキーは腕を切り落として擱座したフレック・グレイズのコクピットを執拗に刺す。

これ以上、混乱を長引かせては月の蛇に笑われせることになる。

その蛇とはラスタルですかな。

森に潜んでグレイスリッターの動向を見ているランドマン・ロディ隊とゲイレール。絵になりますね。ランドマン・ロディがドムみたいでいい。

あいつをやればこの訳の分からない戦いは終わる、俺がやればとタカキのレバーを握る手に力がこもる。

いつもどおりやれば平気だとアストン。俺が前で、お前が後ろ。一緒にのところに帰るんだろ。約束だ。

マクギリスの異常なまでの強さと相まって、タカキは死ぬと思いながらオープニングが始まります。

モビルスーツによる集団戦が熱い。しかもわかりやすい。

ガランは鉄華団にマクギリスを討たせようとする。捨て駒ってことか!

アストンとタカキのランドマン・ロディ2体がグレイズリッターに襲いかかる。ここでマクギリスからの通信が入る。

これは団長からの指示なのか?オルガ・イツカからの指示なのか聞かせてもらいたい。団長の口から直接、私を討てと命じられたのか?君たちは誰の指示で戦っている?

アストンは判断を迫られる。それがアストンの生死を分ける。

アストンのこいつ(マクギリス)をやれば戦いは終わるんだの言葉にタカキが同調する。あんたをやればアストンと一緒に帰れるんだ!先にアストンが出た!

一度下がれ、タカキ!一人じゃ無理だ!!ってアストンが叫ぶ。この流れ、タカキが死ぬのかって思うでしょ。

ホバリング移動しながらナタを持ち替えるタカキのランドマン・ロディの動作に痺れます。それでグレイズリッターの剣をはじく。剣を失った右腕でグレイズリッターがタカキのランドマン・ロディのボディを殴る。厚い装甲にグレイスリッターの右腕が砕ける。だがそれは想定内。殴られた衝撃でランドマン・ロディは態勢を崩し、ナタを手放す。それをマクギリスのグレイスリッターが掴む。

命がけだよ!私もな!!

危うしタカキ!やはり妹は死亡フラグだったか!

アストンがダッシュしてタカキのランドマン・ロディを突き飛ばす。グレイズリッターのナタがアストンのコックピットに突き刺さった!

だから言ったろ。俺が前でタカキは後ろだって・・・その方がうまくいく。

血だらけのアストンのランドマン・ロディがグレイスリッターの腰に両腕を回して動きを封じる。

なんだヒューマンデブリ的な捨て身の戦い方は。

そこにガランのゲイレールが部下のゲイレール・シャルフリヒターとともに現れ、マクギリスのグレイズリッターに銃の狙いを定める。警戒音が鳴り響く。ガランが慌てる。

空からバルバドスルプスの登場だ!

あんた(マクギリス)のことはオルガに死なせるなって言われているけど・・・

逃げようとするガランに、逃がすわけないだろうと三日月が後を追おうとするが、タカキのアストンを呼びかける声を聞いてやめる。

アストンが潰れたコクピットの中でぐっちゃりしてますよ。

俺は、お前にフウカに出会わなければよかった。ヒューマンデブリは感情なんか持ってたら、生きていけない。仲間が殺されても悲しんでいたら潰される。俺たちは自分の心を殺して生きてきたんだ。

なのに・・・なのに・・・本当にお前らに出会わなければよかった。だって死にたくないって思いながら、死ななくちゃいけないんだからな。

でも、ありがとう。

号泣。少年はゴミとして生まれ、人間として死んでいった。

ラディーチェが鉄華団にリンチされてもしょうがない。ガランにも見捨てられる哀れな大人。

アストンが死んで昭弘がケンシロウみたいにラディーチェに百烈拳を食らわせるかと思ったら、壁ドンしてガランという黒幕がいることを吐かせる。そして片腕でぶん投げた。
そいつの始末を終えたら、次はお前だ覚悟しておけ。

ガランって野郎は俺がやる。

号泣からの昭弘の復讐劇、北斗の拳みたいに高まります。三日月がガランを仕留めなくてよかった。家族の復讐は家族で!

うまいこと逃げ延びたガランはラスタルの意をくんで地球で新たな紛争を起すべく動き出そうとする。だがそこに敵襲。アーブラウでもSA((USAのアナクラム?)でもない。鉄華団だ!
ゲイレール・シャルフリヒターはスコープドッグみたいに膠着ポーズが取れるのか!ガランがさっきまで飲んでいた金属製のマグカップを捨てる。それが踏みつぶされる。ガランの行く末を暗示しているような。

裏切られた仲間の復讐に行く鉄華団。良いじゃないか。

ハッシュ、襲われて恐怖を感じる。三日月に邪魔扱いされる。

傭兵の雑魚は三日月たちが押さえ、昭弘のグシオン・リベイクフルシティがガランのゲイレールに襲いかかる。画面からグシオンの怒りが溢れてくる。武器に大鎌っていうのも殺す気みなぎってます。

苦戦するガラン。

単純なパワーってやつは迷いがない分、タチが悪い!

それはガチムチへのほめ言葉。

グシオンとゲイレールの銃撃と打撃を組み合わせた戦いが巨大感もあって高揚します。

まだ捕まらんよ、小童には!

ガランがライフルを撃つ。直撃をものともせず昭弘が突っ込んできてライフルの銃身を握りつぶした!

守るべきものがある、それは結構。仇を討つ、それも結構!

てめえは俺がやる。それだけだ!


グシオンの四本腕を駆使した打撃が素晴らしい。ゲイレールが圧倒される。

お前は人として至極まともだ。しかしな、戦場ではまともな奴から死んでいくのが常。己が正義を守るため、もがく奴から淘汰されるのだ!

ガランが左腕から斧を抜いて逆転を一撃をグシオンに食らわせようとして巨大なペンチに挟まれる。闇夜に緑色に光るグシオン怖い!

よかったな。あんたはまともで。

アストンと同じくガランがコクピットごと潰される。こういう重くて生々しい殺し方が鉄血のオルフェンズの醍醐味。

名も知らぬ小童よ。この老頭児(ロートル)の死は必ずやお前の未来の姿となる。

ガラン、自爆。 

グシオンは無傷。炎を背に立つ姿にむせます。

タカキがラディーチェの裏切りは地球支部の問題だから自分でケジメをつけると言うと、三日月が自分の拳銃を渡す。みんなはタカキが優しいから許すかも思っていてからの、ラディーチェを跪かせて散々言い訳させて銃弾を3発ぶち込む。

タカキも大人になった。

三日月と違ってパイロットとして役に立たず、自分がタダのガキだと思い知らされるのはクソみたいな気分だとハッシュ。

ディンが喋った。

自分の置かれた状況を正しく認識できるっていうのはきっとパイロットの素質のひとつだ。

マクギリスは三日月に助けてもらったことを感謝し、そのバルバトスの姿が「アグニカ・カイエル」の伝説の一場面のようだと言う。「アグニカ・カイエル」はギャラルホルンを創った男だそうな。

最後、タカキがひとりで家に帰ってくる。フウカがテーブルで寝ている。ずっと待ってたんだよ。しかしアストンはいない。

こうして俺たちの名前のない戦争は終わった。

今回も渋かったです。ほんとタカキ=アストン編は良かった。

グシオン・リベイクフルシティはカッコ良かった。


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コメント

なおさん、どうも
サンダーボルト2期をやりますか!これは朗報です。菊地成孔も再登板。嬉しいですね。

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