ブラタモリ 第54回 大坂城 真田丸スペシャル
タモリが前回から帽子を被っていたのは髪の心配じゃなくて日射病対策だったのか!
真田丸を見る上で参考になります。
今の大坂城は徳川が建てた大阪城で、豊臣秀吉が築いた大阪城(の土台)はその下に埋もれているのですね!地下7メートルに豊臣大坂城の石垣が眠っている。
完全に豊臣の大坂城を地中に埋め殺しにした。
解説している大坂城館長の怨嗟を感じます。
徳川は豊臣大坂城の記憶さえも消してしまおうと。それが功を奏し、江戸時代の途中から徳川が大坂城を新たに築いたという記憶がなくなって、徳川大坂城が豊臣秀吉の築いた大坂城だと思われるようになった。昭和34年の調査が始まるまでこれが豊臣秀吉が築いた大坂城だと思い込んでいた。(おそらく天守閣ではなく土台のことだと思われます)。
そんな大発見を当時は隠していた。豊洲の地下空洞並の隠蔽ですよ。大阪人は秀吉が大好きですから、今まで秀吉のお城だと思ってきたものが実は徳川幕府製だということになると、大阪市民が卒倒してしまうのではないかと発表しないことにしたのだそうな。
大坂城の北には低湿地が広がりにそこを流れる川には長い自然堤防が形成された。そこでしか戦えないのでこれは守る側に有利になります。
南面の西側のクランク状の巨大な空堀(幅30m~40m、高さ10m+土塁)が掘られ、その跡が今も残っている。クランク状にしているのは函館の五稜郭みたいなヨーロッパの近代要塞と同じく十字砲火を浴びせやすいからじゃないかと。
途中で出てくる大坂城の配陣図に真田左衛門佐幸村って書いてある(これは本物?)。
クランク状になっていない南面東側の空堀の前に真田信繁は真田丸を築いた。
今年の2月に島根県松江市で見つかった古文書に真田丸の詳しい図があったって、よくもまあそんな古文書が残ってましたね。
東西北側は自然の崖を利用し、徳川の軍勢が攻めてくる南側には巨大な空堀を築いた。徳川勢は一万人の犠牲者を出したらしく、この掘りを恐れて掘りを徹底的に破壊したとか。そして徳川軍が負けたという負の記憶を抹殺しようとしたのではないかと。
超音波で地中を探査する機械を使えば埋めたのかどうかわかるかも。
超絶 凄ワザ!
ステンレス板の上に鉄の円盤を乗せても滑らないのですね。知りませんでした。
F1のエンジン部品とか作る不二WPC(金属表面の微粒子ピーニングを行う)と国の物質材料研究機構(NIMS)という対決。潤滑油は1ミリリットルだけ使っていい。
NIMSが有機化合物とかガラスの専門家いろんな分野の頭脳を結集して鉄の円盤の下に鉛筆の芯であるグラファイトを敷く。これがステンレス板を滑るときに薄い層が剥がれていくのだとか。鉛筆で紙に字が書けるのも同じ原理だとか。そうえいば滑りやすいプラスチックに字が書けないです。それだけ頑張っても滑走は4mも行かず。
一方、不二WPCは鉄板に小さな凸凹と深い凸凹をつけ、粘りけの少ない潤滑油と粘りけを多い潤滑油をブレンドして塗る。結果15mの滑走に成功!深い溝に溜まった粘りけの多い潤滑油がジワジワでて滑走を維持できた。
次回は潤滑油を使わないという恐るべき条件での競争。
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