ウォーキング・デッド7 第4話 「独裁者の洗礼」 こんなリックは見たくない

ニーガンに良いようにアレクサンドリアを荒らされるリック。しかし何も出来ない。

こんなリックは見たくない。だから早く先が知りたいと逆に見てしまいます。

ミショーンは隠しておいたライフルを持ち出して外でウォーカーを相手に狙撃の練習をするが、全然当たらない。近くにいた鹿に当たる。

ロジータとスペンサーがニーガンに差し出すものを探すために車で出かけようとする。門番のユージンにロジータが一緒に行くかと誘うが、携帯型ラジオを直してニーガンに差し出すつもりだと断る。この二人はチョイチョイぶつかってる。

そこにニーガンが予定より早くルシールを握って口笛を吹きながら現れる。子豚ちゃん、子豚ちゃんで三匹の子豚の狼か。アレクサンドリアの町はレンガで作られているかもしれないが、リックの心は藁の家状態。

略奪にきた集団の中にダリルもいる。イスとかマットレスとか奪われる。

そして銃声。カールが撃った。持って行く薬は半分だとカールが言う。そこにニーガンが現れ、半分を決めるのは俺だと言う。それで武器も全部出せということになる。ニーガンはサディストですよ。見ていて腹が立ちます。リック以外はそれなりに楯突くけど、リックはニーガンの言いなり。昔のリックはどこへ行った！

ニーガンにマギーはどこだと聞かれる。夫を亡くした直後は心に穴が開くとかヘラヘラ笑いながら言う。前回の流れから、ニーガンの慰み者になってしまうかもしれない。リックは黙っている。ニーガンから渡されたルシールを握りしめる。ニーガンを殴るのか！と思いきや、ゲイブリエル神父が現れる。何話ぶりだ！マギーは死んだと答える。

記録からすると2丁拳銃が足りない。この2丁が見つからないと記録係のオリヴィアが死ぬと脅され、リックは慌ててアレクサンドリアの町の住民を教会に呼び出し、銃を出して欲しいと頼む。求めるものを差し出せば平和に暮らせる。自分はもう町をどうこうできる責任者じゃない。それはニーガンだ。状況は変えられないと言う。

ロジータはスペンサーとともにダリルのバイクを拾ってくるようにドワイトに言われる。この男は良い奴と悪い奴の中間にいます。そしてバイクを見つけたロジータは森の中に入っていく。なんでかと思ったら、死んでウォーカーになったニーガンの手下から武器を奪うためだった。しかし奪った拳銃の弾倉は空だった。

ダリルのバイクを取りに行ったスペンサーが隠してるんじゃないかとリックが探し回る。そこにゲイブリエルが現れ、予言的なことを言う。

銃が見つかり、今日を乗り切る。きっと突破できる方法がなにかしら見つかる。自分は仲間を信じている。そしてあなた（リック）を信じている。状況は変わる。今は友達だが、昔はこうじゃないかった。

良い奴だ。リック以外はニーガンに対抗する気満々です。

そしてゲイブリエルの予言通り、リックは消えた2丁の拳銃を見つける。そしてニーガンに差し出す。ミショーンが鹿を背負って帰ってくる。リックはミショーンに誰も失いたくないと懇願してライフルを取り上げて、ニーガンに差し出す。

リックはダリルを返してくれとニーガンに言うが、ニーガンはダリルに聞いてくれと言う。ダリルは何も答えない。ニーガンがウォーカーを燭台で殺そうと、リックに背を向ける。リックがルシールを握りしめる。ニーガンの後頭部を叩き割るのか！やっぱり割らない。

トラックに乗せられたダリルが去って行く。それをリックが見つめる。

こんなリックは見たくない。しかしリックも辛い。ミショーンにイヤでも現実を受け入れなければならない例に、ジュディスが自分の子供じゃなくて相棒だったシェーンと妻のローリの子供だと打ち明ける。事実はどうあれ、少なくともリックはそう思っていたのか！

流石にこれを言われたらミショーンも反論できません。

だがニーガンに従っていても生きながらえるかわからない。ニーガンたちが奪ったマットレスは道の途中で燃やされていた。それをミショーンが見つける。

ロジータはウォーカーから奪った拳銃を隠し通した。（リックがミショーンのライフルを差し出したので、ニーガンはリックたちに1丁も銃がないと思っているはず）

ニーガンが撃った拳銃の薬莢をロジータが拾い上げ、ユージンに渡す。これで銃弾を造って欲しいと。そうです。ユージンは銃弾が作れるのです。

今まではお荷物同然だったけど、エイブラハムに生き残る能力があると言われたユージンによって状況は変わるのか。

早く先が知りたいと逆に見てしまいます。