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2016/12/18

真田丸 第50話 「最終回」 これぞ最終回という戦い

真田信繁は戦いの果てに死ぬので最終回が激戦で終わる。大河ドラマとしては実にいい。これは名作。

野戦はやはりオープンロケーションですね!真田丸のテーマ曲をBGMに馬で疾走する信繁がカッコいい。そして逃げる家康(笑)。これが最大の見せ場。

佐助が55歳だったという衝撃の事実。

ダメ田十勇士が出た!

最後まで生きることを諦めない信繁いいじゃないですか。茶々にも大坂城に攻め込まれた場合には千姫を和睦の使者にして秀頼とともに逃げるように勧める。

望みを捨てなかった者に道は開かれるのです。

名言ですね。

かく言う信繁も不安がないわけでない。内記に父昌幸が生きていたら、自分をどう思うだろうかと聞く。私という男が、この世にいた証を何か残せたのか?

人の真の値打ちというのもは己が決めることではございません。


誰が決める?

時でござる。戦国の世に義を貫き通し、徳川家康と渡り合った真田左衛門幸村の名は日の本一の兵(つわもの)として語り継がれるに相違ございません。


どんな終わりを迎えてもか?

大事なのはいかに生きたかでございますゆえ。

こういう台詞をよく聞きますが、真田丸の信繁と内記のやり取りは心に響きます。

徳川方は兵こそ多いが実戦経験がほとんどなく、大名同士の連携も悪い。

毛利勝永が徳川勢に攻めかかって本多隊を打ち破り、真田隊(信政が勝手に出た)を蹴散らし、小笠原、榊原、諏訪、坂井を突き崩し、家康本陣へと迫る。

「信長の野望」で育てていただいた者としてはCG画面だけでワクワクします。リアルに見えます。

信政が接近してきた信繁に戦いを挑む(アホですね)。補佐する矢沢三十郎頼幸も信繁勢と戦うしかない。三十郎が信繁に槍で襲いかかる。信繁がそれを払いのけるが、三十郎を討ちはしない。小者に構うな!と信繁が前進する。

源次郎様!!と三十郎が追いすがるように叫ぶ。

泣けます。

真田丸のテーマ曲をBGMに信繁が突き進む。カッコいい!

信繁が徳川家康を追い詰める。家康が逃げる。血相を変えて逃げる家康が真に迫ってます。ここが最大の見せ場。

腹を切ろうとする家康が家臣に止められる。聴衆に身を投げたロック歌手みたいに担がれる(笑)。

真田丸と豊臣秀吉と徳川家康は本当に良かった。

大野治房(修理の弟)の軍勢が秀忠も追い詰める。

負ける気がしない!

しかし大野修理が豊臣の馬印、千成瓢箪を大坂城に持ち帰ったことで豊臣勢が敗れて秀頼が退却したと勘違いして徳川勢が盛り返す(有象無象の連合軍とはいえもともと兵は多いし)。

流石は関ヶ原を勝ちにもっていった男。歴史は繰り返す。

厨のスパイで信繁にばれて自害しようとしたオッサン(大角与左衛門)が生きていて、信繁がスパイだと言い出す。絶対に私は牢人に騙されません大蔵卿局がそれを信じて秀頼を出陣させない。そしてオッサン、大坂城に火を放つ。

秀吉に娘を傷物にされて自害したのでその恨みを晴らすという気持ちはわかりますが、おかげで大坂城から火の手が上がる。おれではもう豊臣勢の兵士たちは負けたと思うでしょうよ。

ほんと大蔵卿局は豊臣敗北の戦犯ですよ!騙されたくないという人間ほど騙される。

息を吹き返した徳川方の井伊直孝と藤堂高虎の両軍勢が信繁に襲いかかる。

秀頼が出陣してこない。戦いの流れが一瞬にして逆転。

栄光ある死を望む秀頼に茶々が「望みを捨てなかった者に道は開かれるのです」と信繁の言葉を言って制止する。

老いてもなお徳川兵を通すまいと敵に追いすがって戦う内記が力尽きて倒れる。内記はずっと昌幸の位牌を持っていた。作兵衛は信繁に向けられた銃弾をその身に受けてもなお戦い、すえ・・・梅・・・と呟いて自分の畑で死んだ。

二人とも泣ける死に方します。

信繁が単騎で家康のもとに迫る。槍を突き立ててそれで馬上筒の狙いを定めて撃つが当たらない。もう1丁の馬上筒で家康に狙いをつける。

家康が信繁に手を出すなと周りの者を制止する。

殺したいなら、殺すが良い。されどワシを殺したところで何も変わらん。徳川の世はすでに盤石!豊臣の世には戻らん!戦で雌雄を決する世は終わった!おぬしのような戦でしか己の生きた証を示せぬような手合いが生きているところなどこにもないわ!

そんなこと百も承知!!

されど私はお前を討ち果たさねばならぬのだ!我が父のため!我が友のため!先に死んでいった愛する者のために!

しかし信繁が撃つ前に救援に来た秀忠の軍勢に撃たれる。そこを佐助に救われる。

武士と生まれたからにはあのように生き、あのように死にたいものだと上杉景勝。

内記が信繁に言っていた、人の真の値打ちというのもは己が決めることではございません。っていうのはこういうことなんでしょうね。

満身創痍の信繁に最期の時が迫る。首を徳川勢に差し出すのかと思ったら、殺した!

だがここまでと自刃を決心し、佐助に介錯を頼む。

佐助が55歳だったという衝撃の事実。

疲れたろう?と信繁。

全身が痛うございます。

最後まで笑わせてくれます。

信繁の息子も秀頼と一緒に自決。可哀想かな。

本多正信に領内を案内され、領国経営の神髄を教わる信之。持っていたお守りの六文銭が鳴る。その六文銭を握りしめて

参るぞ。

ここで真田丸のテーマ曲。新たな真田丸の漕ぎ出すわけですか。

幕末に徳川幕府崩壊のきっかけを作る兵学者・佐久間象山は信之が収めた松代の出身だったのですね。これで真田丸と新撰組!がつながった!

真田丸は本当に面白かった。これだけ見応えのある大河が来そうなのはまた10年後ですかね。


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コメント

やっぱり合戦シーンはロケのがいいですよね!!!!!
ゲームオブスローンズなんて予算がすごいのでロケし放題の大迫力の戦闘シーンで羨ましいですが…
日本の歴史ドラマも真田丸を筆頭にすごく面白いものが多くて毎週楽しみでした!
10年後は個人的には大河ドラマ島津義弘やってほしいですw
これまた大迫力でお願いしたいです(゚▽゚*)

まだ見ぬゲームオブスローンです。大スケールそうで見たいんですが、時間のお金がないもので・・・
島津義弘も家族内で揉めたりしますし、島津の退き口を最終回に持って行けばきっと面白いと思います!

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