機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第39話(2期14話) 助言 後半がタービンズの死亡フラグみたいになってる
OPが新しくなった。花は彼岸花じゃないですか。彼岸って不吉な・・・
ラフタが昭弘と別れの挨拶。昭弘が本気で俺の背中を任せられるのは三日月とお前だけだって言うのは、愛してるの別表現か。
OPでオルガが不自由な三日月を背負って行くのがなんとも辛い。
イオクはなんとか手柄を挙げようと敵であるはずのジャスレイに連絡を取り、タービンズを潰せばいいとそそのかされる。そのために条約で禁止される大型レールガン(ダインスレイブ)を持ち出し、タービンズがそれを密輸していたことにして取り締まりを開始する。
黙って私に従えばいいとイオクが胸を張っても、不安を感じる部下たち。
イオクの軽挙妄動に頭を悩ませるラスタル。ラスタルがイオクに求めるのはそういう行動力ではなく、カリスマ性。イオクの率直さと熱意には人を動かす力がある。
確かにジュリエッタもなんだかんだでイオクを助けるツンデレを炸裂させてます。
ラスタルはヴィダールがガエリオと知っている。しかしヴィダールもまたラスタルの真意を疑っている。それはマクギリスをどうするかってことなんでしょうかね。
イオクがタービンズの取り締まりに乗り出したと聞いたマクギリスの物言いが禍々しい。
厄災戦の遺産たるモビルアーマーが現れ、三日月・オーガスが操るガンダム・フレームは昔日の悪魔の力を世に示した。その熱狂と恐怖は人々を揺り動かし、やがて時代そのものを大きな渦に巻き込んでゆく。
今、こうして禁じられた旧兵器が持ち出されるのも、そういったひとつの時代の流れなのかも知れない。
応仁の乱が戦国時代の発端になったようなものですかね。
マクギリスは石動にすべての「同士」たちに連絡を取るように命じる。ついに立ち上がるべき時が来たと。
アトラがクーデリアに三日月の子供を産んでくれって頼んだのは、「子はかすがい」、ふらふらしてる夫をつなぎ止めるためだったのか。自分じゃ三日月に釣り合わないと自分を卑下していたのに、三日月もアトラのミサンガをつけているとクーデリアに励まされたら一転、クーデリアの手を握り、どっちが三日月をつなぎ止めても恨みっこなしということで!とか言い出す。
アトラが三日月に食事を持ってきて、赤ちゃんはかわいいよねって直球投げてきた。同意する三日月。腕がハムみたいで美味しそうと言うと、アトラが怒って餌をお預けにする。
何遊んでるんすか?ってハッシュ。
後半はタービンズの死亡フラグみたい。
名瀬がラフタが昭弘(とは明言されないけど)に恋してると聞いて、タービンズのメンバーは妻でもあり娘でもある、だから鉄華団のやつを選んだなら、自分の娘が男を見る目がある女に育ったってことだ。
最近じゃことあるごとに鉄華団だとアミダ。
ここから名瀬とアミダが出会ってタービンズができるまでの話が始まる。
昔のアミダは傭兵だった。名瀬は一匹狼の運び屋。そして二人はビジネスの関係から男と女の関係に。午後5時にいいのか!いいよね!必然性はある!
危険な長距離輸送任務は最下層の仕事で、それは行き場を失った女の仕事だった。そこで名瀬はタービンズを結成する。裏社会で搾取されている女たちを嫁にして救い出し、タービンズに加えた。タービンズを守るためにテイワズの参加に入った。
オルガも少年兵たちの生活を守るために鉄華団を結成した。(少年兵は嫁にはしないけど)。ちょっと映ったビスケットの姿に涙します。
名瀬はオルガたちに自分たちの若い頃に重ねている。家族ってもんをやっと見つけたあいつらには、そいつをみすみす手放して欲しくないんだ。
そうしたいい話をタービンズが取り締まられているとの緊急連絡が破る。名瀬は雲隠れする。腹をくくらなきゃならない時がきたなと言う。
オルガが名瀬に航路を教えてくれと通信を入れる。だが名瀬は断る。相手は鉄華団が出てくることまで見越しているはずだから、突っ走れば連中の思う壺。今回のことはテイワズの内輪揉めの結果だから、鉄華団には関係ないと。
それでも助けに来ようとするオルガに名瀬が言う。
見失うなよオルガ。お前がいの一番に守らなきゃならないものを。それ以外は全部、後回しにしろ。家族を幸せにするってのは並大抵の覚悟じゃできねえことなんだ。火星の王になるってのも鉄華団のヤツらに楽させるため。お前が言ったんだろ。
わかったら前を向け。鉄華団を、家族を守る、それだけを考えろ、いいな。
名瀬の兄貴、泣けます。ガンダムの名を冠した午後5時の大河ドラマ。
名瀬たち死ぬんじゃないんでしょうか。鉄華団と遣り合うか見殺しにされるかは別にして。
エンディングにビスケットの帽子。鉄華団を、家族を守る、それだけを考えろって言われてからのビスケットの帽子は泣けます。
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