「昭和元禄落語心中・助六再び篇」と「亜人ちゃんは語りたい」がアマゾンで配信中
「昭和元禄落語心中・助六再び篇」と「亜人ちゃんは語りたい」がアマゾンで配信しているので見ました。「舟を編む」に続いていいチョイスですよ、アマゾン!
「舟を編む」はしっとりとした良作でした。40代の拙者にはこれくらいがいいですね。それで「昭和元禄落語心中」の第二期「助六再び篇」。与太郎が「助六」襲名するところから始まります。原作も読んでますが、第1期からの話を与太郎(助六)に語らせるとはうまいですね。
第1話の何が凄いって助六の襲名披露で落語をやる有楽亭八雲(石田 彰)の演技。初老の落語家の声になってて、さらに女役もちょっと老いた感じになってる。
橋の上で小夏に与太郎が(改めて)プロポーズするところいいですねえ。同情なんて勘弁してっていう小夏に、これだって情だ、色っぽさなんかこれっぽっちもないけど姉さんは俺にとって大事なんだ!泣かせますな!
古典を作り出すこと!新しいことを生み出すこと!って作家の樋口に言われた与太郎が新しいのがやりたいと八雲にお伺いを立てる。八雲は新作落語は邪道と一蹴。真打ちなんだから自由にやれと突き放す。それで八雲の家に戻ってきて小夏と一緒に住んで、みんな家族になりてえという与太郎が言うと、八雲が「落語と心中、それがあたしのさだめさ。」
オープニングもエンディングもないのか!
「亜人ちゃんは語りたい」がよくある女の子がたくさん出てきて主人公がモテモテのアニメかと思ったら、ちと違いました。現代社会に異質な「亜人」がいたら、腫れ物に触れるような「優しい差別」みたいなのがあるというのが面白い。このいい意味での裏切りは
「響け!ユーフォニアム」みたい。
「響け!ユーフォニアム」が「けいおん!」みたいなフワフワ系かと思わせておいて、実はスポ根系の熱かった。感状のないように見えたあすか先輩が、「罰が当たった」っていう一言が一番衝撃。
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