機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ2 第20話(第45話) 「これが最後なら」 また散らない鉄の華が散った
中盤までの躍動感、そして最後の虚脱感。鉄血は面白クソ展開の骨頂。脚本が名瀬が死んだ黒田洋介だったので、やはりといいますか。良い仕事してます。
鉄華団が0083のシーマ艦隊とかアナベル・ガトーと重なります。
戦況はどうなってんだ?いいわけないだろ!
これぞファーストガンダムからの続く最終決戦お決まりの台詞から始まる高まる展開。テレビアニメでここまで熱い集団戦できるんだ!
零距離射撃で銃弾を相手モビルスーツの腹にぶち込むのとかたまりません。
石動がヘルムヴィーゲ・リンカーで出撃、ジュリエッタも鉄華団を討つために出る。蛇腹剣は首に巻き付いて頭をちぎることもできるのか!
弾薬を惜しむな!とブライトさんが入ってるオルガ。鉄華団が走り続けた道の先が、上がりが見えてんだ!アリアンロッドのラスタル・エリオンって野郎をやれば、俺たちの未来は変わる!切った張ったの世界はこれで最後だ。そっから先は女だろうが、金だろうが、思うがままだ!
三日月とジュリエッタの戦いがまあ凄い。トンビと狼の戦い。蛇腹剣でバルバドスの尻尾を絡め取る。
私は弱い!でも(ラスタルに命じられたバルバトスを抑えろという)この任務だけは果たしてみせる!
アリアンロッド艦隊が突如、後退を開始する。それは最終兵器発動フラグだ!
ラスタルはイオクよりも一枚上手、あえてマクギリスの革命軍に間者(スパイ)を紛れ込ませて自分たちに向けてダインスレイヴを撃たせる。そして革命軍を殲滅するダインスレイヴの報復の口実を作る。
全艦、回避行動!報復がくるぞ!とマクギリス。
どこに逃げろっていうんだよ!と焦るユージン。シーマ様が言いそうです。
ダインスレイヴも斉射が来た!革命軍のライザがやられた。革命艦隊沈黙。鉄華団のホタルビもやられた。
ライドがダインスレイヴにやられそうになるが、シノが助けにくる。かばった結果、直撃を食らって死んだかと思いきや左腕を骨折する。
ラスタル・エリオンはダインスレイヴで革命軍の艦隊戦力の半数を撃破した。マクギリスが聡明なる者ならただちに降伏を考えるはず、しかし愚者ならば・・
マクギリスは愚者だった。ラスタルはバエルを奪ってクーデターを挙行したマクギリスを若造と嘲った。
ヤマギはシノが死んだかと思ったら生きてた。それで一発しかないダインスレイブの実弾をよこせと言う。ヤマギは当然そんな体じゃ無茶だと反対する。
シノがヤマギのヘルメットを引き寄せる。頼むヤマギ、おめぇにしかできねえ仕事なんだ。
ここで引いたら今までの俺たちが、オルガの言ってきたことが全部無駄になっちまう。
撤退を考えるオルガにユージンたちが反対する。シノも反対する。
奴らにひと泡吹かせるまでは降りねえぞ、スーパーギャラクシーキャノンを食らわせるまではよ!とかふざけたことほざくからシノが死ぬことはないとこの時は思いましたよ。
ヤマギの髪を挙げて両目を見ながら、たまには二人で飲み明かすかって言うシノ。ヤマギ激しく動揺。ふざけるなよ、人の気も知らないで。
二人はガチじゃないですか。
シノは敵の艦隊に突っ込んでダインスレイヴを敵の大将(ラスタル)にぶち込んで戦いを終結させるとオルガに提案する。
お前が決めた最後の舞台、きっちり幕を引いてやる。団長、いやオルガ、俺らを引っ張ってお前が作ってくれた道のゴールがそこにあるんだろ?一緒に見せてくれよ、そのゴールの先をよ。
オルガの嗚咽。
ゴールはすぐそこにある。たどりつくぞ、全員でな!
ミカ、露払いを頼めるか?
もちろん。それがオルガの命令ならね。
これが最後の頼みだ。
燃えるなこの最終決戦展開!と最初は思った。
マクギリスがバエルに乗って半分壊滅した革命軍を鼓舞する。
革命は終わってない!諸君らの気高い理想は決して絶やしてはならない。アグニカ・カイエルの意思は常に我々とともにある。ギャラルホルンの真理はここだ!皆、バエルのもとへ集え!
マッキー、いいな!
そこにガエリオ・ボードウィンからの通信。この戦況でいまだハーメルンの笛を吹き続けるか。
本来のキマリスはプラモよりもカッコいいぞ! 石動のヘルムヴィーゲ・リンカーがキマリス・ヴィダールの相手をする。キリマスの膝ドリルいいぞ!
ラスタルは地球外縁軌道統制統合艦隊を自分のものにしようと攻撃しない(この考えが裏目に出るかも)ようにして、革命軍をダインスレイヴで徹底的に粉砕する。そこに鉄華団が突っ込んでくる。窮鼠猫を噛むとはまさにこのこと、まさに宇宙ネズミそのものだなと高笑い。
イサリビがぶっ壊れたホタルビを盾にして敵陣に突っ込む戦法、鉄華団の特攻展開は胸が熱くなります。
ヤマギがシノの折れた左腕を操縦桿に固定する。死んだら許さないとヤマギ。上がりは見えてんだくたばってたまるか!
ホタルビがダインスレイヴの集中砲火を浴びる。イサリビが離脱する。
結局、ネズミの悪あがきもここまでかとほくそ笑むラスタルの前で血だらけのシノのフラウロス/四代目流星号がダインスレイヴを構える。
青くなるラスタル。
しかし外れた!!!!
ちくしょおぉ!!クソがぁぁぁl!!!ってシノが特攻して散った。
ジュリエッタが投げた蛇腹剣がフラウロスにぶつかって照準が外れたみたいです。
こんだけ盛り上げて、こんだけ残念な展開がありますか!!コロニー落としに失敗したアナベル・ガトーがサラミスに特攻して果てた時の虚脱感です。
そう言えばシノは徳川家康を討ち漏らした真田信繁(真田幸村)だ。フラウロス/四代目流星号も赤備えだし。
お前の撃ったダインスレイヴはラスタルを撃ち抜けなかったですが、見ているこっちの心は完全に撃ち抜かれました。
鉄血のオルフェンズは面白クソ展開の骨頂。
今回の予告がシノ。来週の予告がラスタル。そういう流れなのか。
フラウロスのフレームは残ってるみたいだけど、どうなるのか。
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