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2017/02/14

ウォーキングデッド7 第9話 「戦いの礎」 リック、反ニーガン同盟結成に奔走。

七人の侍は七人で農民を搾取する野武士と戦った。ニーガンたちに立ち向かおうと立ち上がったリックたちは「無垢の市民」で軍隊を編成できるか。復活の狼煙を上げろ、リック!

ワイヤーを使ったゾンビカッターが最大の見物。

因みに原題はRock in the Road (道にある岩)。

ゲイブリエル神父が夜中に貴重な缶詰と刃物を車に積んでアレクサンドリアを出て行った。そして聖書を床に落としていく。何やってんだ?という疑問から始まるウォーキングデッド7後半戦。

リックたちはヒルトップのリーダー、グレゴリーに救世主と戦うために手を組もうと言うが、前に救世主を倒そうとして失敗したじゃないかと完全に断られる。

「ソルガム(を育てるしか能がない)農民」で部隊を作るのか?誰が兵士(キャノン・フォダー※)を訓練するんだ?(※キャノン・フォダーとは大砲の餌、つまり大砲の的になって犬死する兵士の意味)とネガティブ発言。

グレゴリーにリックとともに救世主に立ち向かうという危険な決断はできない。敗北主義者め!

しかしヒルトップの人たちはマギーとサーシャに命を助けられて恩義を感じて一緒に戦うと言ってくれる。逃げ腰だったイーニッドがヒルトップの人たちを戦いに誘うとは。

モーゼスがエゼキエル(王国)を知っていて、リックたちは一緒に戦う協力を求めに行く。ここでエゼキエルの話が本筋につながった!つながるとは思ってましたが、その仲介役がモーゼスだったとは。だがエゼキエルの王国みたいに平和な楽園は潰れていくのがウォーキング・デッド。

リックたちがモーガンと再開。キャロルは一人にして欲しいと言っていると話す。(でもどこかで邂逅しそう)。エゼキエルはリックの一緒に救世主と戦うという提案に乗らない。救世主は王国とかヒルトップとか周辺のコミュニティーから武器や物資を吸い上げて強大になっていくばかり、叩きつぶすには今しかないという部下の話ももっとも。エゼキエルはモーガンに意見を求める。モーガンは戦う以外の道を選ぶべきだと提案する。

リックが母親から聞いた話をする:

王国に続く道に大きな岩があって人は避けて通ったが、馬の足が折れたり、馬車の車輪が壊れたりして積み荷が落ちて売り物にならなくなった。ある日、貧しい家の少女が王国で自家製ビールを売ろうと樽を運んでいたが、ビールがすべて地面に沁みてしまった。希望が潰えてしまった。少女が泣いたが、これでは他の人も傷つけてしまうと素手で岩の周りの地面を何時間も掘り続けた。そして黄金が入った袋を見つけた。それは王が埋めたのだった。

苦労して人のために地面を掘った者に報るために。それは人生を変えるに値するものだとして。

エゼキエルの従者であるベンジャミンにはリックの話が響いた。戦う気になっている。

エゼキエルが寝ている子供に聞かせているのがマーチン・ルーサー・キングの「私には夢がある」演説の一節。

私たちが自由の鐘を鳴り響かせば、すべての村、すべての集落から、すべての州、すべての街から、自由の鐘を鳴らせば、すべての神の子が、黒人も白人も、ユダヤ人も異邦人(非ユダヤ人)も、プロテスタントもカトリックも、すべての人々が手に手を取ってあの古い黒人霊歌を共に歌える日がより早くやって来るのだ。

リックの話は個人的にはエゼキエルにも響いている。ウォーキング・デッドはゾンビドラマなのにこういう言葉がググっときます。だから父のように他人のために戦うと決意したベンジャミンを誇らしいと肩を抱く。

しかし王としてはリックの提案に応じられない。

断られた後で町の中で脚のない人とか片腕が義手の人が弓の練習をしている。彼らのも彼らなりに戦っている。失うリスクを負えないと言う。

だがダリルを匿おうと提案する。エゼキエルはヒルトップのクソ野郎グレゴリーとは似て非なるリーダーです。

サーシャがロジータに話しかけると、ロジータが同じ男とセックスしてといつが死んだからって友達じゃないと距離を取る。略奪された感じですしね。

ダリルはリックに言われたとおり王国に匿ってもらう。

徒労に終わるかと思った帰り道、トリップワイヤー(ワイヤーに足とか引っかかると爆発する仕掛け爆弾)を発見。ウォーカー用らしい。ロジータが起爆装置を解除して、みんなでダイナマイトとRPG(ロケット弾)を取り外す。絶対に必要な武器ですから!

その最中、ダリルを捜索する救世主の一団がアレクサンドリアに向かうと言う無線を傍受する。さらにウォーカーの大群が押し寄せてきた。やばいっす。ギリギリまで粘ってダイナマイトを取り外す。

リックは急いでミショーンとともにワイヤーで結ばれた2台の車に別々に乗り込み、ワイヤーをピンと張ったままウォーカーの大群の中に突っ込んでいく!豆腐に針金を通すみたいにウォーカーの体がバチバチ切れていく!!

ダリル捜索にアレクサンドリアにやってきたのはサイモン。いい悪役ですよね。当然、ダリルは見つからないが、食料も消えている(リックたちは外に出ていたので知らない)。

ガブリエルが食料を持って逃げたという正しい結論に至る。ノートを見つけてその最後のページにボートと書いてあるのをリックが見つける。なんでボートのことを知っているんだと訝るが、リックたちは食料を見つけたボートへと向かう。

そうしたら、武装した集団に囲まれてた!、武装した集団に囲まれてるのにリックは笑ってんだよ!

ここで今回はおわりか!

ボートに向かうときにリックたちは監視されていました。その集団でしょうけど、ゲイブリエルはどうなったの?

ウォーキング・デッドのキャストインタビューが面白かったです。エイブラハム役の人がウォーキング・デッドのテーマについて良いこと言ってました:

世界をどう建て直すか、人間にとって何が大切か、どう同じ過ちを繰り返してしまうのか、それは何度も同じ過ちを繰り返してしまうのが人間の性だから。

登場人物が死んでいく、ソンビだらけのこの世の終わりの世界に危険はつきもの。

懸命に生きる人々を見守り、成功を祝い、死者を悼む

同じ登場人物では飽きてしまう。視聴者を夢中にさせて、その人物を奪い去る。

自分に似てる、自分は似てない、自分はああなりたい、自分はああなりたくない、すべての登場人物にそういうレッテルづけができる(自分を重ねることができる)。

登場人物を死なせることもこの番組の大きな魅力のひとつだ。新しいメンバーを入れて、視聴者を夢中にさせて、その人物を奪い去る。

これはゾンビでなく人間(の関係を描いた)ドラマだってことだ。

戦国時代劇と同じだと思います。戦国時代劇も成功して人が死ぬ。

プリズンブレークの新シリーズが4月10日から始まります!

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