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2017/03/24

山田孝之のカンヌ映画祭 第7話~第11話 混乱する現場、見えない結末 苦悩する監督

ムチャぶりする山田孝之に反論する芦田愛菜の言い方を聞いてると、聡明な子なんだと思う。この番組は嘘設定でも勉強になるでしょうね。

後半はドラマとして緊張感があって面白い。

山田さん、何がやりたいんですか?

第7話 山田孝之 覚醒する

河瀨直美が山田孝之でショートフィルムを撮ることになって、山田孝之が撮影の中で自分と向かうことになる。

私は一心同体と思ってやってるし、頭の中で考えた事ってそんなに重要じゃなくて、彼がそこで生きてくれているっていうほうが、そしてカメラがその場で回っている瞬間がリアルでしょ。形として何かキレイに作るよりは、本気で嘘をつく。本気で胸が熱くなってくる。

字幕で「河瀨監督は山田自身と役との境界線をなくそうとしていた」

山田孝之が泣く。

辛い。全部。それを芦田愛菜に見せる。

なにこの展開、大嫌い。

感動的ですよ。芦田愛菜にリアルとはこういうことだと見せる。でもですよ。

こういうのを見たいんじゃない。

それで終わって山田孝之と山下監督が話す。河瀨監督のショートフィルムは脚本がないから自分で演じるの人間の過去を自分の過去から捏造する。

「俺は間違ってなかったな」と山田孝之が確信する。

んん?

山下監督が河瀨監督との話で、カンヌとか知らずにカメラ・ドール(新人賞)を撮ったというのが印象に残った。今村昌平監督もカンヌを意識しないで撮ったら結果的にパルムドールが撮れたんじゃなかと。
山田孝之、最初は意識してないでしょうけど、何回も出品してるってことは意識してないんですか?俺は(賞を狙って撮るの)不純じゃないと思いますよ。

覚醒した山田孝之が戻ってきて良かった。

山田孝之は長尾兼一郎にイメージボードを発注していた。しかも山下監督とのプロットとは全然関係なく。

脚本はなくていいんです。

山下監督、困惑。

いいぞ。見たいのはこういうのです。

これじゃ脚本が要らないのにイメージボードが脚本になっちゃうじゃないですか!

無理だっていう山下監督に山田孝之はそれを実現するのが監督だと。

台詞はと助監督が聞くと。

その場に行けば出ます。

河瀨監督の現場でもプロットはあったよねという山下監督に山田孝之は

ここは山下監督の現場ですよ。

山田孝之にプロットぐらいはあった方がいいみたいなことを伝えようとする芦田愛菜の表現力。

混乱するかと不安な山下監督。ブレードランナーの混乱する製作現場みたい。見ていて不安しかない。

第8話

キャスティングをする。バイプレイヤーズの玄人芸を見てからの素人俳優を起用するのを見るギャプがたまらない。

殺される幸子はこの段階では未確定(あとでわかるけど)。

父親が村上淳。バイプレイヤーズにゲストで出てますね。

母親の愛人とか従業員は前科ある人から選びたいと山田孝之。リアルにこだわる。確かにシティ・オブ・ゴッドは素人と使ってる。

職務質問って意外と受けるものなのですね。

母親役が未定なので、山下監督が母親の代役をするのが面白い。母親はひげ面のこの人でいいんじゃないかと思った。っていうかゲイのカップルの娘っていうのもありじゃないかと。


父親役の村上淳(グッドフェローズってTシャツ着てる)が首くくり栲象の元を訪れる。首くくり栲象の首くくりの後に学校のチャイムが鳴る。シュールです。

山田孝之、村上淳に3分ぐらい首を吊れるように訓練してくれとムチャぶり(できれば週5ぐらいでやって欲しいですね)。5分吊るのに首くくり栲象は7年かかったそうな。

第9話

芦田愛菜って歌も女優をやるのに丁度良いくらいの上手さ。

山田孝之は首が気になるということで村上淳を木の役に変更。木の役が良い感じ。
スポンサーの稲垣さんから主題歌に使ってくれないかという曲を数秒聴いただけで却下。笑いました。

歌いながら稽古するところはもうテレビドラマじゃない。結構好きですね。ミュージカルを手持ちカメラで撮影するのは見たことがない。

山田孝之的には違うらしい。村上淳の歌唱力がキツイとが思わないけど。結果、降板。

最初の主題歌却下に戻ってる。

稲垣さんからの入金が滞る。あちゃー。

美術の打ち合わせで山田孝之が火を使うのに適した場所として提案した庄内映画村ってヨシヒコじゃないですか。

そこに母親役に長澤まさみが登場。

第10話

長澤まさみって普段の方が美人ですね。死んだ母親から母乳ビューってどうなんだろう。

長澤まさみがどう狂い死ぬか。結構良かった。愛人役の人が長澤まさみを前に緊張してるじゃないですか。

しかし長澤まさみは愛人とのシーンで裸になるのを拒否する。てか山田孝之も説明してなかった。着衣はないですよねと山田孝之。

長澤まさみの裸とパルムドールと関係あるか?偽物がダメだと。

愛人の人も火だるまになるのを知る。こっちは命に関わるだろ!

結果、長澤まさみは裸NG。そりゃそうだろうな。

日本映画って不自然だって感じたことないですか、それを変えていきたいと山下監督。説得上手ですな。全裸で演出ってスターーシップ・トゥルーパーズのポール・バーホーベン監督か!

バーホーベンの映画って裸が多い。

山田孝之と山下監督が長澤まさみを本気を説得するのが面白い。

長澤まさみが降板して、母親役は人形に(笑)。でも長澤まさみより映画としてシュールに良い感じになってないですか。
第11話

人形のお母さん(サチコ)、娘に刺されて狂うを母乳噴出で表現。そして死ぬ時は爆発。

監督がイメージボード通りに作らないと山田孝之がいろいろ文句言うからと忠実に再
、それはそれで文句をつけられた(笑)。

芦田愛菜に噛ませるヘビを確認。これじゃもう昭和バブル期の芸人ですよ(笑)。

山田監督、自ら噛ませる。

山田孝之、ガチンコにこだわる。これはもう電波少年とかですよ。

愛人役が裸で燃えるのは無理だと山下監督に伝える。それに対する山田孝之の答え。

スタントマンも一般の人も結局、変わらなくて、覚悟の問題。

何を言ってんだ(笑)。

山下監督と山田孝之と巨大なサチコでラストシーンを撮るか撮らないで揉める。撮っても使えないのいうのが山田孝之の主張。

なんで俺の映画作りを否定するの?と山下監督。

山田孝之が監督を降板させる。

そして爆発!!
サチコが爆発。

撮影は延期になる。

監督は山田孝之が兼任する。

芦田愛菜が山田孝之についに食ってかかった。

山田さん、何がやりたいんですか?

冷めてる感じが実に良い。

山田孝之、言い返せない。

この芦田愛菜の一言がこれまで見ている人がずっと思って来たことを凝縮してる。

理想が高くて作品が完成できない人がよく描けてます。

次週、最終回。

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