仮面ライダーアマゾンズ２ 第１話 いいじゃないですか

進撃の巨人（壁に巨人が埋まってる！）でも脚本をやってる小林靖子は相変わらず冴えてます。進撃の巨人の2の最初も最後に食い殺されるところも衝撃的ですが、アマゾンズの第1話もなかなかいいです。

なかなかの新機軸をぶっこんできました。

以後、ネタバレありです。

最初、アマゾン狩りだぁ～って少年たちが警官を襲ってネット配信して儲けるとか、何がどうなってるのかよくわからんと見ていたら、警官がアマゾンだった。アマゾン化する描写が良くなってます。

主人公の千翼（ちひろ）はアマゾンに育てられていたが４Cに捕らわれ（研究されていた？）けれども、脱走してアマゾン狩り少年たちの仲間になってる。

千翼が変身するとき注射するときの音が不気味。そして目が光る。こういう演出好きです。青いアマゾンはネオっていうそうな。黄色い目の下に赤い目が隠れています。右腕から剣が出るタイプ。それで右腕を引きちぎり、滅多刺し。

一緒に行動している少年たちと接触したがらないし、食べるのが嫌いで食事という行為も汚いとか言う。なにすましてんのかと思って見ていたら、最後にアマゾンに変身するイユに触って、人間なのに食べたいと思わないと爆弾発言。

仲間も食べたい欲望に駆られていたのか。なかなか不安定な主人公です。

なんだ少年ゲリラ的なアマゾン狩りの話になるのはちょっと残念だなと見ていた思っていたら、少年たちに住処を与えているオーナーが元駆除班の志藤。しかも脱走してきた千翼を気にかけている。アマゾンズはこうでなくては。

アマゾンは研究所から脱走しただけでなく、ウイルスになって普通の人に感染する形になったそうな。やばいでしょ。結果、駆除班が4C（特定有害生物対策センター）とかいう政府機関になってます。その局長が野座間製薬の橘。前よりシリアスな感じです。秘書の加納さんは欠かせません。

４Cの実働部隊のひとつ黒崎隊に元駆除班のニヒル担当福田が加わってます。アマゾンの女の子イユに千翼が変身するときに体内に注入する液体を注射する。アマゾンを（生き物として）理解できていなかったというけど、理解している人ですな。最後にイユがアマゾンに変身して（カッコいい）花嫁アマゾンを戦っているのを呆然とみているネオに変身後の千翼の頭の縁に銃弾を命中させて助けろと尻を叩くところ痺れます。

隊長の黒崎の異様さ加減がたまりません。ネットで少年たちより仕事をしていないと叩かれてると言われると、そいつらバカに発言権があると勘違いしてる。賭けてもいいが、そう言う奴らが払う税金じゃ銃弾一発も買えねえな。大好物の変態さんです。

第１話ラストの花嫁アマゾンとの戦いは花嫁（白井珠希）が花婿と両親を食べちゃってという惨殺シーンから始まり、千翼が登場して戦い始め、そこに黒崎隊が現れて花嫁アマゾンに突撃銃を前進しながら斉射。撃ち方が特殊部隊ぽい。そしてイユがカラスアマゾンに変身。全身真っ黒でカッコいい。腹を触手で刺されているのにそのまま花嫁アマゾンに向かっていく。痛くないのか。痛くないんですね！なぜかは第2話で予告でわかってしまうという。

アマゾンが感染するとか、イユがアマゾンに変身するとか、頭が逝ってるぽい黒崎、千翼を奪還しようと野心剥き出しの橘。これは期待できるシーズン2です。

アマゾンズが面白いならストレインもお勧めです。最初はよくあるゾンビ（バンパイア）系かと思いきや、シーズン2になって敵側の吸血鬼が明らかになっていくという話（ローマ時代まで戻るとは）。シーズン2から色を出してきます。危機感が薄い感じが逆に実はリアルに感じます。

志藤役の俊藤光利が出てるウルトラマンネクサスもアマゾンプライムに入りました。すばらしい。