2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

« ブラタモリ 第73回 尾道 お寺が違法な伝書鳩を飼っていた | トップページ | HOMELAND 6 第8話 「錯誤」 ピーターの妄想のせいで大変なことに »

2017/05/22

THE FALL 警視ステラ・ギブソン 3 第4話 「内なる地獄」  

ポール・スペクターの証拠品から発見されたノートがただの妄想なのか実行した犯罪の記録なのか。その一人(スーザン・ハーバー)はすでに犯人が捕まっているという冤罪の可能性も出てくる。

ポール・スペクターの奥さんのアンは子供とともに車で入水自殺を図るが助けられる。それがニュースで流される。女性を怒りを覚えると、自分だけでなく「分身」である子供も気づける。法廷で証言させるということで、死んだ方がましだとおもうくらい追い詰められていた。

警視長のバーンズもステラに責められてトイレに隠してある酒を飲んでしまう。

ポールは自分がステラにどうやって女性を殺したかを証言したテープを弁護士から聞かされて、自分じゃないと激しく動揺。ポールの携帯に残っていたローズの動画も見せる。

看護師からアンが子供とともに無理心中を図ったことを聞かされ、信じられないと。娘とはあんなに幸せそうだったのにと(他人事のように)言う。看護師にそこにあなたはいないのかと聞かれ、僕はいつも離れて見ている。そこから昏睡状態の時も病室で眠る自分を見下ろしていたと告白する。看護師が意識が体から抜け出す体験はなかったかと聞く。

若い頃に辛いことがあると意識を(体から)分離できとポールが答える。解離性同一障害だと看護師は気づいたみたい。あなたにとって死とはと問われ、死とは無。生まれる前は存在してないように、死んだら存在が消えるだけと答える。そうは思わないと看護師。そしてあなたは自分が犯人だと思うかと聞く。犯人だったら捕まってよかったと答える。

精神鑑定のために施設に送られるときに、看護師から20ポンド紙幣に書かれたメモを渡される。愛さない者は死のうちに留まる(He that does not love abides in death)。聖書の言葉だそうです(ヨハネのの第一の手紙、第3章14)。この引用には前文があって、

「わたしたちは兄弟を愛しているので、死からいのちへ移ってきたことを、知っている。愛さない者は、死のうちにとどまっている。」

だそうです。いのちとは愛することだと看護師はメモで言いたかったのですね。それを読んだポールは投げ捨てた。記憶をなくしていても性根は悪魔ですやん。

ポールのノートに書いてあることを精神科医が読み上げる。愛は信じない。愛を信じるとしても、幸福な愛は信じない。継続する愛とは不幸な愛だけだ。

精神科医が言うには、子供は虐待されると恐怖と不安を感じる。やがて加虐的な行動でその感情を抑制しようとする。怖かったことを他人に行えたら、もう恐れずにすむ。

医者にとっては理解し同情すべき患者でしょうがとステラは前置きしながら、自分にとっては性犯罪者であり、自分の仕事は犯罪の被害者になるかもしれない人たちを守ることだと言う。


« ブラタモリ 第73回 尾道 お寺が違法な伝書鳩を飼っていた | トップページ | HOMELAND 6 第8話 「錯誤」 ピーターの妄想のせいで大変なことに »

映画・テレビ」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: THE FALL 警視ステラ・ギブソン 3 第4話 「内なる地獄」  :

« ブラタモリ 第73回 尾道 お寺が違法な伝書鳩を飼っていた | トップページ | HOMELAND 6 第8話 「錯誤」 ピーターの妄想のせいで大変なことに »

記事検索できます

最近のトラックバック

フォト