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2017/05/10

THE FALL 警視ステラ・ギブソン 3 第4話 「記憶」 罪を忘れた男

ポール・スペクターの変態的な殺人対象となる女性の行動記録(日記)と妄想と犯行の記録が見つかるが、当の本人は記憶がないという状況。

罪は人格に対して問うものなのか。

ポールの変態日記にツァラトゥストラ(はこう語った)と書かれ、ニーチェの写真が貼られていた。次のページには、「愛を信じるとしても 幸福な愛は信じない 消えない愛は不幸な愛だけだ」

その日記は他の被害者の記録なのか妄想なのか。

盗んできた女性の下着を自分で着ちゃって手首とか縛って撮影するド変態。

ツイッターを知らない、息子の存在も忘れている、ポールが2歳の娘がカワイイと語る。殺人鬼であることを忘れていると普通の父親にしか見えない。

犯行の供述は記憶に基づいているから、犯行を覚えていなければ裁判では問題になる。罪は人格に対して問うものなのか。記憶がない者を有罪にできるのか。

本人が忘れている殺人について、守るはずの弁護士から知らされるというのもなかなかひどい。容疑かかっている事件の詳細、自分がどうやって女性を殺してどんな陵辱的なことをしたのか教えられる。

ステラの経験上の見解としては、精神障害があろうとなかろうと、暴行の前歴のある者はまた繰り返す。ポール・スペクターは凶暴な性的サディストだと。

そういえば多重人格は嫌な経験を自分の身に起こったことでなく、他人化するために起こる機能だとか。

ポールの日記に書かれていて殺された女性に関してポールと同じ施設にいた男が捕まって服役しているという新たな事実。

近々、旦那のポールを匿った罪で出廷を強いられた奧さんのメンタルがやばそう。娘と一緒に心中しそう。娘のホットミルクに睡眠薬を入れたっぽい。それで車で海岸に行く。やばいです。

ポール・スペクターを世話する看護師が彼に情が移ってるように見える。今際の際に立つポールがこっちの世界に戻ってきたくなかったが、娘のために戻ってきたと言う。死についてどう思うかと看護師はは聞いた(答えは不明)。そして別れ際にあなたのために祈ると言った。

英語はこういう台詞を言ってもまったくおかしくないのがずるい。

無罪になってるのを祈るって意味じゃないと思います。もっと深い、罪を認めた先にあることなんでしょうか。


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