2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

« 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 発進編 これは船乗りのいい物語 | トップページ | ブラタモリ 第77回 大宮 鉄道博物館をあえて無視する »

2017/07/01

仮面ライダーアマゾンズ2 第13話(最終回) 「AMAZONZ」 それぞれの決着

仮面ライダーアマゾンズ第1話と同じタイトルの最終回。特撮とは思えない深いラスト。

千翼は主役じゃないよなと思ってましたが、最後に近づくにつれて主役ぽくなってきました。しかも見方によってはラスボスじゃないか!

映像も内容もアマゾンじゃないとできない「アマゾンズ」。

マモルに泣かされました。シーズン1から続投する駆除班のやり取りがアマゾンズの核心です。

「助けたつもりでただ手を引いただけだった。そして楽をした分誰かにツケが回る。」

カリギュラの第5話、東野、鹿を狩るを見てからアマゾンズを見て深まりました。


この第5話、

ハンター服部文祥の言葉

「命ってそんなに重いもんじゃない。個人個人にとってはすごく重要なものなんだけど。他人にとっては・・・鹿の命なんか大切じゃないから殺すわけだ。喰うわけだよ。肉は俺たちにとって大切なんだよ、俺等が生きるわけだから。」

これを聞いてアマゾンズを見返すとさらにリアリティが湧いてきました。

千翼は諸悪の根源(特異点)なのに普通にいい少年。イユを幸せにしてやろうと思うが、世の中がそれを許さない。

イユが亡くしたのは記憶じゃない、自分なんだ!

自分を取り戻して数時間で死ぬとか、エグいな。千翼はなんとかしようとC4に向かう。銃撃を受けながら突入するところのアクションが300みたいに凄かった。オメガまで乱入して大変なことに。

意に添わぬ命を慌てふためいて潰そうとは相変わらず見苦しい、一体何を怯えると野座間製薬元会長と橘が居る方を見上げる。ある命がある命を脅かすのは自然の摂理。脅かされない命は弱い。

イユが倒れると、千翼は銃撃を浴びながらイユのところに戻り、イユをかばう。C4の隊員もさすがに撃てなくなる。結局、C4本部には入れずにイユを連れて逃げる。

マモルと仲間だった駆除班の決着の時が来る。人間をアマゾンにするのをやめろ、オリジナルを渡せと駆除班の面々がマモルに頼む。マモルは一也を人質に取る。

だったら、5年前に僕を撃てばよかったんだ!

それを言われると駆除班の面々も痛い。

福田の母親が感染して福田が始末したと聞いて、心が揺れるマモル。

じゃあ僕を撃ちたいよねとマモルが福田を見る。
福田が圧裂弾発射筒をおろす。

復讐し来たんじゃない。俺は悔やんでいるのはお前を撃たなかったことだけじゃない。引き留めもしなかったことだ。

泣けます。シーズン1から続投する駆除班のやり取りがアマゾンズの核心です。

助けたつもりでただ手を引いただけだった。そして楽をした分誰かにツケが回る。

今度はきっちりケリをつける。撃つにしても、撃たないにしろ。ウチらはマモルの側にいる。

ただオリジナルだけは渡してもらうと志藤がマモルに銃を向ける。

駄目だよ・・・僕はもう。マモルがアマゾン化して逃走。一也を仕留めなかった。

鷹山と七羽の戦いも凄いね。ずっと泣いてるのがわかったからって自分の後を追ってきた恋人がアマゾン化して人類を脅かすから倒す。変身するときのアマゾンの絶叫。

そこにマモルと駆除班も到着。オリジナルを殲滅しようと福田が圧裂弾を撃ったら、マモルがオリジナルをかばおうと身を盾にした!

マモルが溶けるところがぐっときますわ。
七羽も鷹山にとどめを刺されて落命。

千翼は仁にそっくり。いいお父さん。

敵を倒して泣かされる特撮。それが仮面ライダーアマゾンズ。

千翼の背中に背負われたイユが言う。わたし楽しい。死んだ。

そこに悠と鷹山仁が現れる。溶原性細胞は危険すぎるから駆除すると千翼に宣告。

イユがこうなった原因は俺だと千翼。

いや俺だと鷹山。だからな俺が送ってやる・・・母さんのところへ。

わかったと千翼。でも俺は最後まで生きるよとベルト装着。
やっぱり、七羽さんそっくりだと鷹山。

泣ける。

最後の戦いは想像しろってか!

マモルが死んだところに五円のネックレスが落ちていた。

マモルは最後まで五円のネックレスを持ってたのか。
福田が言う。

戻ってきたんだ、俺たちのところへ。

感動した!愛されてるなマモル!

黒作が札森に最後の言葉、

お前、生きたいって思ったことあるか?

あの黒崎が変わりました。

実に面白かった。

溶原性アマゾン細胞って生きたいというアマゾンたちの生み出した希望だけど、喰われる側の人間にとっては厄災。

アマゾンズ、人間の本能と欲望とエゴと良心と慈しみが入り交じってると強く思います。まさに「「命ってそんなに重いもんじゃない。個人個人にとってはすごく重要なものなんだけど。」だから苦悩する。

橘はアマゾン根絶のために新しいシグマ計画を発動する。

ラストエピソードというだけあって完結でしょうが、シーズン3はあっても良いと思います。死んだ千翼がシグマ計画で甦るとか。

« 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 発進編 これは船乗りのいい物語 | トップページ | ブラタモリ 第77回 大宮 鉄道博物館をあえて無視する »

映画・テレビ」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

仮面ライダーアマゾンズ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 発進編 これは船乗りのいい物語 | トップページ | ブラタモリ 第77回 大宮 鉄道博物館をあえて無視する »

記事検索できます

最近のトラックバック

フォト