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2017/07/30

シャーロック4 第3話(最終回) 「最後の問題」 最後にふさわしいエピソード。赤ヒゲにやられました。

タイトルはホームズとモリアーティが最後の決闘を迎える「最後の事件」から。

モリアーティーの亡霊がまた登場するという意味では確かに「最後の事件」。しかし本筋はシャーロックの妹のユーラスとの対決。シャーロックがとことんまで精神的に追い詰められる。

デイヴィッド・フィンチャーが作りそうなシャーロック。素晴らしいフィナーレを飾る出来栄え。

()どうしてシャーロックがユーラスのことを覚えていなくて、ユーラスがどうして隔離されているのかを探っていく話かと思いきや、ユーラスがシャーロックたちに攻撃を仕掛けてきた。

この話は段々と問題の矛先が変わっていきます。

赤ヒゲが一番のくせ者。赤ヒゲがいなくなってそれまで感情豊かだったシャーロックが別人になって、事件のこともユーラスのことも語らなくなったとマイクロフトが言う。

この時、シャーロックは大型犬を思い出している。「雄」なんだと思ってましたよ。そうしたら最後のクライマックス、それは「雄」じゃなくて「彼」と判明。井戸の底につながれたワトソンが子供の頭がい骨を発見した。

赤ヒゲはシャーロックが子供の頃、一緒に海賊ごっこをして遊んでいた少年ヴィクター・トレヴァーだった!ユーラスはシャーロックと一緒に遊びたかったからシャーロックの親友を殺したのか!(正確にはなぞなぞが高度すぎて解けずに居場所がわからずに殺してしまった)

前回のワトソンを精神的に救うために本気で死ぬ目に遭うのにも増して強烈な話。そんなトラウマを植えつけられたらシャーロックも探偵になりますわ。
ユーラスが自分で作って歌っていた歌も赤ヒゲを探すための歌かと思わせておいて、実は自分を助けて欲しいという歌でした。

モリーの家に爆弾で爆弾仕掛けて、シャーロックが好きだとモリーに言わせないと家を爆破すると脅し、モリーに言わせたら、爆弾は仕掛けていないと。シャーロックの負けだと。モーリーも傷つけ、自分も傷つけ、感情的なつながりは必ず身の破滅を招くとユーラス。これはモリアーティーを越えてます。まさにラスボス。

飛行機に乗っていた少女がシャーロックに電話で助けを求めてくるか、本当かと思ったら、これはユーラスの狂言。赤ヒゲはイヌかと思わせておいてヴィクターというのを同じくらいやられました。(そんなに飛行機の滞空時間が持つはずがないなとちらっと頭をよぎりましたが、狂言だと臭わせる伏線とはさすがに思わなかった)

自分が投獄されている孤島の所長を始め全員を洗脳してしまうだけの頭脳を持ちながら、最終目的は疎遠になったシャーロックと仲直りすること。

無慈悲にいろんな人バンバン殺していくし、理由はわからないけど飛行機を人質に取っているから血も涙もない殺人を楽しむ悪魔かと思わせておいてからの、この展開。完全に騙されました。

ただシャーロックがワトソンかマイクロフトを拳銃で殺すか迫られて、結局自決しようとしたらユーラスに本気で止められた。

最終的にシャーロックはヴィクターを見殺しにしてしまったユーラスのさまよえる魂を救ったと。シャーロックの「最後の問題」は「最初の問題」の解決でした。

今回のシャーロックを見てクローネンバーグの「スパイダー」を思い出しました。

全然関係ないですが「カリギュラ」のロバート秋山の自作やらせドッキリ、面白い!

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