ねほりんぱほりん シーズン2 サークルクラッシャーと呼ばれた女 それは生きることを恥と思えない女

サークル内の男子に手当たり次第に手を出してサークルを崩壊させる女。ぶっ飛んでます。

YOU曰く

ヤリマンてこと？

Eテレらしからぬ表現。でも許しましょう。

サークルクラッシャーは男の敵。

元サークルクラッシャーのサヤカさん、容姿は決してモテる系ではない。

某有名大学の体育会系サークル内で、同期と彼氏、サブ彼、元彼、肉体関係、先輩とも肉体関係、彼氏と合計7人と関係を持っていた。

YOU曰く

どビッチやんけ。

行為が好きというより、男の子に好かれるのが面白かったそうな。

伊達メガネ山里亮太がこれを評して

キャッチ＆リリースするバス釣りと同じ。

ここでバス釣りの真面目な資料映像。何度も流すからジワジワきました。

食いついたらもういいそうな。

男の敵です。

今彼と元彼が同じサークルにいるものだから関係がギスギスしちゃって仲直りさせるために飲み会やったら、元彼のA君がお前はそんな女だと思わなかったと号泣。

面倒くさいなと思って静かにしていて、宴会がお開きになって自分だけあとから飲み屋から出て行ったら、A君が泣きながらキレていて同期に抑えられていて、今彼のC君が殴られて血を流しながら倒れている。

キャッチ＆リリースされたバス同士の修羅場。

サークルのメンバーが半分に減る。

ここで一句、

サークルの姫

一線越えれば

クラッシャー

サヤカさん、罪悪感どころか展開が漫画みたいだとウケゃった。

弄ばれたサークルの男子会が開かれたそうな。

船越英一郎と関係を持った女たちが復讐する。「黒い十人の女」を思い出しました。

会社の職場で5人の男性と関係を持ったエリコさんは巨乳。それをブタさんでも表現。Eテレよくわかってます。

浮気がばれた同僚は売り上げ成績が下がって転勤。エリコが同僚と関係を盛っていると相談を受けた上司も飲み会に呼ばれなくなり、職場をクラッシュ。恐るべし。

サークルクラッシャーの最大の問題は本来持ち込むべきでない男女の関係を組織内に持ち込むことですな。まさに癌細胞と同じ。仲間のフリして組織に入り込み、組織を機能不全に追い込む。

さらに面倒くさいのは大物を釣るつもりはない。ブルーギルみたいな難易度低めでいい。

サヤカさんのブルーギル男に近寄ってボディタッチして気があるんじゃないかと思わせるテクニック、高学歴・高収入の男と結婚する女（ハイスペ婚の女）と同じ。

そしてきっぱりふらずに全員生殺し。男子は悶々。

ダリル・ホール＆ジョン・オーツの「マンイーター（男を喰う女）」を思い出しました。

サヤカさん、私は何者かになりたいという意識が強く、高校時代にそのために頑張っていたら当時付き合っていた男子にフラれてショックを受け、男子と都合の良い軽い関係を求めるようになる。

いろんな人に好かれることで特別な存在だと思うようになったそうな。

これはインスタグラムのためにケーキバイキングで取り皿に取るだけとって食べずに帰るインスタ女子じゃないですか。


複数の男性と交際するエリコさん、男女関係は投資でいうポーティフォリオ。彼氏は預貯金、お金持ちの同期は日本株、社会人はアメリカの株、カッコいい先輩はヨーロッパの株とか、これはクラッシャーにはならないんでしょうな。

サークルクラッシャーだったサヤカさん、社会人になって一途に思える男性と結婚したけど離婚。しかも娘も手放す羽目になる（元旦那さんは再婚した）。

元旦那が投稿している娘の写真を見る日々。

可哀想だけど因果応報。

我欲に身を滅ぼされるパターン。

最初の破天荒な話しから泣かせる展開。

ぶっ飛んでる悪女と思わせてからの、実は中身は傷つきやすい普通の女性。

だから、「いろんな人に好かれることで特別な存在だと思うようになった」という振り返りができたんでしょう。娘ができて（今は離れて）よかったんじゃないかと。

YOUの格言、

生きることは恥なの。

こういう何者かにならないといけないと思っているけどどうにもならないともがいている人には救いの言葉。女子のお悩み相談といえば寂聴かYOUかって感じです。

モノに自分の価値を見出そうとする「豊かさの精神病理」に出てくる人みたいです。