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2017/11/25

ブラタモリ 第91回 室蘭 ~工業都市・室蘭を生んだ奇跡とは!?~ 湾 in 湾の良港と大艦巨砲主義

居酒屋放浪はしないけど夜景は堪能し、室蘭の焼き鳥は紹介するブラタモリ。

日本製鋼所の凄さを知る。個人的にはここが一番盛り上がりました。

最初の工場の夜景がブレードランナーの序盤みたいです。

工場を照らしている明かりは単なるライトアップじゃなくて安全のための作業灯なのですね。

親戚が室蘭に住んでいるので一度行ったことがありますが、地球岬が元々アイヌ語だとは重いもよりませんでした。

ポロチケップ→チケウエ→チケウ→チケウ→地球だそうな。

ポロチケップとはアイヌ語で大きな断崖という意味。

室蘭は内浦湾(噴火湾)の中にある湾。湾 in 湾だし、しかも崖が海に向かってあるので風や波が強く当たらない良港。

ガイドの高校の先生が両腕で室蘭の湾を表現。なかやまきんに君にやってほしい。マネする近江アナが可愛い、

なぜ室蘭は切り立った崖があるのか教えてくる地質屋 山岸宏光さん、崖は汚い石だけど見てもらいましょうと言う。自虐系地質学者。キャラも断崖も立ってます。

白い岩肌の崖(銀屏風)は凝灰岩でできているとタモリ氏あっさり正解。ということは火山があった。さらに進むと縦に浸食された岩肌の崖、水冷破砕岩とまた正解。

水冷破砕岩の命名者が山岸宏光先生。何気に凄いな。

さらに進むとまた違う黒い岩肌。これが断崖絶壁の正体。脆くない。

山岸宏光先生が岩肌を指さして、あれが水冷破砕岩を供給した岩脈ですよ!

なんだって!?とみんなが驚く、未知の生命体系のドラマで博士が核心を突き止めたときの展開。

室蘭の海ではおよそ1000万年前に海底で火山が噴火→噴き出したマグマは海水で冷やされて水冷破砕岩になって火山の山を築く→噴火が収まると山の中に固い岩脈が残った。

使い残した瞬間接着剤みたいですね。

その後、海底が隆起して脆い水冷破砕岩の山は浸食され、固い岩脈だけが残った。これが崖の正体。この岩脈が並んでいる。

地球岬を海から見れば普段は見られない火山の断面が見られる。火山の形成の過程がわかる昭和新山と良い、最近のブラタモリは火山が熱い。

隆起した水中火山をつないでひとつづきの陸地にしたのは浸食された砂。しかも室蘭の砂浜は砂鉄が採れる。マグマの中にある磁鉄鉱が集まったのだとか。

室蘭には「ムロラン」発祥の地がある。

モルエラン(小さな坂を下ったところ)からムロランになったとか。それから百年くらい経ってムロツヨシになったのか。

室蘭発祥の地は江戸時代、幕府の会所が設置された(蝦夷地は幕府の直轄地だった)。坂道の先は函館に続く街道で、坂を下って先に進むと日高に向かう街道。そして小舟が停泊できる遠浅の海に面した交通の要衝だたっとか。

明治初期はアイヌの住居が残ってたんですね(草なぎ剛君風に)

明治以降は大型船が入港できる深い海も室蘭にはあった。それが今の室蘭港。

そして最後に日本初の大規模工場、日本製鋼所!

製鉄所は鉄を作る工場で、製鋼所は鉄に弾力とか硬さを持たせる加工を行う工場なんですね。

鍛錬工場かっこいい!1万4000tの水圧プレスやばい。大好物です。

この工場には創業時に建設された高さ20mの施設が残っている(第一熱処理工場)。しかもこの施設には加工した鉄製品を油で冷やすため深さ21mのタンクもある。

室蘭には北海道で掘られた石炭が本州へ送るために集まってきていたので鉄を熱する鵜には火力には困らない。鉄鉱石がない!砂浜の砂鉄があるじゃないか!凄いな。

こんな巨大な施設で一体何を作るとか。大砲だ!日本製鋼所は日本初の民間兵器工場だったとか。そもそも日本製鋼所は北海道の石炭会社とイギリスのビッカース・アームストロング両社の共同出資で作られた。

戦艦長門や陸奥の主砲(45口径三式40cm連装砲)の砲身を製造した。この一体鋳造の巨砲を冷やすために巨大な施設が必要だったんですね。
北海道の片隅にできたスーパー兵器工場。機動戦士ガンダムのサイド7みたいです。

現在はこういう長いものを作った技術を利用して民需品を生産している。

自衛隊の国産戦車の主砲は61式から最新鋭の10式までずっと日本製鋼所が作っているというのは公然秘密だ!


今も受け継がれる大艦巨砲主義のDNA。

最後に室蘭の焼き鳥(豚串)。


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コメント

近江アナの室蘭ポーズかわいかったですね(^^)
湾イン湾は安全そうでいいですね。自分が船だったら一生そこから出ずに生活したいです(笑)
製鋼所は実際相当暑いはずですよね。映画ではよく平気で溶けた鉄のそばまで行ってますが。
最後タモリは水を飲みながらやきとり(豚くし)を食べてましたね。タモリ倶楽部だったらビールが出てくると思うのですがあれがNHKの限界か!

そういえばブレラン2019のオープニングのあの目は誰のだかわからないよねという話を今日同僚(会社にディックの文庫本の表紙のデザインのTシャツを着てくるナイスガイ)としていました。

おじゃる丸さん、どうもsun
波風は立たないほうがいいですね。
ターミネーター2の最後の戦いは火傷しそうですね。
NHKはビールが飲めないとは!受信料払ってるのに!鶴甁に日本酒を乾杯で飲んでいたような気がします。

ディックの小説の新装版はかっこいいですね。

近江アナが磁石を砂に近づけるときの「参ります!」も良かったです(笑)
最後食べ物を食べるという話になって「珍しいですね」と言いながら嬉しそうな(自分にはそう見えた)近江アナも良かったです(笑)
そういえばジョディ・フォスターが出てたコンタクトという映画で宇宙人と交信するための巨大な機械を北海道の近くに作ってましたがあれは室蘭の製鋼所を利用したのかもしれませんね。

ところでガフの名前の件ですが調べたらブライアントがガフの名を呼ぶシーンがありました(デッカードがゾラを殺した後)。でもタイミング的に遅すぎるしわかりにくすぎるので脚本のミスな気がします。

おじゃる丸さん、どうもsun
近江アナは全体的に引き気味なのにちょいちょいノリノリでいいですね。

最後のいつもの食事の写真でタモリ氏がホッケを食べていたと思うのですが、だとしたら粋です。刺身よりもホッケ。

そういえばコンタクトの宇宙船は北海道の近くにありました。日本製鋼所はなんでも作りますね。

ブレードランナーが地上最高の失敗作と思うのはそういうところです。脚本ミスというより、リドリースコットが製作途中で話を変えるし、予算と撮影期間をオーバーするしで、監督を解任されて編集のヒトがイギリスにフィルムを持ち帰ってひとつにまとめたそうです。編集のやり方で駄作も傑作になると感心しました。

あと脱走したレプリカントの数が違うのも脚本からの設定が撮影段階で変わったから見たいです。しかし脚本通り撮影すると最後のTears in rainもないわけで一刀両断に断じるのは難しいです。

全然関係ないですが、弟とトニースコットが作ったトップガンの戦闘シーンも最初は意味がわからずつまらないのですが、再編集してコクピットシーンは台詞を後から変えて使ってるそうです。

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