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2018/01/29

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章 天命篇 デスラーに始まりデスラーに終わる

時に取り返しがつかないからね。感情に愛に狂わされるということは。

デスラー総統が喋れば全て名言。これは青い彗星シャア・アズナブル。

ヤマトに搭載しているパワードスーツがカッコいい!

以下、すべてネタバレです。

第11番惑星で辛酸をなめたガトランティスのメーザー率いる第八機動艦隊、「レジョノール・カノーネ」の残骸、執念に狩られてヤマトを追撃するが、それをデスラー総統がデスラー砲で全滅させる。

時に取り返しがつかないからね。感情に愛に狂わされるということは。

デスラー「お前が言うな」ですが、ズォーダー大帝にも当てはまる。

ここからデスラーのヤマト狩りが始まる。七色星団会戦でドメルが使った瞬間物質移送機でミサイルをワープさせてヤマトに全方位波状攻撃をかける。高まる!

どうやらあの艦(ふね)は何一つ代わっていないようだ。

桂木透子がコスモウェーブでデスラーのお目付役のミル君にヤマトの位置を送っていた。キーマンをたぶらかそうとキーマンに触れたら、このぬくもりって呟く。これは後でわかることだが、(恐らくズォーダーに最初に殺された)過去のサーベラーの記憶らしい。

結果、狩られるキツネのようにヤマトは次元断層に追い込まれる。そこで波動エンジンを動かすとエネルギー過剰になり、爆発してしまう。やるなデスラー。

そしてヤマトの前に現れる巨大な「ちくわ形」人工物(アケーリアス文明の遺跡らしい)。この異空間を生み出しているコアとおぼしきものにヤマトは向かう。

このちくわは二つの異空間につながっているので、ちくわ内に波動エネルギーを解放して生じる輻射熱を波動エンジンに取りこんでワープすれば脱出できる。

一歩間違えばヤマトが吹き飛ぶと機関長の徳川さん。さすがエンジニアとしての慎重な姿勢。島は操舵の自分と責任は五分五分だと。すると古代がみんなだ。責任は全員で背負うという。

そうしたなか、デスラーがヤマトに向けてデスラー砲の照準を定める。ミルが危険だと警告する。デスラーは聞く耳を持たない。これを使えば空間そのものが燃え上がる。

私は屈辱を忘れん男だ。

デスラー砲発射!それが生み出した空間の巨大な波に乗ってヤマトはワープ、異空間からの脱出に成功する。

相変わらずの強運

デスラーが笑う。そして現れるガミラス艦隊!

ひゃっほう!ガミラスはこうでなくては!

透子はやはり人間に化けたサーベラーだった。サーベラーはガトランティスと異なる唯一の存在で、彗星都市帝国を操るただひとりの巫女なのに、白色彗星とヤマトにそれぞれ一人ずついるという事実。

キーマンは透子と悪だくみをしているのかと思ったら、実はスパイをあぶり出すキーマンの罠だった。しかしそのキーマンもヤマトの波動エンジンに反物質格子か何かをぶっ込んでる。

透子はヤマトの艦内を逃げ回る、しかし皇帝の声は聞こえない。

ヤマトの目前に現れる白色彗星!パイプオルガンキター!ヤマトが白色彗星に吸い込まれる!ヤマトを襲う太陽フレアみたいな重力干渉波の動きが金田伊功の作画ぽい(ラピュタでいえば、パズーとシータが乱流に巻き込まれて雷の竜が出てくるあたり)!

重力干渉波を操っているのはサーベラー。透子は戸惑う。私が私を殺そうと言うのか!ズォーダーはすべて聞こえていて何も言わない。サーベラーは純粋体だから二人いてはまずい(クローンは複製がいて当たり前ですが、人間は二人いると精神的にということでしょうか)

二人のサーベラーが共鳴して重力干渉波が弱まる。大帝は透子を切り捨てる。大帝はサーベラーにお前は唯一の存在、人間を裁けるたったひとりの人間、私に従っているのでない、私はお前に従っているのだ。最後の人間、シファル・サーベラー。

サーベラーが復活。ヤマトが白色彗星に再び吸い込まれる。眼下にはガトランティスの大艦隊!しかしヤマトを撃ってこない。

二人のサーベラーが共鳴してガトランティスの艦隊は沈黙する。

白色彗星からの攻撃でヤマトで爆発が起こってやられそうになったところを、キーマンが救った。それがサーベラーに伝わって激しく同様。

これが自分とあのヒト(ズォーダー)を苦しめ、しばってきた愛。

なぜ繰り返すとズォーダー大帝。もうやめましょう、いまあなたが殺そうとしているのはこの宇宙でなく、あなた自身というサーベラーを絞め殺す。

こういうメロドラマ、嫌いじゃないです。

重力波がきれてヤマトは脱出に成功する。

透子を救ったキーマンの真意はどこにあるのか。透子にいずれあなたは裏切ると断言される。誰を?とキーマンが自問する。

白色彗星はテレザートからエネルギーを吸って地球にジャンプできるらしい。

ヤマトは一路テレザートを目指す!

テレザートを守るゴーランドとヤマトの戦い。熱い。

コスモタイガーIIにワープブースターを取りつけ、周りに空間騎兵隊の機動甲冑(パワードスーツ)がとりついて出撃。メチャメチャかっこいい。

ゴーランドの直掩艦隊の背後に回って機動甲冑が背部に搭載した大型ミサイルを発射する。ミサイル艦を撃破していく機動甲冑がまるでルウム戦役で連邦軍艦隊を沈めていく赤い彗星のよう。

ヤマトの作戦はゴーランドに読まれていた。ヤマトが波動を撃てるのにヒトには撃たないのもわかっている。テレザートの上空に浮かぶ大陸に向けて破滅ミサイルを発射する。

大陸を盾にしようと背後にワープアウトしたヤマトが重力の乱れに巻き込まれる。大陸に開いたあなからミサイルの雨がヤマトに降り注ぐ。

ゴーランドのクローンのノル君は初陣ながら艦隊を密集させていたら、ヤマトの波動砲にやられるのではないかと危惧する。ヤマトは撃たないとゴーランド。

しかし古代は波動砲をゴーランドの艦隊に向けて撃つことを決断。古代の決断をヤマトのクルーで支える。ちくわでのワープの時に古代がみんなの責任だというのの返しなんですな。

波動砲を撃つとき、機動甲冑隊がヤマトを支えるのもいい。

斉藤が土方のオヤジに古代は大事な人と約束してるから撃てないから代わりに撃ってやってくれいうところ、好きですよ。

古代は波動砲の発射を決断し、土方は艦長就任を受諾する。

この「みんなオラに元気をわけてくれ」みたいな波動砲発射いい!

ゴーランドのクローンのノル君は狩りの対象だったサンドウォームみたいなのの子供を殺すときに涙するほど優しい子。

ゴーランドが予想していなかったヤマトの波動砲の直撃を受けた時、ゴーランドはノルを守ろうとノルを抱いてすまぬと泣く。いいのですとノル。ふたりが光の中に消える。

号泣ですよ。

ザバイバルとの地上戦も熱いな!

斉藤が岩盤を敵戦車隊に落とすところ最高。

巨大戦車隊もカッコいい。CGでいいのはメカの表面に模様とかデカールとか入れられるところですな。

ガミラスの反射衛星砲が装備されていたとは。キーマンは中継制御衛星のコントロールを奪って仕返しする。

人のものを盗んで勝手に使うような奴は、お仕置きだ。


ガトランティスの戦車隊が反射衛星砲の直撃を受けて壊滅。

なんだと…動揺するザバイバル。

これぞ「なんだと」の正しい使い方です。

ザバイバルのが座乗する旗艦の攻撃を受けて空間騎兵隊がやられる。

斉藤がザバイバルにひとりで殴り込みをかける。

最後ザバイバルは斉藤を巻き込まずに自爆。まさに武士。

ヤマトはテレザートの解放に成功する。

古代たちはテレサとの接触。テレサはただの裸族ではなかった。五次元の住人だった!テレザート人は肉体を捨てて天国の門をくぐったと真田さんは言う。

テレサはヤマトを呼んだのではなく、ヤマトがテレザートにくることは決まっていたと言う。テレザート人には宇宙の始まりから終わりまで見えているそうな。

テレサが言うには白色彗星は古代アケーリアス人が残したもので、アケーリアス人が宇宙に撒いた人間の種が悪い方向に進んだときに駆除するための安全装置(白血球みたいな存在)だった。

だが今のガトランティスは宇宙のすべての人間を滅ぼすまで進撃は続く。だからヤマトが白色彗星と対決するように願う。(滅ぼせとは言ってない)

古代は強大な白色彗星と戦うためのヒントをテレサに求める。確かにヤマト一艦でどうしろって話です。

縁だとテレサは答える。テレサとヤマトも縁によって結ばれた。ヤマトとは大いなる和(まさに大和!)。和とは縁によって結ばれた命と命が生み出すフィールド。縁とは異なる者どうしをつなげる力。

ヤマトを中心にした縁の力が滅びの箱舟を止めるでしょうとテレサ。とっても仏様ぽい。

そして聞こえてくる軍靴の音。

デスラーの登場だ!

久しぶりだねヤマトの諸君。

デスラーに始まり、デスラーに終わる天命編 終わり。

次回、煉獄篇。予告を見るとガミラスブルーなメカとめっちゃ戦ってます。

高次元生命体といえば、「正解するカド」のヤハクィザシュニナ。


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コメント

待ってました。どこよりも早いネタバレ。
今回はほゞほゞ楽しめました。
エンターテインメントアニメなので細かい設定までほじくり返すのは無粋なのでやめておきます(それでもヤマトファンが集まるところではほじくり返すんだよなぁ)。

デスラーがいないとヤマトではありませんね。あの存在感、さすがですな。

ガトランティス人も人造生命とは言え「人間」の情愛は捨てきれない。そこここに各人の葛藤が描かれていますね。ズ大帝でさえ人間臭さを併せ持っています。たしか「ヤマト2」でもサーベラー以下の不手際で彗星帝国が危機に見舞われたとき「貴様たちの無策のせいで多くの兵が命を落とした」と部下を思いやる場面もありました。
2199でも地球側、ガミラス側でそれぞれの内包する問題を抱えていましたし、2202でもそれは同じですね。良い意味でトレースしているような気がします。

デスラーですがヤマトへの攻撃とそれへのヤマトの対処は想定していたようなフシがあると感じたのは自分だけでしょうか。ガトランティスへのアリバイ作りのためにあの攻撃を仕掛けた。ある意味ヤマトの急場を救った感じもするのですよ。

彼の宿願はガミラスを再建・復興することでしょうから。その執念は尋常ではないでしょう。

5章は5月末ですね。いやぁ、長い。

駄文失礼しました。

踊れドールズさん、どうも
速攻ネタバレしてしまいました。
コメンタリーを聞くと戦艦が宇宙を航行していること自体がおかしいと脚本の福井氏も言ってました。あの人の自虐コメンタリーが大好きです。

シャアあってのガンダム、デスラーあってのヤマトです。

ガトランティスの矛盾はいいですね、矛盾を突かれるとキレるズ大帝。人間くさいですね。汚物は駆除という北斗の拳の悪役みたいでもあり、ゴーランドみたいな一面もある。厚みがある敵ですね。

デスラーは追いかけて楽しんでる節もありますね。ズ大帝に対するヤマトの心情をミル君に説いて見せたのはデスラーの心情かとも考えました。ガミラスはキーマンといいデスラーといい、いつ裏返るか、表返るかワクワクします。

次は5月ですか~。それでもガンダムより早いですね。

竹花さま、こんにちは。
前回の補足で書きますが特典映像(自分は配信版を視聴しております)で古代とデスラーがお互いの甲板で向き合うシーンがありますが、あれは完全に「新たなる~」のオマージュですよね。
あれ見せられたらファンとしては不安半分期待半分で「ポスト2202」を考えてしまいますよ。
2199以来「その次」への予感をさせるシーンが放り込まれている気がします。
自分としては「続きもの」より「スピンオフもの」を希望します。

踊れドールズさん、どうも
幸か不幸か「新たなる~」は見た記憶がありません。やばいんでしょうか。
アンドロメダ級艦隊のスピンオプはみたいです。

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