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2018/02/03

ブラタモリ 第97回 有馬温泉 麗しの松田法子先生再び

まさに美女と温泉。松田法子先生が登場してからそういう目線でしか見られません。

有馬温泉は火山が熱源ではなく、炭酸ワッフルとか炭酸せんべえが名物。

これも地形の妙。

有馬温泉は日本書紀にも記録がある。そこの老舗、金の湯は1000年以上の歴史を誇り、舒明天皇から豊臣秀吉、グレース・ケリーまでそうそうたる有名人がやってきたとか。

「金の湯」お湯は赤い。これを金に見立てている。そして熱い。

この赤い湯が有馬温泉の特徴。赤いのはお湯の中の鉄分が参加したもので、地上に出てきたときは黒い。酸化してない鉄は黒いですからね。あと塩と炭酸も大量に入っている。塩分濃度は温泉として日本一。

噴出温度が98度とかなり熱い。しかも成分もいい。

江戸時代には病人が湯治として来ていたとか。長く入っていると壁を棒でバンバン叩かれるとか。面倒な客は昔からいるんですな!

タモリ氏の自噴する有馬「金の湯」のモノマネは電車のインバーター音のマネ並みに面白い。

なぜ有馬温泉の成分は盛りだくさんなのか?それは地層にあり。有馬高槻断層帯によって岩盤にできた無数の亀裂を通って温泉が染み出してくる。

しかし有馬に火山はない。地下60kmのマントルが有馬温泉の熱源。凄い。

海洋プレートが海水を巻き込んで大陸プレートの下に滑り込んでくる。巻き込まれた海水が600度のマントルで一気に沸騰し、断層が作った亀裂を伝って上がってくる。その際、サンゴの死骸でできた石灰岩を分解し、炭酸ガスを発生させる。さらにその炭酸ガスは岩盤の鉄分を溶かしてお湯に溶け込む。

温泉は600万年かけて地表に出てくる。

マントルで熱せられたお湯で淹れ、じっくり蒸らした地面のお茶みたいなものですね。

地層に含まれる鉄分が温泉に溶け出す。

そして温泉街の説明に移って麗しの松田法子先生再び登場。


髪が赤いのは有馬温泉の赤に合わせてるのでしょうか。

なぜ最初から出ないのか!

有馬温泉は場所が狭いので、江戸時代は谷筋を下っていくメインストリートに並ぶ店は1階が店舗、二階が宿という構造にしていた。コンビニが1階にあるマンションみたいです。

有馬温泉が人気になったのは「直線好きな」ディベロッパー(近江アナ談)豊臣秀吉が大きなイベントのたびに来ていたとか。しかも有馬を直轄領にして滞在費を有馬からあがる税で賄っていた。

今も秀吉が作った温泉跡が残っている。しかし本人は入る前に死んでしまう。

ここは松田法子先生にひと肌抜いていただく場面でしょうが!

視聴者の炭酸ガスを抜いていください。

秀吉が作った風呂が画期的なのは座って入れること。

江戸時代の温泉は一気にたくさんのひとが入れるように立って入るものだった!通勤電車か!
江戸時代に有馬温泉の湯量が激減してぬるくなってしまった。これは一大事。その原因はお湯の中の炭酸カルシウムが凝固して管を詰まらせるから。それで大掃除をした。

今でも湯管を4日に1回交換するほど炭酸カルシウムが濃い。

炭酸せんべいは以前は自然に湧き出る炭酸水を使って焼いていたとか(今は重曹を使う)。明治期の外国人は有馬にいい炭酸水があると飲んでいたとか。

確かになんでもクリーム入れたらうまいという風潮はいかんですな。

温泉の炭酸ガスで作った炭酸水はマニアに売れそうです。

松田法子先生のご本。


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コメント

「ディベロッパー」よかったですね(笑)
松田先生が最初後ろ姿で登場するニクイ演出もよかったです(笑)
お湯が地上に湧き出るまで600万年ていうのはあり得ないと思ったのですが、それは海水が一度岩石の一部となってプレートと共に移動する時間も含めての話だったんですね。
ところでブラタモリで検索したら「近江アナのパンツの裾がびしょびしょに!」とかいう見出しが出てきて(お湯に足をつけたとき)、「クソ、釣りやがって」と思いました(笑)

孤独のグルメの江ノ島の写真の彼女は明らかに小雪とは髪型が違うんですが、そういう矛盾はよくあることなので私も単なるうっかりかと思ってました。でもマンガの第二巻を読むと小雪はまだ女優を続けていて、独身ぽいですね(だから五郎もふっきれていない)

むしむし師さん、どうも
同位元素で年代を測定するから最初の最初からということになるのかも知れませんね。
>「近江アナのパンツの裾がびしょびしょに!」とかいう見出しが出てきて(お湯に足をつけたとき)、「クソ、釣りやがって」と思いました(笑)
さすがにNHKでは無理な気がします。嫌いな釣りではありません(笑)。

井之頭五郎の恋模様。わかりました。

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