スニッファー 嗅覚捜査官 スペシャル レギュラー放送より濃い
スペシャルらしいバイオテロを臭わせる話。
阿部寛がトリックの「なぜベストを尽くさないのか」上田教授ぽいの不遜な言動がとてもいい。
最後のオッペンハイマーの言葉の華岡の解釈が面白い。
結構凝った話でした。
謎の連続殺人が起こり、華岡の嗅覚で調べてみると、殺した人間が次に殺されるという事案。この掴みから一連の被害者/加害者が抗がん剤による薬害事件がらみだとわかる。
そこから炭疽菌の使用が明らかになり、バイオテロの脅威に話が拡大。
結局、殺人は薬害事件で奧さんを亡くした男がスーパー炭疽菌を完成させるために製薬会社の元従業員や元厚生省官僚を一人ずつ拉致して炭疽菌に感染させ、新たに拉致した人間に殺させていた。炭疽菌はどこから?
華岡の同級生の部生物学者の岩渕(松尾スズキ)がスーパー炭疽菌を開発した。しかも薬害を起こした抗がん剤を作ったのはこの男だった。復讐と贖罪のための犯行。
薬害を起こした抗がん剤の認可を強引にやったのが当時厚労省大臣の藤森(西村まさ彦)だった。西村雅彦から解明してたのですね!
最後、岩渕が藤森にスーパー炭疽菌を注射し、全部洗いざらい話せと脅す。
華岡が見つけたトランクには解毒剤とスーパー炭疽菌が一緒に入っているが、どれがどれかわからない。それを臭いを嗅いで判別しようとする。炭疽菌も混じっているのに!
その中で華岡が岩渕に言う台詞がいい:
原爆の父、オッペンハイマーは戦後、原爆を作った事を後悔し、ソ連の水爆に反対した。俺が思うにはなぁ。あれは原爆を作った後悔からじゃない。水爆に嫉妬したんだ。それが科学者だ。
何気に名言でしょう。実際は華岡に捕らえて欲しいと思っていたし、嗅覚に嫉妬してたらしい。
新しく登場した七条(波留)が捜査上を漏らしていた相手は藤森だった。しかも愛人。だから最初に華岡があったときに七条から50代のオヤジの臭いと寿司を食べた臭いがしたのか。
ぼくらのをNetflixで見始めました。これはよさそうです。
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