宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇 いいぞ!(ちょっとだけ)
クリストファー・ノーラン版バットマンシリーズ三部作もダーク・ナイトが一番面白い。
宇宙戦艦ヤマト2202も第五章、最高だ!いいぞ土星沖会戦!重力子スプレッド!
地球艦隊万歳!
その後はやめておきましょう。
山寺宏一が登場したコメンタリーを見ていると福井晴敏が「昔のヤマトは少年の視点、今のヤマトは親になったものが見て感じ入るもの」と言ってました。最後の展開は確かにそう。
以下(超)ネタバレありです。
アベルト・デスラーの過去がわかる第5章。デスラーの過去が泣けます。母の愛を失った孤独な少年だったのですね。
滅びゆくガミラス星の人民を救うために統一ガミラス戦争で死んだ兄に代わって望まぬ総統の座に就き、版図拡大に乗り出したのか。遊星爆弾を地球に撃ち込んでガミラス化したものそういうことか!
幼いデスラーは違うけどれども、中学生くらいの声は山寺宏一じゃないですか!人形劇のシャーロック少年もやるくらいですから。
キーマンが死んだ兄の息子、つまりデスラーの甥だった!甥に総統の座を譲ろうかとおも言う。兄や母、寄って立つ者を失い、国も失ったデスラー。なんという泣ける設定。
冒頭20分、悪役だったデスラーが聖者に見えてきます。
これが第六章につながっていくのかと、最後の予告を見て思います。
ガトランティス帝国(バルゼー艦隊)と地球艦隊の戦いは最高だ!山南さんの命令がカッコいい!次から次と現れる地球軍艦隊!バルゼーが皇帝ズォーダーに平謝り!
ノルの新しい個体を取り上げた医師たちが笑うのをズォーダー皇帝が見て、なぜ感情がに筈なのに笑うのかと当惑する。それはガトランティス人にも恋愛ホルモンのオキシトシンが分泌されるからじゃないですか!(そうじゃない)
バルゼー艦隊を蹴散らす山南率いる地球艦隊が超絶カッコいい!
物量を過信する愚か者よ、力は力によって滅ぼされると知れ!
山南さん、時間断層の真の力をガトランティスに教えてやってください!
しかしガトランティス帝国の白色彗星の前には赤子も同然!
土星よりもデカイじゃないか!
くそう!!!
これはもう物量じゃ太刀打ちできない!奴らの武器は質量だ!
破壊されたアンドロメダもCGなのか!
ささきいさお(アポロノーム)が山南を助ける!
ヤマトが白色彗星にトランジット波動砲を撃とうとするが、加藤が!加藤が!
透子に子供を助けると言われたらしょうがない。
地球絶体絶命。
ここで「人類存亡の要」と言われる謎の実験艦「プロメテウス」が生きてくるでしょうか。
書き足りないですが、あとはご覧を。
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コメント
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お久しぶりです。
ネタばれより疑問ぶちまけの方が多くなりそうで。
デスラーの過去に絡めてガミラス本星の命運描写は良かったと思いますが、タラン氏は2199ではディッツ提督側(2202でいうガミラス民主派)ではなかったかな?
それが3年(地球時間でしょう)宇宙を彷徨っていたのはどういうわけでしょう。
バレル大使の報告をデスラー艦で聞いているシーンはあれは密かに傍受したデータなのか、大使からの直伝なのか?バレルは民主派、しかしデスラーは宙ぶらりん状態ですからね。直接交信はしないと思います。
ミルを生かしておくメリットは?テレザートが手の届かない場所に行ってしまった以上ズォーダー氏との交渉カードもなくなっているはず。ミルなんぞ叩っ斬っちまう方があとあと余計な厄介ごとにならずに済むのに。
地球艦隊。波動砲の大安売り。ヤマトで土星宙域海戦のライブ中継を見ている古代の感情はいかばかりかと。あそこまで悩みぬいたのだからそこの描写も欲しかった。
というよりそんな個人の感情ウンヌンより宇宙の危機なのだからスターシアだって波動砲打ちますよ。あくまでも身を守るためなのですから。相手は本当の悪魔(談・土方艦長)です。
投稿: 踊れドールズ | 2018/06/01 20:45
踊れドールズさん、どうも
言われてみればなるほどと思います。
銀英伝を聞いているのですが、そこで客将メルカッツは同盟じゃなくヤン・ウェンリー個人に従っているとか言ってました。ディッツもその類かと思います。
バレルはオープンチャンネルで流してるんだかと思ったんですが、どうでしょう。
予告を見るとミルが生きていることに「縁」がありそうですね。キーマンの母親を殺さなかったから、兄の忘れ形見のキーマンとの予期せぬ邂逅という縁につながってのかなとも思ってます。
波動砲の乱れ撃ちはめっちゃカッコ良く描くことで、白色彗星にはまったく歯が立たないというお約束の絶望展開が強調されると思います。
古代の苦悩はあったかもしれませんが、単に尺が足りないとか。
この話の流れ(「力は力によって滅ぼされると知れ」のブーメランで地球艦隊壊滅→では力以外に白色彗星を止める方法は?)がちょっとぼやけるかなと。
投稿: 竹花です。 | 2018/06/01 23:43