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2018/09/25

2018年夏アニメ最終回目前で面白かったもの

プラネットウィズ、ハイスコアガール、進撃の巨人、働く細胞、アンゴルモアは見続けました。

プラネットウィズとハイスコアガールは予想外の面白さでした。

プラネットウィズ

小学生向けのアニメかと思いきやなかなか奥が深かったです。正義とは時に別の正義と争う。争った先には何があるのか。

シリウス星人の宗矢の世話を焼いている銀子。実はシリウス星人に滅ぼされかけたリエルという星の「姫」だとわかる。よくもまあ旧敵の生き残りと仲良くできますね。銀子が朗らか分、逆に刺さるものがあります。

龍と穏健派と封印派(カレルレンとラシャヴェラク:「幼年期の終わり」なのか!)の抗争を思わせておいて、実は上位意識である「楽園の民」が出てくるあたりまさに「幼年期の終わり」。

最終回目前で月の裏で眠っていた龍が10年後に目覚めるので、宗矢に戦うことを「楽園の民」が求める。龍は楽園の民の弟で、意識体に昇華するのを拒んで龍の形になったそうな。

そして最終回、今まで戦っていた敵同士が協力して強大な敵を相手に戦う大団円、少年漫画の王道ここに極まれり。

戦闘になるとかかる曲が熱いです。

ハイスコアガール

ゲームを軸に展開する「きまぐれオレンジ☆ロード」です。懐かしさがたまりません。

第11話の最後、家庭教師からゲームセンター禁止令が出た大野がついに家出してゲームセンターにいるところに、大野を探しにきたハルオが現れる。大野の涙目。第3話で大野は海外に行くことになってハルオを離れたいくないと空港でハルオに抱きついて泣いて離れなかった状況が再び。ここでエンディング曲。放課後ディストラクション。泣けます。



ゲーム馬鹿ハルオとゲーム無双の大野の淡い恋は10カウントで終わるはずの世界はハルオのエンカウントでコンティニューするのでしょうか。



どうもアニメと同じく原作も結末に向かってるとか。

進撃の巨人

ヒストリアのお父さんの出来損ない巨人が壁を攻める前々回は実に良かったです。絵コンテが実写版進撃の巨人の監督じゃないですか。そして瀕死のケリーをリヴァイが見つける。「ただの」ケリーの独白が泣けます。山路和弘、流石です。

なぜ妹の忘れ形見のリヴァイをちゃんと育てなかったのか。

こいつを見殺しにできるほどヒトを捨ててねえが、親に代われるほどできた人間じゃねえ。

だからナイフの握り方を教えた。

それで最後に巨人になれる注射器を自分で使わずリヴァイに渡す。そして落命。最後の最後に実は良い奴だった展開。アッカーマン一族の洗脳されない能力の犠牲になった男。

こんなスプラッターをNHKで放送するのかと思ったら、国家とかクーデターとか家族とかいろいろと考えさせられる話だったかと納得。

世界は間もなく滅んじゃうんですね。

巨大猿人にも中の人がいたか!で次回。




働く細胞

癌細胞の話が泣けるという凄い科学アニメ。最後にどういう話になるのかと思ったら、出血性ショック。熱中症に続くパニック。赤血球を陰から見守る白血球さん大好きです。

余談:Netflixで始まったマニアックというの2話まで見ましたが、「未来世紀ブラジル」とか「スキャナーダークリー」が好きならお勧めです。

「IT」の脚本を書いたキャリー・フクナガというの作品です。アメリカのクイズ番組で有名になった日本人の俳優さんも笑わせる感じで出てきます。キャリー・フクナガが007の次回作の監督に抜擢されたそうで、ずいぶん大きな賭けに出たものだと期待しています。

ITはスティーブン・キング原作の映画では久々に面白かったです。

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コメント

プラネット・ウィズは最後まで観てもやっぱり話はよくわからなかったのですが、キャラがみんな魅力的だったのでよかったです。敵も味方も悪いやつじゃないってところがよい。第10話の着ぐるみ同士のシュールな格闘もよかったです(笑)。あと戦闘時のロボ同士がぶつかり合うとき等の効果音が独特で面白かった。肉体を捨てた種族っていうのはクラークの「都市と星」が元ネタのような気がしますがやっぱりよくわからない。
結局中盤で主人公に倒された竜造寺隆が竜だったんですかね?

むしむし師さん、どうも
旧敵と手を取り合ってさらに大きな敵に挑むドラゴンボールみたいな展開は少年ジャンプの王道を驀進しているのに、設定は正義とか生死は違う次元から見ればまったく異なって見えるという超変化球をバシバシ投げ込んでくるギャップが良かったです。

尻尾で愛情表現するカレルレンまでもキャラが立ってましたね。龍造寺はアバターみたいなもんじゃないかと思うのですが、どうでしょう。

最後に銀子が龍にありがとうっていうのが、よかったです。宗矢も竜に復讐するはずだったのに最後は助けて清々しい終わり方でした。救いのない終わり方ばかり見てるので逆に新鮮でした。

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